
今の時期はスタイリングの主役として、冬本番にはコートのインナーとして重宝するデニムジャケット。ワードローブの定番ですが、ひと口にデニムジャケットといってもその表情は千差万別。デザインやシルエット、素材が異なればガラッと印象が変わり、定番だからこそそれぞれの個性が際立ちます。そこで今回は、F/STOREから厳選したアイテムをまとめてご紹介。自分のスタイルに馴染む、お気に入りの一着を選んでみて。
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目次
OVERCOAT / WOOL DENIM JACKET


トレンドに左右されず、タイムレスに重宝するベーシックなデニムジャケットを探しているなら「オーバーコート(OVERCOAT)」をチェックしてみて。さりげなく存在感を放つステッチやフラップポケットなど象徴的なディテールは踏襲しつつ、生地にはオーストラリア産メリノウールを原料にしたデニム地を採用。やや太めの糸を使用することでラフな表情を残しながらしなやかさを兼ね備え、一般的なデニム地とは異なり経年変化せず、買った当初のクリーンな佇まいを堪能できます。
paratrait / CRACK DENIM JACKET


デニム特有のダメージを最新技術を用いて再現した「パラトレイト(paratrait)」。最大の特徴は、全面にあしらわれた独創的な柄。コンパクトな着丈に対してゆとりある身幅のボックスシルエットのデニムジャケットをベースに、レーザーと手作業の両方で加工を施すことでひび割れたようなクラック柄を表現しています。袖や裾の断ち切りのディテールも相まってヴィンテージのような佇まいでありながら、テクニカルな技法でモダンに昇華させたブランドらしい一着です。
VIVIANO / BALLOON DENIM JACKET


無骨なデニムジャケットも「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」にかかれば優雅なムードを醸す一着へと様変わり。斜めに配した胸元のシームラインなど26AWコレクションを象徴するウエスタンディテールを取り入れたラギッドなデニムジャケットをベースにしながら、裾部分にはギャザーを寄せることで丸みを帯びた柔らかなシルエットを演出。あえて異なるテイストをミックスさせることで、ブランドのコンセプトである「秩序の花々の間からほのかにゆらめくカオス」を見事に体現しています。秋冬のスタイリングにマッチするブラウンの色味も目を惹くポイントです。
YOUTH OF THE WATER / DENIM BLOUSON


一見するとミニマルでありながら、テーラリングの技術と産地のクラフトマンシップが凝縮された「ユース オブ ザ ウォーター(YOUTH OF THE WATER)」のデニムブルゾン。生地には、国内紡績の糸を用いて岡山県の機屋で織り上げた12.5ozデニム地を採用し、旧式織機ならではの風合い豊かな生地に、海洋深層水を用いたユーズド加工を施すことで、自然なムラと深みのある色味を引き出しています。さらにパターン設計においては、自然に前振りとなる袖付けやフロントダーツ、比翼仕立ての前立てなど、本格的なテーラードの技法を応用して立体的な美しさを追求。1950年代に見られる着脱式のつけ襟や、表に輪郭を浮かび上がらせた内ポケットなど、着こなしのアクセントとなる細やかなディテールにも注目です。
TANAKA / UTILITY JEAN JACKET


「タナカ(TANAKA)」を語るうえで外すことができないデニムアイテム。デザイナーのタナカサヨリは前職でデニムのデザインを担当しており、当時学んだ知識を背景にヴィンテージをモチーフにしたコレクションを展開し、ブランドを象徴するアイテムとして年代や性別問わず人気を集めています。今回紹介するユーティリティジャケットは、26AWコレクションの新作として登場した一着。肌に馴染み柔らかく経年変化する日本製のプレミアムセルビッジデニムや、リアルに着込んだかのようなあたりを表現した加工など、デニムアイテムに定評のあるブランドらしいこだわりをベースに、気軽に羽織れるジップアップタイプのジャケットを製作。フロントとバックに施したタックが自然な立体感を生み出し、きれいめなスタイリングにもハマる一着です。
IRENISA / TRUCKER JACKET


デニムジャケットのカジュアルなイメージに苦手意識を抱いている人におすすめしたい「イレニサ(IRENISA)」の一着。ワークウェア特有のカッティングやステッチワークを取り入れつつ、テーラリングに定評のあるブランドらしく、端正なバランスのパターン設計で再構築。ジャケットのような綺麗な衿の返りとシャープな袖回りを合わせることで、まるでテーラードジャケットのような美しいシルエットへと昇華し、従来のデニムジャケットとは一線を画す仕上がりに。ハイゲージのカットソーにスラックスを合わせた大人っぽい装いにもすんなり馴染みます。
Nomàt / UTILITY JK


既存のテキスタイルを使用せず、常に新たな生地の開発を進める「ノマット(Nomàt)」。その探究心は26AWコレクションでも健在です。今回ピックアップしたユーティリティジャケットに使用されているテキスタイルは、デニム地に短い繊維を植え付けるフロッキー加工を施し、バイオ加工をかけたブランドオリジナルのもの。京都の職人と約1年にわたり試作を重ねて完成させた渾身の生地であり、デニム地特有のタフさと経年変化したスエードのような高級感を両立。この象徴的なテキスタイルをオーセンティックなデザインのワークジャケットへと落とし込むことで、シーズンのテーマである「ワークウェアの構造にやわらかさや余白を加えること」を表現しています。全体をよりモダンに引き締めるゴートレザーがさりげないアクセントに。
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