

一枚で着ればスタイリングの主役として、朝晩の気温が低く今の季節には軽い羽織りとして重宝する"デニムシャツ"。汎用性の高いアイテムですが、ひと口に「デニムシャツ」といってもその表情は千差万別。デザインやシルエット、素材が異なればガラッと印象が変わり、シンプルだからこそそれぞれの個性が際立ちます。そこで今回は各ブランドから届いた新作をまとめてご紹介。自分のスタイルやワードローブに馴染む、お気に入りの一着を選んでみて。
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目次
無二の独自性を踏襲した「シーオール」のデニムフェンシングシャツ



世界中から厳選した高品質な素材と伝統的な職人技を融合させたアイテムを展開する「シーオール(SEEALL)」。 昨シーズンから人気を集めている新定番のシャツは、フェンシングウェアから着想を得たというユニークなデザインアプローチが光るアイテムです。モチーフに則ったハイネックのデザインを採用しながら、ゆるやかに身体を覆うリラクシーなシルエットとドロップショルダーで仕立てることで、気兼ねなく着こなせる一枚へとアップデート。シーズンごとに生地を変え展開していますが、今シーズンは優雅なドレープを堪能できる柔らかなコットンデニム地を採用し、よりカジュアルに着こなせる仕上がりに。シャンブレーのような光沢感とミニマルなデザインがマッチした一枚は、スタイリングでもさりげなく存在感を放ちます。
スタイリングの幅を広げてくれる「イレニサ」のデニムプルオーバーシャツ



メンズ服の定番とされているアイテムにブランド独自の解釈を加え、長く着られる服を提案している「イレニサ(IRENISA)」。ベーシックなデニムシャツを大胆にプルオーバー仕様へと変更した一着は、アノラックのようにスタイリングに取り入れられ、着こなしの幅をぐっと広げてくれます。捻りを効かせた佇まいだけではなくテンセルを原料にしたデニム地で仕立てることで、シルクのような光沢感と美しいドレープを帯びた、モダンな一着へと昇華させています。カジュアルなアイテムを素材とデザインでエレガントに刷新する、ブランドの手腕が光る仕上がりです。
ヴィンテージを大胆にアップデート、「N.ハリウッド」のウエスタンデニムシャツ



アメリカの名優スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)が映画内で着用し人気に火がついた「ラングラー(Wrangler)」のウエスタンシャツを、モダンに再構築した「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」。ウエストにシェイプを効かせボディラインを強調させていた1980年代のモデルをベースにしながら、エフォートレスなムードを醸すゆとりあるシルエットへと変更することで現代的にアップデート。象徴的な胸元のフラップポケットやヨークのデザインなどモチーフに則ったディテールや、生地にはストーンウォッシュ加工でヴィンテージライクに仕上げた「ラングラー」オリジナルの7.25ozデニム地を採用するなど細部にまで抜かりない、完成度の高い仕上がりが特徴です。
刺繍の味わいと経年変化が描く「タナカ」のインディゴリネンシャツ



「ヨウジヤマモト」や「ユニクロ」というグローバルブランドで経験を積んだデザイナーが手掛ける「タナカ(TANAKA)」。ニューヨークを拠点するブランドらしいラフな雰囲気に、日本ならではの繊細さが加わったアイテムを得意とするブランドの新作は、軽く爽やかなインディゴリネン生地で仕立てたオープンカラーシャツ。前後にあしらわれた線画のような刺繍は、インスピレーショントリップで訪れたアリゾナの自然をモチーフにしたもの。今季のテーマである「都市と自然の調和」を象徴するボタニカル柄が、シャツをキャンバスに見立てた風景画のような美しい表情を描き出します。クリーンなホワイトのドットボタンや、豊かなドレープを生むアームラインなど細部まで抜かりなく、夏の着こなしに大人の気品と心地よい抜け感をもたらしてくれる一着に仕上がっています。
鮮やかなライトブルーが目を惹く「インアット」のM-35デニムシャツ



ミリタリーやワークウェアをモチーフに、天然染料をカラーパレットに採用したデイリーウェアを提案している「インアット(INNAT)」。国内のコレクションブランドで数十年に渡る経験を持つデザイナーが手がけるコレクションは、単なるモチーフの再現にとどまらず、ボタニカルダイによる柔らかな色味や上質な素材使いなど細部におけるアップデートを施し、年代や性別問わず人気を集めています。今回ピックアップしたデニムジャケットは、アメリカ陸軍のヴィンテージの中でも非常に人気が高いデニムプルオーバーをサンプリングした一枚。象徴的なフロントのポケットなどディテールを踏襲しながら、生地にはライトオンスのデニム地を採用し、さらに前開きの仕様へと変更することで日常使いしやすい一枚へと昇華。軽やかな生地とクリーンなライトブルーの色味も相まって、爽やかに着こなせます。
多彩なギミックが詰まった「タム」のデニムトラッカーシャツ



「サカイ(sacai)」で経験を積んだデザイナーが手掛ける「タム(Tamme)」からは、ブランドが得意とするデニムシャツジャケットをピックアップ。オーセンティックなデニムシャツをベースに、立体感を演出する折り畳まれた前立てやフロントに配したドットボタン、シルエットにメリハリをつける腰元のドローコードなど、多彩なギミックを盛り込むことでブランドらしくテクニカルに昇華。ゆとりあるサイズ感で仕立てられているので、ジャケット感覚で着こなせ、スタイリングの幅を広げてくれること間違いなし。
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