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ミラノデザインウィーク2026

Image by: グランドセイコー

グランドセイコーが日本の気鋭クリエイターとミラノデザインウィークでコラボレーション ダイヤルから着想を得た作品を発表

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ミラノデザインウィーク2026

Image by: グランドセイコー

 世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2026」が、4月21日から26日まで開催されている。世界各国から集まったブランドがミラノ市内で最新のデザインを披露している。

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 日本発のラグジュアリーウォッチブランド グランドセイコーは、2018年に初参加し、同デザインウィークを発信の場の一つとして展開しており、昨年は吉岡徳仁とのコラボレーション作品を発表した。今年はブランドのフィロソフィーである「THE NATURE OF TIME」 をテーマに、日本の精神性に基づいた自然や季節の移ろいへの感性と、時の本質に迫ろうとする匠の姿を、インスタレーションを通じて表現している。

「ダイヤル」に焦点を当てた3人のクリエイター作品

 今回のインスタレーションは、デザインディレクターの桐山登士樹をプロデューサーに迎え、空間デザインは森ひかるが担当。「空気感との対話」をテーマに多岐に渡る作品を発表している進藤篤、蛭谷和紙唯一の継承者で暖かみのある個性的な和紙を手作業で制作する川原隆邦、ストーリー性の高い映像表現に定評のあるCGディレクター阿部伸吾という、各分野で活躍する3人の気鋭のクリエイターたちが集結した。

 それぞれの作品で焦点を当てているのは、グランドセイコーの「ダイヤル」だ。自然の質感や陰影を凝縮したダイヤルに宿る世界観を、クリエイターたちが独自の視点を通して作品に昇華した。

 進藤篤の「PULSE OF TIME」は、時計のダイヤルに見られる光の屈折や多層的な質感を、空間全体へと拡張したインスタレーション。何百もの光の脈が移ろい、煌めく様子を通じて、絶え間なく続く時間の波に取り込まれるような体験を創出する。

ミラノデザインウィーク2026

 グランドセイコーは憧れのブランドのひとつだったと語る進藤は、グランドセイコーのダイヤルを繊細なレイヤーで構成された「小宇宙」と捉えた。日本の自然の移ろいや淡い感覚を表現するために究められた造形と、職人技に最新技術を融合させる探究心に感銘を受け、本作の着想を得た。作品では、ブランドの真髄である「多層性」を空間へと拡張。3Dプリンティングによる植物由来の酢酸セルロース樹脂をパーツに用い、あえて層を完全に接着させず解けるように連ねることで、独自の質感を創出した。文字盤の略字に基づき配置された12箇所のポイントを介して繰り返し描かれる造形は、まさに「時間の軌跡」といえる。見る角度や距離によって変化する「光の脈」を楽しんで欲しいと、進藤は語る。

 川原隆邦は、2つの作品を制作した。「aurora」は、和紙の薄さと漉き方を細かく変えることで生まれる質感と透過性が、穏やかな光の生命と時の流れを表現。光の移ろいに応じて変わる表情が、静かで流動的なオーロラの広がりを再現している。

ミラノデザインウィーク2026
ミラノデザインウィーク2026

 「うつろい」は、繊細でありながら躍動感が溢れる和紙で、自然現象を映し出した作品。グランドセイコーの代表的なダイヤルデザインをモチーフに、静謐さと動きを表現した。日本文化の長い歴史を宿した和紙を幾重にも重ねることで、今回のテーマである「THE NATURE OF TIME」を可視化させている。

ミラノデザインウィーク2026
ミラノデザインウィーク2026

 川原にとってのグランドセイコーは、精緻な技術と長い歴史を有し、日本の哲学を体現する象徴的なブランドだ。作品制作においては、ダイヤルに見られる質感や陰影、その背景にあるものづくりの哲学、そして時の流れから着想を得て、自然の雄大さや日本の美意識を独自の物語として表現した。特にこだわったのは、和紙の薄さや漉き方を緻密に変化させることで生み出される、繊細な質感と光の透過性である。見る角度や光の加減によって表情を変え、やわらかな動きを見せる和紙特有の性質を最大限に活用している。

 阿部伸吾の「story」は、舞い降りる花びらや降り積もる雪、吹き付ける風、木立の間を動く影など、自然の景色が時間とともに描く風景を捉えた映像作品。ダイヤルのテクスチャがほどけ、光と影が連鎖することから生まれる新しい景色が、凝縮された時間を感じさせる。

ミラノデザインウィーク2026

 阿部は当初、グランドセイコーを高い技巧と精度を誇る「王道」のブランドと捉えていたが、実際に工房を訪れた際に歴史を守りながら絶えず変化を続ける「進化」の現場を目の当たりにした。数多の挑戦の末に仕上がる時計、特にダイヤルを「結晶」だと捉え、そこに込められた圧倒的な熱量と、対照的に湛えられた「心地よい静けさ」に深く心を寄せ、本作の着想を得ている。時計を身に着け、日常の光の中で変化する色や輝きを眺めているうちに、今とは違う時間、こことは違う場所に心を運んでくれるような感覚を映像で表現したという。

表現の源泉となったグランドセイコーの腕時計

 3人のクリエイターによる今回のインスタレーションのインスピレーション源となっているのは、グランドセイコーのダイヤルデザイン。なかでも代表的なコレクションが「Evolution 9 Collection」だ。メカニカルモデル「SLGH005」は、グランドセイコーのメカニカルムーブメントの製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」と同じ岩手県にある日本有数の白樺林のイメージを、ダイナミックな型打模様と繊細なカラーリングでダイヤルに表現。すらりと高く伸びた白樺が奥行きを持って幾重にも林立する神秘的な光景を表している。

Evolution 9 Collection メカニカルハイビート36000 SLGH005

Evolution 9 Collection メカニカルハイビート36000 SLGH005

Image by: グランドセイコー

 スプリングドライブモデル「SLGB003」は、スプリングドライブムーブメントの製造地であるセイコーエプソン塩尻事業所内「信州 時の匠工房」の東に位置する諏訪・霧ヶ峰高原に厳冬期に現れる樹氷がインスピレーション源。澄み渡る雪原に林立する幻想的な樹氷の姿を、ダイヤル上の緻密な型打模様へと昇華。さらに、光の具合で表情が変化する表面加工をダイヤルに施すことで、淡い色調でありながら、存在感のある面持ちに仕上げている。

Evolution 9 Collection スプリングドライブ U.F.A. SLGB003

Evolution 9 Collection スプリングドライブ U.F.A. SLGB003

Image by: グランドセイコー

最終更新日:

■ミラノデザインウィーク 2026
開催期間:2026年4月21日(火)~26日(日)
会場 :ガレリア・ダルテ・モデルナ・イル・カステッロ(Galleria d’arte moderna “Il Castello”)
所在地:Via Brera , 16, 20121 Milano, Italy

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