Fashioninterview

GUデジタルチーム×ナイロン編集長「インスタはもうかるか?」成功例から探るSNS収益化の仕組み

■難易度が高いインスタグラムも「様々なチャレンジが可能」

―今、インスタグラムのユーザー数が大きく伸びているのも関係しているのでしょうか。

GU:去年あたりは、まだファッションに寄った狭いメディアかなという見方だったんですが、やはり今年になって相当変わってきましたよね。

ナカヤマン。:市場拡大のスピードは予想以上です。ドレスイングでは、Twitterが伸び始めた4〜5年前からSNSに注力してきましたが、インスタグラムの成長スピードには驚きます。しかも、色々なセグメントを巻き込んできたのが衝撃的で。黎明期のインスタグラマーって、髪の毛の色が派手だとか写真自体にインパクト出しやすい子が目立っていたけど、ニッチだったんですよね。それがどんどん変化してきました。とは言え、インスタグラムはこれまでのSNSと比較してもプロモーション活用の難易度が高いので、手こずるブランドやエージェンシーは多いと思いますよ。

GU:そうですね。インスタグラムは非常に発信のメディアとして優れているんですけど、企業が活用するのは難しいメディアなんですよ。「GU TimeLine」でも去年はエッジなファッションインフルエンサーに寄っていたんですが、本来はもっと幅広い年齢層を取り込みたかったので、インスタグラムの裾野が広がったことはとても有効でした。モデルさん達も、今だいぶフォロワー数が増えてますよね?

moco:はい。この企画の間に、フォロワーが10万人を超えました!

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―今回の企画は「インスタはもうかる」というひとつの成功例になったかと思います。今後も可能性が広がりそうでしょうか。

ナカヤマン。:デジタルキャンペーンメディアとしてのGU、雑誌メディアとしてのNYLON、個人メディアとしての野崎智子。レイヤーが異なる媒体間のリンクが巧く張れたのが今回の企画です。ブランドやファッションアイコンをメディアと定義できる意味でも様々なものが近くなり、リンクさせ易くなっているとも言えます。「インスタグラムは難易度が高い」一方で、リスクヘッジを企画に盛り込みさえすれば、様々なチャレンジが可能になりますね。「GU TimeLine」も今回の成功を新たなステップに繋げようと、色々な話を進めています。

GU:インスタグラムを売上につなげようという企画は各社が取り組んでいることでもあるので、GUとしては、秋冬のキャンペーンアイテムであるワイドパンツをプロモーションする手段として、その先を行きたいですね。例えば、動画をインスタ経由でどう使うかとか。コンバージョンは難しいかと思いますが、しっかりメディアの設計をしながら、次のレベルの挑戦をしていきたいと考えています。


■GU TimeLine (ジーユータイムライン)とは?
今のトレンドを牽引するファッショニスタ達が、スタイリングにGUを取り入れて、インスタグラムで続々と発信中。
それらを「まとめサイト的」に「デジタルカタログ」にしたのが"GU TimeLine"。
スタイリングを楽しみながら、気に入ったアイテムの購入も可能。
 http://www.gu-global.com/gutl/

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■NYLON JAPAN:NYLON.jp(http://www.nylon.jp/

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