Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】Jブランド創始者ジェフ〜スキニーのヒットとファストリ提携

 スキニージーンズを世界的にヒットさせ、「美脚デニム」の代名詞といわれるLA発「J BRAND(ジェイ ブランド)」の創始者Jeff Rudes(ジェフ・ルーズ)が、世界に先駆けて日本で新作を発表するために来日した。2012年にはユニクロを運営するファーストリテイリングがJブランド・ホールディングスを子会社化し、今年10月には世界初の直営店を国内にオープン。グループブランド「Theory(セオリー)」とのコラボレーション商品の展開を開始するなど、グループメリットを生かした取り組みも目立っている。30年以上に渡りジーンズ一筋のジェフに、スキニージーンズのブレイクのきっかけや、日本企業との提携によるシナジーやヴィジョンを聞いた。

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■スキニージーンズがヒット

 アメリカ西海岸のLAは、「セレブジーンズ」と呼ばれる高級デニムのブームを生み出した地。ハリウッドセレブが愛用するデニムは人気を呼び、そのブームの波は2000年前後に日本にも押し寄せた。中でも多くのセレブリティや著名モデルらが愛用していたのが「J BRAND」だ。その効果は明らかで瞬く間にブレイクしたが、ジェフは「自信のある商品を彼らに試してもらっただけ」と冷静だ。

 「J BRAND」を世界的に著名なブランドにしたのは、日本を含め世界的にヒットしたスキニージーンズ。そのきっかけについてジェフは、「我々がスキニージーンズを売り出した会社の第一号というわけではありません。しかし、"スキニージーンズをグローバルな形で流通させた"という点では一番手と言えるのではないでしょうか。人気に火がつきはじめたのは、ジーンズにストレートのトレンドが戻ってきた頃。以前はファブリックの伸縮性が低くタイトなシルエットは難しかったのですが、技術の向上によって可能になり、スキニーを世界的に売り出したことが発端でした」と話す。

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J BRAND ジーンズの新作

 「J BRAND」は現在、世界20カ国以上、2,000以上の百貨店やセレクトショップで展開されているという。しかしフィットに関しては世界共通で、ローカライズしないことを特徴にしている。「良い素材を選び抜き、パターンのバリエーションを広くそろえているので、様々な体型の方が着用できるように工夫しています。そのため、アジアやその他の地域向けに特別なフィットを作る必要はありません」という、グローバルな視点が躍進につながったようだ。ただコラボレーションに関しては積極的で「Hussein Chalayan(フセイン チャラヤン)」や「Christopher Kane(クリストファー ケイン)」といった気鋭ブランドと取り組み、カジュアルアイテムだったジーンズのブランディングを高めたことで新しい顧客の獲得につながっている。現在は、スタイリングで提案するレディ・トゥ・ウエアの展開にも力を入れているという。

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東京で発表された J BRAND レディ・トゥ・ウエア 2014年春夏コレクション


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