
アパレル企業が夏でも快適に着用できる夏マスクの販売に続々と乗り出しています。「夏向けマスク試着レビュー」では、各社のマスクの使用感を20代女性社員Yの視点から徹底レビューします。第3回はサトーの「ice mask」。
ice maskは国内デザイナーズブランドのニット製品のテキスタイルデザインと製造を手掛けるサトーの技術力を活かし、ポリエステル糸を高密度に編み上げたニットの立体マスク。サイドには通気性の高いメッシュ構造を採用しています。マスクの内側中央部分に付属の保冷剤を入れることができるポケットが備わっており、耳にかけるゴム紐は顔のサイズに合わせて調整が可能。カラーはスノー、ベージュ、ブルーグレー、ピンクの4色展開で、今回はベージュを購入しました。
素材:ポリエステル100%
サイズ:12.5cm×18cm
価格:税別2400円(2枚入り)
・レビュー方法について

レビュー方法は、フルメイクをした後にマスクを着用(ベースメイクは下地、コンシーラー、ファンデーション、フェイスパウダー)。8時間マスクを着けて生活し、「快適さ」「フィット感」「ファンデの落ちにくさ」「コスパ」の項目で評価します。
■感想
快適さ :★★★
フィット感 :★★★
ファンデの落ちにくさ :★★☆
コスパ :★★☆
ノーズワイヤーだけではなく耳にかける紐の長さも調整可能なため、フィット感は夏マスクシリーズの中ではダントツで良かったです。ゴムの紐はとても柔らかく長時間着用しても全く痛くならず、またマスク本体にはポリエステルが採用されているため着け心地も快適でした。ただ、鼻にしっかりフィットするので鼻の部分だけ若干ファンデ落ちが気になりました。
本商品は保冷剤付きなので他のマスクよりも涼しく、冷却効果が2時間弱ほど持続。「保冷剤をマスクに入れると重くなるのでは?」という懸念点がありましたが、マスクの位置が大きくずれることはなかったので、そこまで気にならなかったです。保冷剤はそのまま凍らせると入れにくいので、折りたたんでから凍らせるのがオススメ。マスク2枚と保冷剤4つのセットで2400円と価格は少しお高めですが、この涼しさとフィット感には価格相応の価値があると思います。着用時のシルエットも含め、今回のマスクはかなり好みでした。色違いでの購入も検討中です!
★日本衛生材料工業連合会によると、マスクには適性のサイズがあるそう。顔に合わないマスクでは、花粉や細菌が隙間から侵入する恐れがあります。同協会が推進するマスクサイズの測り方は以下の通り。参考にしてみてください!
・親指と人差し指でL字形を作る。
・L字形にした状態で、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1センチ下のところに人差し指の先端を当てる。
・親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安に。
測った長さが、9~11センチ→子ども用サイズがおすすめ
10.5~12.5センチ→小さめサイズがおすすめ
12~14.5センチ→ふつうサイズがおすすめ
14センチ以上→大きめサイズがおすすめ
■ice mask:公式オンラインストアで販売中
問い合わせ先:info@sato-knit.com
【vol.1】小松マテーレの「ダントツマスクール」
【vol.2】無印良品の「サッカー織りマスク」
【vol.3】サトーの「ice mask」
【vol.4】ヨネックスの「スポーツフェイスマスク」
【vol.5】青山商事の「抗ウイルス加工マスク・冷涼タイプ」