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アパレル企業が夏でも快適に着用できる夏マスクの販売に続々と乗り出しています。短期連載「夏向けマスク試着レビュー」では、各社のマスクの使用感を20代女性社員Yの視点から徹底レビューします。第4回はヨネックスの「スポーツフェイスマスク」。
スポーツフェイスマスクは6月発売時に1万枚が即完売した人気商品。ヨネックスが様々なスポーツウェアに取り入れている独自開発の素材「ベリークール」を使用しており、汗に反応して熱を吸収するキシリトールを配合した涼感素材のマスクとして打ち出しています。マスクの生地には吸汗速乾性に優れたニットテフロンメッシュを採用。また、洗濯しても効果が持続する抗菌加工を施しています。ノーズワイヤー入りで、耳にかける紐の長さはストッパーで調整可能。カラーはブラック、アイスグレー、ピンク、ライトブルーの4色展開で、今回はライトブルーを試してみました。
素材:表地 ポリエステル90%、ポリウレタン10%/裏地 レーヨン85%、綿10%、再生繊維5%
サイズ:13.5cm×19cm
価格:税別840円
・レビュー方法について

レビュー方法は、フルメイクをした後にマスクを着用(ベースメイクは下地、コンシーラー、ファンデーション、フェイスパウダー)。8時間マスクを着けて生活し、「快適さ」「フィット感」「ファンデの落ちにくさ」「コスパ」の項目で評価します。
■感想
快適さ :★★☆
フィット感 :★★★
ファンデの落ちにくさ :★☆☆
コスパ :★★☆
キシリトールが配合されているということもあり、装着時は涼しく感じました。耳にかけるゴムの長さは調整可能なためしっかりと顔にフィット。メガネを着けてもレンズが曇る事はなかったです。ただ、長さを調整するストッパーが耳の裏に当たるので、長時間着けてると若干痛さを感じました。また、顔にフィットしすぎるのか熱がこもってしまい、着けたまま外を歩くと少し息苦しかったです。頬や鼻、唇がぴったりとマスクに触れるのでファンデーションやリップが付きやすい印象もありました。しかし蒸れに関しては、速乾性に優れている素材ということもあり、あまり気になりませんでした。
価格は1枚840円と安くはないですが、洗って繰り返し使用できることを考慮すると妥当な値段だと思います。ロゴが目立つデザインなので、着用シーンが限定されてしまうのがネック。とはいえ、生地とロゴのカラーのコントラストが低いこともありデザイン的にはそこまで気にならなかったので、日常生活で使うのには良さそうです。
★日本衛生材料工業連合会によると、マスクには適性のサイズがあるそう。顔に合わないマスクでは、花粉や細菌が隙間から侵入する恐れがあります。同協会が推進するマスクサイズの測り方は以下の通り。参考にしてみてください!
・親指と人差し指でL字形を作る。
・L字形にした状態で、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1センチ下のところに人差し指の先端を当てる。
・親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安に。
測った長さが、9~11センチ→子ども用サイズがおすすめ
10.5~12.5センチ→小さめサイズがおすすめ
12~14.5センチ→ふつうサイズがおすすめ
14センチ以上→大きめサイズがおすすめ
■スポーツフェイスマスク:7月17日(金)23:59まで公式サイトで抽選販売申し込み受付(詳細ページ)
問い合わせ先:03-6263-8511(ヨネックス東京ショールーム)
【vol.1】小松マテーレの「ダントツマスクール」
【vol.2】無印良品の「サッカー織りマスク」
【vol.3】サトーの「ice mask」
【vol.4】ヨネックスの「スポーツフェイスマスク」
【vol.5】青山商事の「抗ウイルス加工マスク・冷涼タイプ」