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　ボディグラムは、AIの学習機能を用いて身体サイズを推定する技術。基礎情報を入力し、服を着たままスマートフォンで撮影すると、被写体のボディラインが自動で検出される。腹囲、肩幅、手足の長さなど全身24ヶ所の推定計測ができ、昨年には、スマートフォン1つで身体計測できるアプリとしてユーザーの支持を集め、iOSの無料アプリランキングで1位を獲得した。　チュチュアンナの対象店舗では、店頭の端末に身長や体重、性別、年齢を入力後、店舗スタッフが正面と側面の写真を2枚撮影してもらうことでトップバストとアンダーバストの計測が完了。フィッティングルームを利用せず、着衣のまま短時間で計測できる。

Fashion

着衣のまま短時間でバスト採寸可能に、チュチュアンナが「ボディグラム」を業界初導入

　ボディグラムのアプリでは、身長や体重といった数値の入力後、スマートフォンで正面と側面の写真を撮影することで全身24ヶ所を推定採寸。今回の新機能では採寸データをベースに3Dアバターが形成される。ユーザーは採寸した身体データを数値ではなく3Dで視覚化されたアバターで確認でき、データを蓄積することで体型変化の推移も3Dイメージで記録・確認することが可能。トレーニング成果が体型変化と共に3Dアバターでイメージ化されるため、自宅でのフィットネスのモチベーション向上にも役立つという。Apple社のヘルスケアAppとの連携も可能で、最も体型の変化を実感し易いウエストの推移もトラッキングが可能となる。同社はオンラインジムコンテンツ、バーチャルワークアウト、フィットネスゲームといったフィットネステック領域でのBtoB連携も視野に入れており、既にいくつかのブランドとの交渉を開始しているという。

Technology

Bodygram、3Dアバターによる体型トラッキング機能を追加

　スマート採寸は、日時指定で一斉に行う従来の制服採寸における生徒および保護者の負担や、学校関係者の作業負荷軽減を目的に企画。今年1月から実施していた試験運用の検証結果をもとに、高精度の採寸が行える体制が整ったことに加え、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から三密を避けたサービスの提供が急務だったことを受けて本格展開を決めたという。　同サービスでは事前登録の後、手持ちのスマートフォンで全身を撮影することで適正なサイズを提案。長年の学校採寸で蓄積した膨大なデータを活用し、生徒の身体の成長や学校の着装規定を考慮したサイズを算出する。提案されたサイズを参考に注文し、オンライン決済後、指定した住所と日時に制服が配送される。　また、対面採寸が必要な場合は、スマートフォンから日時を指定する「予約採寸」の利用が可能。支払いはオンラインのほか店頭決済に対応しており、受け取りは配送および店頭のいずれかを選択できる。　現在ボディグラムは、ファッション通販サイト「ショップリスト（SHOPLIST.com by CROOZ）」や「ユニクロ（UNIQLO）」などがオンラインストアで活用しており、そごう横浜店と西武池袋本店の2店舗では紳士向けワイシャツ売場での試験運用を開始している。

高精度採寸システムBodygramを搭載、学校制服の新サービス「スマート採寸」が登場

　ボディグラムは、アプリで年齢、身長、体重、性別の基本情報を入力し、服を着用したまま正面と側面の2枚の全身写真を撮影することで被写体のボディラインを自動で検出。腹囲、肩幅、手足の長さなど全身の身体サイズの高精度な推定採寸が可能だという。　そごう・西武では店舗の販売員が顧客を撮影し、採寸データをプリントアウトして提供。新型コロナウイルス感染症予防の観点から顧客と販売員の接触機会を減らした上で、従来通りの正確な採寸を目指す。そごう横浜店と西武池袋本店の2店舗で3ヶ月間試験運用し、他店舗や他売場への導入を検討するという。

百貨店初、高精度身体採寸テクノロジー「Bodygram」をそごう・西武が導入

　ボディグラムは人工知能が全身の推定採寸を行う身体採寸テクノロジー。スマートフォンで撮影した2枚の画像と、身長、体重、性別、年齢の4つの基本情報から被写体のボディラインを自動で検出し、全身16ヶ所の推定採寸を三次元的に行うことができる。服を着たままの状態でも撮影が可能で、米国では特許技術に認可されている。ファッション通販サイト「ショップリスト（SHOPLIST.com by CROOZ）」や「ユニクロ（UNIQLO）」の商品のサイズ選びを簡略化するサービス「MySize CAMERA」にも導入されている。当初はシリコンバレー発のカスタムシャツブランド「オリジナルスティッチ（Original Stitch）」を展開するオリジナル社（Original Inc.）のBtoB事業としてスタートしたが、独立したプラットフォームとして事業展開していくため2019年1月にBodygram Inc.を設立。日本事業は昨年5月に設立したBodygram Japanが手掛けている。　今回得た資金は、ボディグラムのAI技術およびサービス向上を目的とした研究開発投資に充てる。また、採寸データを蓄積し様々な用途に活用するためのデータプラットフォーム「ボディバンク（BodyBank）」のエコシステムの構築や、デジタルアパレル・オンラインフィットネス・遠隔医療への進出、ニューヨークオフィスの開設などにも取り組むという。

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