日本人選手がメダルを獲得したことで注目を集めているオリンピックの新競技スケートボード。競技終了後には選手が着用したユニフォームが人気を集め、即完売となったほか、体験会やスクールの問い合わせが殺到するなど、競技人気の高まりを感じさせます。そこで今回は、堀米雄斗選手などスケートボードで金メダルを獲得した選手のデッキとシューズを紹介します。
◆堀米雄斗選手
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スケートボード人気の火付け役となった堀米雄斗選手。圧巻の滑りで、男子ストリートの金メダリストに輝きました。
堀米選手のシューズは「ナイキ SB(NIKE SB)」を代表する人気シリーズでプロスケーター ステファン・ジャノスキー(Stefan Janoski)のシグネチャーモデル「ズーム ステファン ジャノスキー スリップ」。着用していたのは白をメインカラーに、赤を履き口に配した限定カラーでした。なお、金メダル獲得後にはブラックカラーが一時的に在庫切れとなりました。
デッキは「エイプリルスケートボード(APRIL SKATEBOARDS)」の堀米選手モデル「FUJI」。富士山や桜のグラフィックと共に「YUTO HORIGOME」の文字がデザインされています。堀米選手は記者会見で、競技中に着用していた富士山のデザインが特徴的なナイキのウェアについて聞かれ、「自分のボードにも富士山のグラフィックがあって、それと合わせたいなと思って選びました」と話していました。
◆西矢椛選手
女子ストリートで金メダルを獲得した13歳の西矢椛選手。2019年に小学6年生で出場した世界最高峰の大会「Xゲーム」のアメリカ大会では準優勝に輝いています。
シューズは「アディダス(adidas)」のスケートシューズ「マッチブレイク スーパー(Matchbreak Super)」の限定モデルを着用。白のパンツに合わせた足元のスリーストライプスが印象的でした。
Image by: adidas
デッキは「エレメント(ELEMENT)」の「QUADRANT」2020年秋冬モデル「TEAL PINK」。エレメントのメインロゴを4つ並べた人気モデルで、銅メダルを獲得した中山楓奈選手も同じデザインのデッキを使用しました。こちらのカラーはすでに完売していますが、同モデルの人気定番カラーのブラック&レッドは通年を通して展開しています。
◆四十住さくら選手
女子パークで金メダルを獲得した四十住さくら選手。予選4位通過から決勝では見事な滑りを披露しました。
四十住選手の足元を飾ったのは「ヴァンズ(VANS)」の定番モデル「オールドスクール(OLD SKOOL)」。スケート仕様ではないクラシックモデルのオールホワイトを着用しました。
Image by: VANS
四十住選手が使用した「パウエル・ペラルタ(POWELL PERALTA)」のデッキは、イギリスのフォトグラファー レヴォン・ビス(Levon Biss)のアートワークがデザインされたモデルです。レヴォン・ビスは、競技終了後に自身のインスタグラムで四十住選手への祝福の言葉を贈りました。
◆キーガン・パーマー選手
男子パークではオーストラリア代表のキーガン・パーマー(Keegan Palmer)選手が優勝。決勝では95.83点の高得点と圧巻の滑りを見せました。
シューズはヴァンズのプロスケートラインからプロスケーター アンソニー・ヴァン・イングレン(ANTHONY VAN ENGELEN)のシグネチャーモデル「AVEプロ」を着用。グリップ性と柔軟性を兼ね備えた半透明のアウトソール「UltimateWaffle」が目を引きました。
デッキは、トップスケーターのポール・ロドリゲス(Paul Rodriguez)がフロントマンを務める「プリミティブスケートボーディング(PRIMITIVE SKATEBOARDING)」。蝶や薔薇のグラフィックがあしらわれたボードを使用していました。プリミティブスケートボーディングは「ドラゴンボールZ」や「NARUTO -ナルト-」などとコラボしたことでも知られています。
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