ショーのフィナーレ
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「ザ・リラクス」"らしさ"際立つ初のショーで現代のクラシックスタイルを提案

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 シンプルなグレーのランウェイが敷かれた会場に響く鼓動。その音がだんだんと大きくなり、「ザ・リラクス(THE RERACS)」による初のショーがスタート。メンズとウィメンズの混合で2019年秋冬コレクションを発表した。

 2010年の創業以来、初めて開催するランウェイショーの会場に選んだのは、恵比寿ガーデンプレイス・ガーデンホール。シーズンテーマ「NEW MODERN CLASSIC」の通り、コレクションはクラシックスタイルの王道と言えるジャケットや得意とするアウターを中心としながら、現代的なスタイルで構成された。グレー、ホワイト、ベージュ、ネイビー、ブラックと、ブランドが軸としているベースカラーが順に変化。デザイナーの倉橋直実は、ブランドへの「入り込みやすさ」を意識したという。

 「立ち姿が美しく見えるように」と仕立てられたウェアは、余分な切り替えやダーツを入れず上質なテキスタイルが際立ち、凛とした佇まい。光沢と温かみのあるウールを中心に、ボアやフリースなど、シンプルだがテクスチャーのバリエーションが豊富だ。ノルディック柄やアーガイル柄は秋冬のムードを高め、ベースボールキャップや肩から斜めに掛けたジャケット、スポーティーな素材のロングパーカ、ボトムスから覗く白ソックスなど、都会的なエッセンスが垣間見える。

 これまで展示会形式の発表を続けてきたが、ショー形式に切り替えた理由について倉橋は「顧客や生産サイドの関係者など今までお世話になった方に、2Dの画像や店舗ではできない見せ方で、心打つ体験をしてもらいたい」といった思いがあったという。

 「私たちらしい表現は、ある程度決まっている。ベーシックな服だからこそ、素材の良さなど違う視点で服を見せれるのでは」とし、ブランドの核である「素材」を際立たせる演出にこだわった。

 「より熱をもって接してもらえるきっかけになれば」という考えで、ショーはビジネス面での効果を狙ったものではなく「ブランドの世界観を伝えるもの」と位置付けている。

■ザ・リラクス:2019年秋冬コレクション全ルック
■ファッションウィークの最新情報:特設サイト

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