VERDY
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Image by: FASHIONSNAP.COM

Fashion 買ったモノ

【2019年ベストバイ】VERDYが今年買って良かったモノ

 今年のお買い物を振り返る「2019年ベストバイ」。2人目は、グラフィックアーティストのVERDYさん。「ガールズ ドント クライ(Girls Don't Cry)」や「ウエステッド ユース(Wasted Youth)」などのプロジェクトを手掛け、ストリートシーンを揺るがすVERDYさんが選ぶ2019年に買って良かったモノ10点。

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ay el ay en キャップ

FASHIONSNAP.COM(以下、F):このキャップはニューエラのショップで売っているものですか?

VERDY:これはカスタムしたものなんですよ。初めてロサンゼルスに行ったときに、「 アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」で知り合ったアランという友達がいて、日本に来たときに一緒に遊んだりしていたんです。それで、インスタグラムを見ていたら スティーヴ・レイシー(Steve Lacy)やタイショーン・ジョーンズ(Tyshawn Jones)、ザック・ビア(Zack Bia)など格好良いなと思うロサンゼルスの若い人がみんなこのキャップを被っていて、気になったのでロサンゼルスに行ったときに話を聞いたらアランが作っていることがわかったんです。

F:すごい偶然ですね(笑)。

VERDY:すぐに買いたいと連絡して、購入してからはずっと被っています。光のようなグラフィックがデザインされているところが気に入っていて。

F:スマイルの缶バッチも付いてますが?

VERDY:アーティストの マッドサキ(MADSAKI)さんに貰ったものを付けています。キャップに缶バッチをつけるのが元々好きなので、何かしら付けていることが多いですね。

F:VERDYさんはお会いするとき必ずキャップを被っていますよね。

VERDY:外に出るときは「ナイキ(NIKE)」のスニーカーに「フィンガリン(PHINGERIN)」のボンテージパンツ、黒色のTシャツに黒のキャップ、そして眼鏡というのが僕のユニフォームになっているんです。その枠の中でどのアイテムを着るかという感じで。キャップは100個くらい持っています。

F:すごい数ですね。

VERDY:昔はメッシュキャップをよく被っていましたが、一番多いのは少し浅めのものだと思います。ニューエラも色々持っていて、汚れにくくて丈夫なところが気に入っています。

 

CHERRY LOS ANGELS ワークジャケット

F:チェリー ロサンゼルスは 今年4月に日本初上陸し、「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」でカプセルコレクションを展開しましたね。

VERDY:これはそのときの限定ジャケットです。

F:デザイナーの2人とは親交があると聞きました。

VERDY:ニューヨークの「ハイプフェスト(HYPEFEST)」に出展させてもらったんですが、ブースが隣だったんです。そのときは知らなかったんですが、格好良いなと思ってチェリー ロサンゼルスのブースに行って話しかけて仲良くなりました。日本にも興味があると言っていたので、 「ナイキ SB(NIKE SB)」とのコラボスニーカーを発売したときに遊びにおいでよって連絡したら本当に来てくれて。日本のお店を一緒に回っていたら、ユナイテッドアローズ&サンズを気に入り「ここに置きたい」というのでPoggyさん( 小木"Poggy"基史)を紹介して、カプセルコレクションを発売することになったんです。

F:カプセルコレクションでは、カラフルなタイダイ柄を使ったアイテムが並んでいました。

VERDY:僕はグラフィックを作っていますが、服はシンプルなものが好きなので、裏地にデザインしているのがちょうど良いなと。僕が作らないものを作っていますし、今年色々なブランドからタイダイ柄のものが発売されましたけど、チェリー ロサンゼルスのタイダイ柄は桜をイメージしてポップな色をたくさん使っているので好きなんですよ。

F:チェリー ロサンゼルスとは、10月に開催した「 VERDY HARAJUKU DAY」でコラボレーションしていましたね。

VERDY:コラボアイテムはこのジャケットをベースに製作しました。表だけだと黒のジャケットに見えるところが気に入っていて、「ガールズドントクライ(Girls Don't Cry)」でコラボしたときも内側にロゴをデザインしました。

VERDY×チェリー ロサンゼルスのワークジャケット

F:チェリー ロサンゼルスの魅力は?

VERDY:チェリー ロサンゼルスは、2人の良さがしっかり出ているところが好きなんですよね。僕も「VK DESIGN WORKS」というユニットを組んでいるんですが、始めたときに周りから「2人でやると揉めたりするよ」と反対の意見があって。僕はそんなことはないと信じてこれまでやってきましたが、チェリー ロサンゼルスも2人だからこそ作れるアイテムというか、アイテムから2人の仲の良さが伝わってくるんです。パッと見たときのグラフィックはもちろん格好良いんですが、「2つ繋がったさくらんぼ=2人で手掛けている」という意味を込めたチェリー ロサンゼルスというブランド名の意味を聞いてさらにグッときますし。

 

HUMAN MADE® × FUTURA LABORATORIES コーチジャケット

VERDY:ヒューマンメイドもフューチュラ(FUTURA)もどちらも大好きなんです。その2つが一緒に作っているというのが良いんですよね。

F:11月に開催されたフューチュラの個展で発売されたものですね。

VERDY:香港にいたのでオープニングには行けなかったんですけど、みんなのインスタグラム投稿を見て本当に行きたくなって。日本に戻るや否や、空港からそのまま個展に向かいました(笑)。よく「アンタイヒーロー(ANTI HERO)」や「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」のコーチジャケットを着ていたんですが、ヒューマンメイドでこういうシャカシャカしたアイテムは新鮮だなと思ったんですよね。

F:背面に個展の題名の「GENERATION Z」がデザインされているんですね。

VERDY:このロゴはスタッシュ(Stash)がデザインしていて。フューチュラとスタッシュが2000年に日本で初めて開催した「Command Z」のときもスタッシュがデザインしているので、時代が繰り返されているというのが服1枚から感じられます。

F:「GENERATION Z」の個展はどうでしたか?

VERDY:すごく良かったです。フューチュラは服も格好良いんですけど、やっぱり作品がすごく格好良い。本当に見ていて楽しかったです。僕が行ったときに偶然、その場にいたお客さん全員に首から下げられるグラフィティのタグを配っていて、英語が難しかったので正確にはわからなかったんですけど「この瞬間、ここにいる人たちにこれを渡すことに意味がある」みたいなことを言っていて、超格好良いなって(笑)。

F:その場にいられた人はラッキーでしたね。NIGO®さんとはいくつかのプロジェクトで協業していますね。

VERDY:1年くらい前からご一緒させてもらっています。ずっと憧れていて、NIGO®さんを見てグラフィックアーティストになりたいと思ったので、一緒に仕事ができてすごく嬉しいですし、服1枚へのこだわりだったり学ぶこともとても多いので勉強になっています。

F:夢のようなコラボだったんですね。

VERDY:そうですね。11月末のめちゃめちゃ寒い日にもTシャツ1枚にこれを着たりしていました。凍えそうになりましたけど(笑)。

tokyovitamin×kei Tシャツ

VERDY:これは11月のコンプレックスコン(ComplexCon)で買いました。2週間くらいロサンゼルスにいて、そのあと1週間香港に行ったんですけど、荷物が多くなるのが嫌で着替えのTシャツをほとんど持って行かなかったんですよ。でもロサンゼルスの1週目にずっとオフィスで仕事していたので、全然服を買いに行けず着る服がなくなってしまって(笑)。やばいと思って、コンプレックスコンで2枚買って、2日間これを着ていました。

F:同じものを2枚買ったんですね。

VERDY:アーティストのkeiは友達で、最近は「ストレイラッツ(STRAY RATS)」や「セブンス ヘブン(SEVENTH HEAVEN)」のグラフィックを手掛けているんですけど、そのkeiとtokyovitaminの好きな友達同士のコラボTシャツなので、とても気に入っています。

F:ボディは結構厚地ですね。

VERDY:「ロサンゼルスアパレル(LOS ANGELES APPAREL)」のボディです。スウェットは薄いのが好きなんですけど、Tシャツとパーカは分厚いのが好きなんで。ロサンゼルスアパレルはタフですけど、柔らかめの質感なところが気に入っています。

F:他にお気に入りのボディはありますか?

VERDY:「ギルダン(GILDAN)」か「ユナイテッドアスレ(United Athle)」ですかね。でもTシャツを選ぶときは、ボディよりもグラフィックを重要視しています。薄すぎるのは苦手ですが。

F:VERDYさんはTシャツを作るとき、ボディはどうやって決めているんですか?

VERDY:最近はロサンゼルスアパレルで作ることが多いです。昔はトリプルA(Alstyle Apparel & Activewear)のボディをよく使っていました。というのもアメリカの友達たちがみんなトリプルAのボディを使っていて、買うTシャツのボディがトリプルAのことが多かったんですよ。でも「なんでトリプルA使っていたの?」と聞くと「安かったから」と言われて(笑)。そういう理由だったのか......と思ったこともありましたね。

 

BLACK FLAG Tシャツ

F:ブラック・フラッグのバントTシャツ。こちらはいつ頃購入したんですか?

VERDY:4ヶ月前くらいです。レイモンド・ペティボン(Raymond Pettibon)が昔からずっと好きで、妻に誕生日プレゼントとして本を買ってもらったり。ブラック・フラッグのTシャツはペティボンがずっとグラフィックを作っていて、見つけるたびに買っているんですよ。

F:これはどこで購入したんですか?

VERDY:45レボリューション(45REVOLUTION)という下北沢にある東京で一番行くお店です。バンドTシャツをたくさん揃えていて、新しいTシャツが入荷していないかなといつもホームページを見ています。XLサイズがいいんですが、こういうパンク系のバンドのXLサイズのTシャツってなかなか見つからないので、入荷したらすぐに買いに行くようにしています。

F:たしかにXLサイズのバンドTシャツってなかなかないですよね。これはXLサイズですか?

VERDY:はい。面白いのがXLサイズがあったら河村康輔さんと取り合いになるんですよ(笑)。河村さんもよくチェックしていて、会ったときに着ていると、お互いにいつ買ったのかを聞きあって、羨ましがるっていう。

F:どっちが早く買うかなんですね(笑)。今、他に狙っているTシャツはありますか?

VERDY:何枚かあるんですけど、基本的には格好良いものが出たら買うっていうスタンスです。みんながレアなことを知っていると「高いTシャツ着ている」と思われるので、ヴィンテージTシャツだったり高いものはあまり買わないですね。昔から着ている人は格好良いと思いますしいいと思うんですけど、やっぱり普通の値段で買いたいので。

F:事務所にはペティボンの本が何冊かありますね。

VERDY:専門学生の頃から買って収集しているので。45レボリューションで買ったグラフィックのものが載っていたりして、今見返しても楽しいんですよ。

F:下北沢はよく行きますか?

VERDY:今は時間があるときにという感じですが、1年くらい前まで近くに住んでいたのでよく行っていました。特に45レボリューションには。バイトをしたくなかったので、東京に上京してからしたことがないんですけど、実は人手が足りないときに45レボリューションでヘルプスタッフをしたことがあって。1年に1回でもやると忘年会に呼んでもらえるんですが、忘年会に行きたいからという理由で「今年まだ店頭に立っていないんですけど」とこちらから懇願したこともあります(笑)。

 

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