ゲストアーティストも豪華!
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2020年9月5日(土)から2021年1月31日(日)まで、ワタリウム美術館にて「生きている東京 展 アイラブアート15」を開催する。
2020年9月に開館30周年を迎えるワタリウム美術館。それに合わせて開催されるこの展覧会は、15組のアーティストが目にしたこの30年から、“東京”という都市を再考する。
本展では、コレクションを中心に未公開ドキュメントなどを展示。参加するのは、黒人社会とジャズを強烈に表現し、一躍20世紀末のアメリカを代表するアーティストとなったデイヴィッド・ハモンズや現代のレオナルド・ダ・ヴィンチとも呼ばれるナム・ジュン・パイクなど大物アーティストの作品も展示される。
そのほか、屋外の建物や通りに巨大な写真を貼るというグラフィティ表現を用いるフランス人アーティストのジェイアール、詩人や映画監督などとして活躍した寺山修司らの作品も並ぶ。またワタリウム美術館を手掛けたマリオ・ボッタが制作した黒板ドローイングも必見。
さらにゲストアーティスト3人の作品も登場。奇想天外な対比や痛烈な批評性を提示する作風で、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている現代アーティスト・会田誠、街の中で行われるさまざまな表現「ストリートカルチャー」を探るチーム SIDE CORE、写真家の渡辺克巳だ。
30年間、街を見守ってきたワタリウム美術館に展示されるそれぞれの“東京”。15組のアーティストが考え、表現した“東京”を見に訪れてみよう。
※敬称略
■概要
生きている東京 展 アイラブアート15
開催期間:2020年9月5日(土)〜2021年1月31日(日)
開催場所:ワタリウム美術館
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6
開催時間:11:00〜19:00(毎週水曜日は21:00まで延長)
休館日:月曜日(9/21、11/23、1/11は開館)12/31〜1/4は休館
入館料:大人1,200円、学生(25歳以下)1,000円
ペア割引:大人2人 2,000円 / 学生2人1,600円
■展示アーティスト(予定)
島袋道浩、ジャン・ホワン(張洹)、寺山修司、齋藤陽道、JR(ジェイアール)、オラフ・ニコライ、デイヴィッド・ハモンズ、ファブリス・イベール、ナウィン・ラワンチャイクン、マリオ・ボッタ、ナムジュン・パイク、バリー・マッギー
■ゲストアーティスト(予定)
会田誠 、渡辺克巳、SIDE CORE
■クレジット
会田誠 「東京城」2019年 撮影:宮島径 (c) AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery Tokyo Tokyo FESTIVAL
スペシャル13「パビリオン・トウキョウ 2020」
島袋道浩「象のいる星」 2008年 撮影:今井紀彰
JR 〈インサイドアウト〉プロジェクト東北/東京 制作ドキュメント 2013年2月7日
デイヴィッド・ハモンズ「ワン・ダラー」2016年
SIDE CORE 「empty spring」2020年マリオ・ボッタがワタリウムのプレ公開の際に制作した黒板ドローイング 1990年7月17日
>>EDITOR’S VOICE
ワタリウム美術館は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による来館者数の減少に対し、クラウドファンディングを実施中。日本の美術館の多くが国や自治体からの公費により運営されている一方、ワタリウム美術館はノー・スポンサーの個人経営のためチケット収入が主な財源。来館者数の減少は、美術館の今後を左右する危機的な状況を招いている。今こそ歴史的なワタリウム美術館を救おう!
Text:Ayaka Minoda
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