三陽商会の「ブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)」が、2021年春夏コレクションを原宿の複合路面店「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ 原宿本店」で12月11日と12日の2日間限定で一般公開する。12月11日の今日、路面店では2021年春夏シーズンからクリエイティブディレクターに就任した「エズミ(EZUMi)」の江角泰俊がコレクションに関する説明をメディア向けに行った。
「クレストブリッジ」は、三陽商会が展開していた「バーバリー・ブルーレーベル」と「バーバリー・ブラックレーベル」の後継ブランドとして2015年6月にデビュー。江角は2020年秋冬コレクションをもって契約満了に伴い退任した「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」の三原康裕の後任として、クリエイティブディレクターに就任した。江角の契約年数は現時点で未定となっている。
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2021年春夏コレクションは、コンテンポラリーアートとアフタヌーンティーが楽しめるロンドンのカフェ「スケッチ(Sketch)」をテーマにデザイン。江角は「ブルーレーベル・クレストブリッジには若くて可愛らしい、プレッピーな印象を抱いていた。今後はターゲットの年齢層を拡大させながら、コンテンポラリーアートとの関わりなどカルチュラルなブランドイメージを広めていきたい」といった思いからスケッチをテーマに選んだという。
コレクションではキーアイテムのトレンチコートや3wayで着回すことができるジャンパースカート、スリーブコンシャスニット、ビッグリボンをあしらったカットソーなど、スケッチのインテリアカラーである「スケッチピンク」をメインカラーに用いたアイテムを用意。このほか、スケッチのペーパーバッグを想起させるオリジナルのタイポグラフィーやイラストを配したカットソー、ポーチ、トートバッグなどが揃う。ディテールはキッチュやマリーンスタイル、ロイヤルネイビーをテーマにデザイン。自身のコレクションでもチェックを多く取り入れている江角は、チェックの柄・色は毎シーズン変更して新鮮さを保ちながらアップデートを図っていくという。アイテムは12月30日から順次販売する。
今後の展開として、アーティストとのコラボレーションを定期的に実施する予定。協業アイテムの製作や路面店のウィンドウデザインなどを視野に入れている。SNSでの発信も江角がディレクションを手掛ける。「クリエイションに関わる部分や商品のストーリーがわかる表現方法を模索していく。顧客にプレゼンテーションする機会を増やし、ブルーレーベル・クレストブリッジを買ってもらう理由を作っていきたい」としており、ブランド全体のイメージを管理していく方針だという。コレクションを公開している2日間は、江角自身も不定期で店頭に立って接客する予定だ。
なお、メンズの「ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」は2021年秋冬シーズンから江角がディレクションを担当。アウトドアやミリタリーの要素を取り入れたアイテムや、ギミックを効かせたハイブリッドなアイテムを実験的に製作する。
■ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ 原宿本店
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目16−18
電話番号:03‐6419-3093
営業時間:11:00〜20:00
クリエイティブディレクターに就任した江角泰俊
Image by: FASHIONSNAP
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