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【2020年ベストバイ】エッセイスト 犬山紙子が今年買って良かったモノ

4. ko tanihiro オーダードレス

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犬山:これは元々「エルマン」というブランドを手掛けていたコウタニヒロさんにオーダーで作ってもらったドレスです。ブランド自体はベルサール六本木で開催されていた日本の若手ブランドが集まる展示会で初めてお見かけしたんですが、その時は迷ってドレスの購入を見送ってしまって。買わなかったことを後悔していたのですが、デザイナーさんが友人のパートナーだったので「展示会で見たドレスがまだあったら欲しいです」と話したら、「もうないけどオーダーで作るよ」と言ってくださって、丈感や襟のデザインなど細かい要望を全て反映してもらいました。

F:シンプルなデザインですがスカート部分の内側にチュールが縫い付けられていて、裾のボリューム感にこだわりを感じます。

犬山:これはもともとのデザインでついていました。裾のボリューム感が着た時にどう出るのか気になっていたのですが、ウエストにラインが入っていることで意外とすっきりとしたシルエットになるのがドンピシャでした。シンプルに見えるけど細部が凝っているという、私が一番好きなタイプの服です。

F:犬山さんはファッション業界でも情報が少ないニッチなブランドをたくさん知っていますよね。どうやって情報を入手しているんですか?

犬山:友達に誘われたりして色々なブランドの個展や合同展に行くことが多いからですかね。個人的に日本のブランドが好きなので、展示会に行くのが楽しいんですよ。

F:日本のブランドのどういうところに惹かれるんでしょう。

犬山:私が日本人だからということもあり、日本のブランドの方が文脈や思いを読み取りやすいんだと思います。服にどういう思いを込めているのかに共感できると"萌え"てしまうんです。服を買って私自身が楽しみたいのは勿論、応援したい気持ちもあって日本のブランドを買う、ということはよくありますね。

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