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Image by: FASHIONSNAP
三陽商会が、ラグジュアリーブランドのEC支援を手掛ける連結子会社ルビー・グループの全株式を3月25日に売却すると発表した。売却先はマーケティングテクノロジー事業を展開するSMNで、譲渡額は16億円。譲渡理由は収益確保のための事業構造改革の一環としている。
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ルビー・グループは2018年4月に三陽商会の連結子会社となって以降、EC事業の強化に貢献してきた。一方でEC支援業界の競争激化を背景に、三陽商会はルビー・グループが成長するための最適なパートナーの必要性について協議を重ねてきたという。ルビー・グループの2020年2月期(決算期変更により14ヶ月の変則決算)の売上高は17億1400万円と前年から増収したが、営業利益と純利益は減益となった。
SMNはソニーグループのマーケティング・テクノロジー会社として2000年3月に設立。最先端技術を活用した広告配信サービスを展開している。三陽商会は同社が保有するデータ解析や人工知能およびこれらを活かしたソリューションのノウハウがルビー・グループの事業とのシナジー効果が大きく見込めるとして譲渡を決断したという。
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