紳士服メーカー大手のAOKIが店舗敷地の有効活用の一環として、ビジョナリーホールディングスが展開する「メガネスーパー」をAOKI店舗に誘致する取り組みを開始した。メガネスーパーは7月2日に営業を開始したAOKI東川口店内のインショップを皮切りに、今後1~2店舗に出店する予定。AOKIは店舗敷地の一部への異業種テナント誘致をはじめとする施策で、店舗環境の整備を進めていくという。
AOKIによると、スーツ専門店と眼鏡専門店はターゲットや繁忙期の親和性が高く、スーツの需要が少ない8月の閑散期には夏休みによる眼鏡需要が高まることから、両社の業態特性を補完できるとし、テナント誘致を決めた。今後は全国に約500店舗を展開するAOKI店舗敷地の一部にメガネスーパーを誘致することを検討するほか、スーツに合わせたメガネの共同開発、両社を利用する顧客を対象とした割引特典の提供などを視野に入れるなど連携を強化し、両社の収益に寄与する事業モデルの構築に取り組む考えだ。
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