アメックス「センチュリオン」のチタンカードがメタルに、ICチップ付きでACカードは廃止へ
センチュリオンのチタンカード。カード番号は画像処理を行っている
Image by: FASHIONSNAP
センチュリオンのチタンカード。カード番号は画像処理を行っている
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アメックス「センチュリオン」のチタンカードがメタルに、ICチップ付きでACカードは廃止へ
センチュリオンのチタンカード。カード番号は画像処理を行っている
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アメリカン・エキスプレス(American Express/以下、アメックス)が、センチュリオン・カード(Centurion Card)のICチップ付きメタルカードの国内発行を開始する。現在追加カードとして配布されているセカンドセンチュリオンカード(以下、ACカード)とチタニウムカード(以下、チタンカード)はこれに伴い廃止となる。新規発行は2021年7月20日発行分より、再発行は7月21日処理分より、更新は有効期限2021年8月末より発行する。
アメックスのセンチュリオン・カードは、クレジットカードで最高入手難易度と言われており、アメックスの公式サイトにも詳細が記載されていない謎に包まれた最上級カード。選定基準が不明でアメックス社からのインビテーションがなければ所有することができず、インビテーションが送られてくる条件についてはいまだに謎のベールに包まれている。入会金は55万円、年会費は38万5000円(いずれも税込)。日本では2002年に新規発行を開始している。
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チタンカードは、当初ICチップなしで配布を開始。その後アップデートを重ね、一時的にICチップ付きを発行していたが、不具合が多く発生したことから現在はICチップが取り除かれたカードが配布されている。チタンカードにICチップが搭載されていないため、これまでは本カードとチタンカードのほかに、ICチップ付きのACカードの3種を発行していたが、新たに発行されるメタルカードはICチップ付きのためACカードは廃止となる。ACカードは2021年12月末を目処に解約処理が行われる予定で、2021年後半に改めて詳細の時期が知らされる。
センチュリオンの新デザインのメタルカードはアメリカなどではすでに発行されており、2018年に日本のプラチナ・カードで導入されたメタルカードと同様に表面のカード番号や姓名、カード期限の刻印を廃止したデザインが採用されている。国内で配布されるデザインについて現段階では詳細が明かされていないが、海外で発行されているデザインが採用された場合、カード上部の「AMERICAN EXPRESS」の書体も変更されるなどセンチュリオン発行以来、大幅なデザイン刷新となる。
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