阪急うめだ本店 公式サイトより
阪急阪神百貨店が、阪急うめだ本店において、連日一部の売場を中心に新型コロナウイルス感染者が多数発生したことにより、クラスターの状況となったと発表した。改めて感染防止策を徹底するため、新規感染者が集中している地下1階の「食料品売場」と1階の「アクセサリー・シーズン雑貨売場」については8月17日から当面の間、臨時休業するという。
阪急阪神百貨店は、一部フロアの休業について「自主的に休業し、改めて清掃・消毒を徹底し、従業員のPCR検査を実施することで、安全にお買い物いただける状況を再度整えさせていただきます」とコメントを発表。感染拡大防止に向けて、マスク着用や手洗い、手指の消毒、店内の消毒や換気等の徹底を図っていくという。
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大型商業施設では、新型コロナウイルスの感染再拡大により、従業員の感染者発生が連日続いている。ルミネエスト新宿では7月21日から8月3日までで、テナント従業員や事務スタッフなど59人が新型コロナウイルスに感染。一斉消毒作業を行うため、8月4日は臨時休業となった。伊勢丹新宿店では7月29日から8月4日までで新型コロナウイルスに感染した勤務者が計81人確認された。
こうした状況を受けて、高島屋、大丸松坂屋百貨店、そごう・西武、三越伊勢丹など百貨店各社は、新たな予防策として8月14日から入店制限を実施。共有部や売り場のこまめな清拭消毒や換気の強化を行い、従業員に対しては手指消毒や手洗いなど感染予防を徹底していくとともに、各店舗の指定の売り場が混雑した場合に入店を制限している。
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