伊勢丹新宿店 開店前の様子
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【追加情報】伊勢丹新宿店セール初日の商況を発表。入店客数は減少したものの、店頭売上は前年比約120%となった。カテゴリ別では婦人服が前比約140%、紳士服が同約140%と衣料品が好調。婦人服はカットソーなどの盛夏物よりも、ジャケット・ブラウスなど長い期間着られるものが人気を集め、紳士服では盛夏需要に関心が高くシャツ、スラックス、肌着・靴下の売れ行きが伸びた。リビングは、ファブリック関連が前比約180%と大きく伸長。また、オンラインストアのクリアランス商況(6/18~24)は前年比2ケタ増。そのうち、食品(ワイン、総菜)と婦人服で売上の約70%を占めた。
三越伊勢丹が6月25日の今日、夏のクリアランスセールを開始した。期間は7月6日まで。昨夏の店頭セールは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、フロアやブランドごとにスタート時期をずらして段階的に実施したため、館全体で足並みを揃えて夏のセールを開始するのは2年ぶりとなった。
伊勢丹新宿店の開店前の待ち列は約600人で、2019年と比較して8割以上減少。毎年開店時間を数十分前倒ししていたが、今年は本館とメンズ館ともに通常営業と同様に10時に客入れが始まった。午前9時から本館の行列先頭に並んだ群馬県高崎市在住の50代女性は「コロナの影響でしばらく出かけていなかったので、ここに来るのは1年以上ぶり。伊勢丹の雰囲気を味わいたい」と嬉しそうに語った。メンズ館の先頭客は都内在住の20代男性で、午前8時に到着したという。「コロナ禍であまり買い物ができていなかったので、初めて伊勢丹のセールに来てみた。購入品は決めていないが、良いものが見つかれば買おうと思う」とコメントした。
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開店後は本館2階の「サカイ(sacai)」や3階の「トゥモローランド(TOMORROWLAND)」、6階のキッズ服売り場などに客が集まったが、本館とメンズ館双方で例年のような混雑はみられなかった。同社の広報担当者は「例年よりもセール初日の行列は落ち着いている印象。オンラインサイトでは店頭に先駆け6月18日からクリアランスセールを開催しているので、お客様がうまく使い分けているのだと思う」と話す。都内の三越伊勢丹では緊急事態宣言下で生活必需品売り場を除き休業していたが、6月から平日の全館通常営業に切り替えている。広報担当者によると「お客様もまだ来店には慎重になっていることもあり、客足の戻りは徐々にという印象。緊急事態宣言が明け、買い物をしばらく控えていたお客様がセールをめがけて来店されるのではないか」と客足回復に期待を寄せた。
伊勢丹新宿店 開店前の様子
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