「アブアブ上野」公式サイトより
女性向けのヤングファッション&アイテム専門ビル「アブアブ上野(ABAB UENO)」が、2024年6月末をもって営業を終了すると発表した。閉店理由は「建物の老朽化対応並びに耐震措置等のため」としている。
アブアブ上野は恩賜上野公園近くに位置し、ティーン向けのファッションビルとして営業。現テナントには「ハニーズ(Honeys)」や「サンキューマート」「ダイソー(DIASO)」「ワコール(Wacoal)」などがある。運営会社は、反物を扱う赤札堂洋品店として1917年に創業したアブアブ赤札堂。アブアブ上野としての開業は1970年だが、1945年10月から上野の地にビルを構えており、79年の歴史に幕を下ろす。
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閉店を告知した公式サイトでは「来年の6月30日の全館営業終了までは、平常通り営業を行うと共に、永年にわたりご利用・ご愛顧いただきましたお客様、ご支援をいただきました地域の皆様に向けた感謝イベント等も実施して参りますので、是非、ご来店・ご利用賜りますよう、ご案内申し上げます。ありがとうございました」とコメントを添えている。なお、今年5月末をもって地下1階の赤札堂食品館は先行して営業を終了する。
アブアブ事業ではショップインショップを含め一時期複数の店舗を出店していたが、現在は上野店の1店舗のみとなっている。アブアブ赤札堂はアブアブのほかに、スーパーマーケット「赤札堂」を都内に10店舗展開している。
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