Image by: FASHIONSNAP
デザイナー三原康裕が手掛ける「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」が、2024年春夏コレクションで、写真家の青木正一と転写プリントを得意とするブランド「トーキングアバウト ジ アブストラクション(TALKING ABOUT THE ABSTRACTION)」とのトリプルコラボレーションアイテムを発表した。
メゾン ミハラヤスヒロの2024年春夏コレクションは、「LO-FI VISION」をテーマに設定。「私は最近、記憶の迷路の中にいる」と語る三原が、自身が学生時代を過ごした1980年代後半から1990年代にかけての記憶を遡り、ノイズがかり、曖昧で夢のようになった景色をヴィジュアルに落とし込んだ。ベルリンの壁の崩壊をテレビで観て受けた衝撃や、情熱的な当時の若者のイメージ、朧げな記憶そのものを独特なテキスタイルやデザインで表現した。
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トリプルコラボは、当時東京を盛り上げていた仲間たちへのリスペクトを込めて実施。青木正一が手掛けるカルチャー雑誌「フルーツ(FRUiTS)」と、ストリートスナップ誌「ストリート(STREET)」の誌面を転写プリントで再現したクラッチバッグ「magazine bag FRUiTS」と「magazine bag STREET」(各4万2900円)の2種類を展開する。「magazine bag FRUiTS」には、駆け出し時代の三原のインタビューが掲載されていたという創刊号のデザインを採用。折り畳まれた内側には、当時のスナップ写真が使用されている。
このほか、コレクションテーマとは独立して「日常の中に面白いものを」という想いのもと展開しているシューズからは、ヒールが歯磨き粉のチューブの形をした新作が登場。ブーツ(4万9500円)、パンプス(4万4000円)、サンダル(4万1800円/全て税込)の3型を揃え、ホワイト、グレー、ブラック、ブルーの4色を展開する。
いずれもデリバリーは2024年1月を予定しており、一部のブランド取り扱い店舗で販売する。
メゾン ミハラヤスヒロ:公式サイト
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