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「アディダス(adidas)」が、2023年の予想営業損失額を7億ユーロ(約1096億2000万円)から4億5000万ユーロ(約704万6932万円)に修正した。同社は、5月末に販売を開始した「イージー(YEEZY)」余剰在庫の売り上げとアディダスの基盤事業が予想を上回ったことが改善に影響したとしている。
アディダスは、2015年に設立したYe(カニエ・ウェスト)とのパートナーシップによるブランド イージーを昨年10月に終了。パートナーシップ解消と同時に生産も終了したが、今年の5月末から余剰在庫の販売を開始した。なお、イージーの在庫を償却した際の想定損失額は5億ユーロ(約783億7950万円)から4億ユーロ(約627億900万円)に減少している。
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併せて、アディダスは2023年第2四半期の仮決算を発表。売上高は前年同期から5%減の53億ユーロ(約8309億3773万円)を計上する予定。粗利益率は0.6%上昇した50.9%を予想し、営業利益は前年同期の3億9200万ユーロ(約614億7167万円)から1億7600万ユーロ(約276億円)に減少する見通しだ。
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