伊勢丹新宿店本館1階の化粧品売り場が8月30日にリフレッシュオープンする。フレグランスを中心に3ブランドを新規導入し、4ブランドがリニューアルする。
今回の改装は、化粧品全体の売り場面積はそのままに、フレグランスゾーンを1.5倍に拡大する。三越伊勢丹 化粧品商品部新宿店商品担当 化粧品バイヤー 中尾絵莉氏はリニューアルについて、「新型コロナウイルスの影響でお客さまの関心がメイク・スキンケアから、フレグランスといった香りにまで広がり、エチケットとしてのフレグランスから、自分への癒やしやファッションとして、香りを取り入れる文化が根付いてきた。また、おうち時間が増えたことによるオンオフの切替や生活の中で香りを楽しむホームフレグランスの需要も伸びている。こういった顧客関心の変化に応えるために、フレグランスゾーンの拡大とフレグランスだけではない幅広い香りのアイテムを取りそろえた」と目的とポイントを語る。
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新規導入は、「ディオール(DIOR)」のフレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール(MAISON CHRISTIAN DIOR)」、日本再上陸の「クリード(CREED)」、国内16店舗目となる「ル ラボ(LE LABO)」の3ブランド。そのほか、「ディプティック(Diptyque)」、メゾン マルジェラ 「レプリカ」 フレグランス(Maison Margiela 'REPLICA' Fragrances)を拡張リニューアルする。これらは「接客環境の改善や取り扱いアイテムの拡充を図る」という。またフレグランス拡大に伴い、「スリー(THREE)」「ルナソル(LUNASOL)」も移設する。
同店のフレグランスの2023年1〜6月の売上は、前年同期比40%増と伸長する。また毎年開催する香水の祭典「サロン ド パルファン」は年々規模が大きくなり、2022年10月開催の売上は前年比約50%増となり、今年は4月に初めて夏開催、またメンズ館でも香水夏市を開くなど、フレグランスの需要が顕著に拡大している。
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