篠山紀信《家 石川県珠洲市》1974年 東京都写真美術館蔵
東京都写真美術館が、「記憶」にフォーカスを当てた写真展「Remembrance beyond images」を開催する。会期は、2024年3月1日から6月9日まで。
同展では、篠山紀信、米田知子、小田原のどか、村山悟郎、崔聡子&蔵原智子、グエン・チン・ティ(Nguyễn Trinh Thi)、マルヤ・ピリラ(Marja Pirilä)など日本、ベトナム、フィンランドから計7組8人のアーティストの作品を展示。篠山紀信の「決闘写真論(1976年)」の〈誕生日〉と〈家〉をはじめ、高齢化社会や人工知能といった「今日の記憶」まで焦点を当てた新作や日本初公開作など約70点を披露する。
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また、会期中の3月2日と4月21日にはアーティストによるトークイベントを開催。3月2日には米田知子とマルヤ・ピリラが、4月21日にはグエン・チン・ティが登壇する。
◾️Remembrance beyond images 概要
会期:2024年3月1日(金)〜2024年6月9日(日)
会場:東京都写真美術館 2階展示室
所在地:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
営業時間:10:00〜18:00(木・金曜日は20:00まで)
休館日:毎週月曜日、4月29日(月)・5月6日(月)は開館、5月7日(火)は休館
観覧料:一般700円/学生560円/中高生・65歳以上350円
◾️参加アーティスト(五十音順)
小田原のどか
グエン・チン・ティ(Nguyễn Trinh Thi)
崔聡子&蔵原智子
篠山紀信
マルヤ・ピリラ(Marja Pirilä)
村山悟郎
米田知子
篠山紀信《家 石川県珠洲市》1974年 東京都写真美術館蔵
《カメラ・オブスクラ / ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011年 作家蔵
《アイスリンク-日本占領時代、南満州鉄道の付属地だった炭坑のまち、撫順》〈Scene〉より 2007年 東京都写真美術館蔵
《パンドゥランガからの手紙》2015年 東京都写真美術館蔵
《データのバロック- 機械学習のための千のドローイング no.1》2023年 作家蔵
作家不詳《(上野彦馬翁銅像再建除幕式)》 1951年 東京都写真美術館蔵
《誕生日 3歳》 1943年
《ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011年 作家蔵
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