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「ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)」が、ブランド創立30周年を記念して10年ぶりにランウェイショーを開催し、2025年春夏コレクションを発表した。
ラッド ミュージシャンは、デザイナーの黒田雄一が1995年に設立。「音楽と洋服の融合」をテーマに、音から得た不可視のインスピレーションをファッションに落とし込んだコレクションを展開している。今回のショーはブランド20周年の節目で実施した2015年春夏シーズン以来10年ぶりの開催となった。
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ショーの舞台は恵比寿ガーデンホール。過去に一度、20周年のタイミングでショーの音楽をオファーし、断られていたというスリーピースロックバンド「Syrup 16g」の演奏に合わせ、新作をまとったモデルがゆっくりと場内を歩いた。
シーズンテーマは「Still Alive」。10年間ぶりのショー開催に際して「ラッドミュージシャンは健在だ」という想いを込めたという。
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コレクションでは、ブランドの代名詞ともいえるブラックベースのアイテムを中心に展開。チェスターコートやテーラードジャケット、アノニマスな雰囲気のフーディーのほか、フラワーパターンをあしらったシャツやパンツなどを披露した。また、ショーの終盤には約20年ぶりとなるドラえもんとのコラボレーションTシャツが登場した。
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ショーを終え、デザイナーの黒田は「ブランドのファンの人たちを随分待たせてしまったので、ショーを開催して恩返ししたかった」とコメント。今後については「30周年を迎えたが、これまでと方向性を変えずに服を作っていく。逆にこれまでやってきたことができなくなった時は引退するしかないと思っている」と笑いながら話した。
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