「セリーヌ(CELINE)」が、新たなアーティスティックおよびクリエイティブ、イメージディレクター(artistic, creative and image director)にマイケル・ライダー(Michael Rider)が就任することを発表した。マイケルは、昨日退任を発表したエディ・スリマン(Hedi Slimane)の後任。就任時期は2025年初頭を予定している。
マイケル・ライダーは、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)とともに「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でファッションのキャリアをスタートさせ、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代のセリーヌでデザイン・ディレクターを10年間務めた後、2018年にラルフ ローレンに入社。2019年春夏シーズンから約6年間にわたり「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」のウィメンズクリエイティブディレクターとしてコレクションを手掛け、今年5月に同職を退任した。
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セリーヌに復帰するマイケル・ライダーは今後、ウィメンズウェア、メンズウェア、レザーグッズ、アクセサリー、クチュールの全コレクションのクリエイティブを統括していく。
セリーヌのCEOであるセヴリーヌ・メルル(Severine Merle)は、「マイケルが慣れ親しんだセリーヌに戻ってくることを嬉しく思います。マイケルのヴィジョン、クリエイティブな才能、そして彼自身の純真な性格、並びにセリーヌの伝統との強い結びつきは、メゾンが今後長きに渡り成功を築くために最善の選択です」とコメント。マイケル・ライダーは「セリーヌは私の心に非常に近い価値観と美しい遺産を誇るブランドです。セリーヌに戻り、セリーヌチームと共にメゾンの未来を切り開けることを光栄に思います」と語っている。
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