
Image by: BALENCIAGA

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「バレンシアガ」が、アーティスティックディレクター デムナ(Demna)による最後のコレクションとなる、2025年秋冬オートクチュールコレクションを発表した。
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同コレクションは、「ブルジョワジー」のドレスコードの考察から出発。ウィメンズのテーラードウェアには、顔を縁取るチューリップ型のラペルや、メディチ家を彷彿とさせるハイカラーのネックラインを施した。メゾンの伝統である彫刻的な構造の衣服は、より軽やかで簡潔なスタイルにアレンジ。誇張されたアワーグラスのシルエットは、快適な仕様に再構築したコルセットで叶えた。



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軽量なテクニカルシルクのボンバージャケットや、夏用のタフタ素材で仕立てたブルゾン、サイドシームのないパファーコートといったカジュアルウェアも登場。クチュールを日常のワードローブに落とし込むというアイデアから、「神の繊維」とも呼ばれる高級素材ビキューナを用いたマキシコートや、300kmにも及ぶタフテッド刺繍でコーデュロイの畝を表現したパンツなどが披露された。
創業者のクリストバル・バレンシアガ(Cristóbal Balenciaga)のデザインや設計思想も随所で引用。「Danielle スーツ」では1967年のハウンドトゥースのアンサンブルを再現し、帽子制作の技術で成形した縫い目のないギュピュールレースのガウンは、メゾンの美学を体現するルックとしてフィナーレを飾った。



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ハリウッドの黄金時代へのオマージュとして、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)ら往年の名女優のスタイルから着想を得たルックも披露。フェザーの刺繍をあしらったファーコートをまとったキム・カーダシアン(Kim Kardashian)は、エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)を思わせるダイヤモンドのペンダントイヤリングを付けて登場した。ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwartz)は、そのほか総計1000カラット以上ものカスタムジュエリーを制作したという。
また、今回のコレクションでは、外部のアトリエとのコラボレーションも実施。「サルトリア パニコ(Sartoria Panico)」など、イタリア・ナポリを代表する4つの老舗テーラーと共に制作したテーラードスーツは、ナチュラルなナポリスタイルで仕立てた。「ワンサイズ・フィット・オール」をコンセプトに、ボディビルダーの体に合わせて仕立てた9着のスーツを、さまざまな体型のモデルが着用している。また、フランスに現存する数少ない扇子メーカーである「デュベルロイ(Duvelleroy)」と協業した扇子も登場。1点につきおよそ200 時間を要する職人技と、デジタル技術の活用によって、同社の2つのアーカイヴを忠実に再現した。



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なお、デムナは今年3月に「グッチ」のアーティスティックディレクターへの就任を発表。デビューコレクションは2026年以降を予定しているという。バレンシアガは、デムナの後任としてピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)を任命。10月のパリファッションウィークで初のコレクションを披露する。
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