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ミズイロインド、台湾・韓国の直営店が滑り出し好調 国内はラインナップ拡充

TAIPEI FASHION WEEK 2026 AWでのランウェイショーの様子

Image by: ミズイロインド

TAIPEI FASHION WEEK 2026 AWでのランウェイショーの様子

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TAIPEI FASHION WEEK 2026 AWでのランウェイショーの様子

Image by: ミズイロインド

 マザーズインダストリー(Mother’s Industry)の「ミズイロインド(mizuiro ind)」が海外事業を強化している。。今年2月、海外初の直営店となる台湾・台北の誠品生活 松菸店(以下、誠品生活店)を皮切りに、同じく台北の新光三越、韓国・ソウルに2店舗を続けて出店。誠品生活店のオープン日は入店待ちの行列ができ、売り上げが計画比2倍で推移するなど、好調な滑り出しを見せている。

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 ミズイロインドは2004年にスタート。ブランド名は、デザイナーを務める川原みな子が幼少期から好きな色「水色」と「理屈なしに好きな国」に挙げる「インド」から名付けた。「シンプル」「エイジレス」「タイムレス」をコンセプトに、着る人の個性やライフスタイルに自然に寄り添う服づくりを追求し、日常の中で長く愛される「ジャパニーズトラッド」を提案している。

 海外事業はコロナ以前はニューヨークで展示会を実施し、コロナ以降はパリファッションウィーク期間中に行われる大規模合同展「プルミエールクラス(Première Classe)」に出展。欧米のセレクトショップ数店舗で取り扱っているが、近年は国内店舗で特にアジア圏の顧客が増えていたことからアジア市場を見据え、昨年に台北、ソウル、シンガポールでポップアップを行った。

◆アジアで上質なジャパンブランドとして訴求、台湾ではファッションショーも開催

 台湾はポップアップが好評かつ現地スタッフのホスピタリティが高かったことから、アジア圏拡大の足掛かりに選んだ。ミズイロインドの𠮷井琴波プレス担当は「ポップアップで対応してくれた台湾のスタッフは、試着対応から提案、お見送りに至るまで、ブランドが大切にしている接客姿勢をすぐに理解してくれた。ここならブランド価値を共に守り、発信していけると感じた」と説明。3月には「TAIPEI FASHION WEEK 2026 AW」の国際枠でファッションショーを行うなど同国でのブランドマーケティングを強化しており、今後は台中エリアへの出店が決まっている。

 韓国の2店舗はいずれも、「現代(ヒュンダイ)百貨店 狎鴎亭本店」、「現代百貨店 貿易センター店」と大規模店に出店。上質でミニマルなジャパンブランドとして、徐々に支持を拡大しているという。シンガポールは昨年「ルミネ シンガポール(LUMINE SINGAPORE)」でポップアップを実施し、今年も開催を控える。数年はアジアを中心に出店地を精査する考え。

◆国内旗艦店を増床、トータルコーディネートを強化

 国内では昨年、青山の旗艦店を2フロア、総面積約370平方メートルに増床し、「mizuiro ind AOYAMA」としてリニューアルオープン。空間にゆとりができ、ファミリーや団体客の対応が十分にできるようになったことなどから、リニューアル後は海外客が旧店舗から2倍ほど増えたという。また、インバウンド客向けのスーベニアとして、青山店限定のトートバッグを配布し、再来店のきっかけづくりとしている。なお、旧店舗はドレスラインの「ミズイロインド ドレス(mizuiro ind dress)」のコンセプトショップとして営業中だ。

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旗艦店の様子

Image by: ミズイロインド

 店舗強化と併せて、ラインナップも拡充。ユニセックスライン「mizuiro ind Free People」は海外で先駆けて発表し、これまで一部アイテムを店頭やオンラインで販売してきたが、リニューアル後の青山店では国内で唯一フルラインナップを取り扱っている。また、2026年春夏シーズンにブランド初となるオリジナルバッグ・シューズのライン「mizuiro ind Accessories」が誕生。シューズはイタリア・トスカーナの工房「サンタクローチェ」で製作し、バッグは革の調達からなめし、染色、裁断、仕上げまで一貫して日本国内で行っている。ストラップパンプス(4万9500円)やローファー(6万2700円)などシューズ4型、ワンハンドルのトートバッグ(3万9600円〜5万9950円)、ボストンバッグ(3万9600円〜6万4900円)、ウォッシャブルスエードのボストンバッグ(2万4200円)といったバッグ6型を揃える。

mizuiro ind Accessories

Image by: FASHIONSNAP

◆2026年秋冬は“シンプルなのに作り込んだ”な風合いが豊富

 2026年秋冬シーズンは、ミズイロインドの強みである落ち着いたトーンやシルエットはそのままに、豊富な生地のバリエーションで“シンプルなのに作り込んだ”アイテムを提案。ジャカードでレースの柄を再現したトップス(1万800円)や、縦糸と横糸の伸縮でプリーツのように仕上げたカットソー(1万5000円)、“日本最古”と言われている織機で織った独特の波形のカットソー(1万2700円)、グレーのニットに黒の箔プリントを施したトップス(1万8800円〜2万円)などを発表した。また、ダブルボタンのジャケット風のカーディガン(1万8000円)や、ブークレ生地のベスト(9000円)は、温度調節をしながら重ね着のアクセントとなるアイテムも揃う。

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最終更新日:

■ミズイロインド:公式サイト

FASHIONSNAP 編集記者

平原麻菜実

Manami Hirahara

埼玉県出身。横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程卒業後、レコオーランドに入社。国内若手ブランド、国内メーカー、百貨店などの担当を経て、2020年にビューティチームの立ち上げに携わる。ポッドキャストやシューティング、海外コスメレビュー、フレグランス、トップ取材など幅広い観点でファッションとビューティの親和性を探る企画を進行。2025年9月より再びファッションチームに所属。映画、お笑い、ドラマ、K-POP......エンタメ中毒で万年寝不足気味。ラジオはANN派。

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