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ミューラル出身デザイナーが手掛ける「ロワ オルドルソン」がデビュー

村田太一

Image by: ROI ORDERSON

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 デザイナー 八木玲音が、新ブランド「ロワ オルドルソン(ROI ORDRESON)」を立ち上げた。ベーシックなデイリーウェアに独自の感性を加えることで「心が躍動しながらも、日常に永く寄り添う衣服」を提案する。

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 八木は、国内デザイナーズブランドでパタンナーとして経験を積み、直近では「ミューラル(MURRAL)」で企画・生産管理を担当。30歳を迎えたタイミングで独立し、ロワ オルドルソンを立ち上げた。ブランド名は、デザイナーの名前を「王」「令」「音」に分解し、フランス語に訳して並べた造語。

 ファーストシーズンである2027年春夏コレクションでは、「人工と自然」という一見相反する2要素の境界の曖昧さに着目。経糸にインディゴ染め、緯糸に硫化染めの糸を用いることで、経年によってコンクリートが風化して自然の一部となりかけている風景をイメージした柄が浮かび上がってくるデニムジャケットとパンツ、自然のモチーフとして取り入れたパールに職人が鏡面磨きで仕上げたシルバーを組み合わせたブローチなど、ウェア12型、小物6型をラインナップする。シューズは「ヴァンズ(Vans)」の「オールドスクール(OLD SKOOL)」しか履かないというデザイナーのこだわりから、スニーカーとの相性を考えてスラックスの裾にドローコードを配するなど、「綺麗すぎず、カジュアルすぎない服を作る」というデザイン理念をコレクションの随所に散りばめた。価格帯は、アウターが6〜12万円ほど、トップスが2〜6万円ほど、ボトムスが4〜6万円ほど、小物が2〜24万円ほど。

 今後は、セレクトショップへの卸売と自社ECでの販売を通じて、ブランド知名度の向上を目指す。デザイナーの八木は「ブランドを始めても、お客様に服を着ていただけなければ意味がない。まずはブランドを覚えてもらえるように、ブランドの美学を反映した服を提案することに注力する」と話した。

最終更新日:

文・村田太一

Taichi Murata

FASHIONSNAP 編集記者

群馬県出身。男子校時代の恩師の影響で大学では教員免許を取得するも、ファッション業界への憧れを捨てきれず上京。2021年にレコオーランドに入社。主にビジネスとメンズファッションの領域で記事執筆を担当する。幼少期、地元の少年野球チームで柄にもなくキャプテンを任せられた経歴を持ち、今もプロ野球やWBCを現地観戦するほどの野球ファン。実家が伊香保温泉の近くという縁から、温泉巡りが趣味。

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