

ケリング(Kering)がフランス時間7月28日に発表した2026年1〜6月期決算は、売上高が前年同期比1%増の72億2000万ユーロ(約1兆3429億円)、営業利益が前期と同水準の9億2000万ユーロ(約1711億円)だった。近年ケリングは「グッチ(GUCCI)」など主力ブランドの苦戦で業績不振が続いていたが、同上半期の結果を受けてルカ・デ・メオ(Luca de Meo)CEOは発表資料の中で「ケリングは第2四半期に業績を改善し、売上高は再び成長軌道に乗りました。グループ全体で改善の兆しが見られています」と手応えを語った。
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セグメント別では、ファッション&レザーグッズの売り上げが同1%減の58億ユーロ(約1兆788億円)。細分化しブランドごとに見ると、デムナ(Demna)が手掛けるグッチが同5%減の27億5700万ユーロ(約5128億円)を記録した。引き続き減収だったものの、同25%減だった2025年1〜6月期と比較すると減少ペースは緩やかになっており、全地域で復調の兆しが見られた。営業利益は同3%減の4億6800万ユーロ(約870億円)で、営業利益率は同1ポイント上昇した。
「サンローラン(SAINT LAURENT)」は北米や西欧を中心に需要が回復し、上期で増収へ転じた。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」もレザーグッズの好調により全地域で成長を加速。ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)体制となって間もなく、クリエイティブの過渡期にある「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は苦戦が続いているものの、レザーグッズが下支えしたという。新CEOが就任した「マックイーン(McQueen)」は、テーラリングを軸としたブランド再構築と流通網の適正化を進めている。
業績をけん引したのはジュエリーで、同20%増の5億2100万ユーロ。「ブシュロン(BOUCHERON)」が日本・アジア太平洋を中心に好調で過去最高業績を更新し、「ポメラート(Pomellato)」も日本・北米が好調で成長を維持した。
アイウェアは同8%増の9億6500万ユーロで着地。「リンドバーグ(LINDBERG)」の40周年記念コレクションや「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のアイウェアコレクションなどが寄与した。
※前年比実績は為替変動などの影響を除く
※1ユーロ=186円
最終更新日:
■ケリング 2026年1〜6月期
売上高:72億2000万ユーロ(約1兆3429億円)
営業利益:9億2000万ユーロ(約1711億円)
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