
Image by: FASHIONSNAP
「オダカ(ODAKHA)」が、2027年春夏コレクションを発表した。今季はデザイナー小高真理の父親や兄といった身近な人たちの装いに着想を得て、見慣れたワードローブをファッションに落とし込むことを試みた。
ADVERTISING
小高の父親と兄は共に研究者で、毎日同じような服を着ている様子が着想源となったという。小高にとって「ファッションにあまり興味が無い人」だったが、その何気ない装いに意外なこだわりがあったことが製作につながった。そのほか、ユニークなファミリー像を描いたウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)の映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」からもインスピレーションを得たという。そうしたヒントを、今季のテーマ「THE FAMILIAR STUDY ― 見慣れたものを、もう一度見つめる」に落とし込んでいる。

2027年春夏コレクションのヴィジュアル
Image by: Shun Komiyama

2027年春夏コレクションのヴィジュアル
Image by: Shun Komiyama
例えば、父親がよく着ていたブルーのシャツとネイビーのネクタイの組み合わせや、暑い時にボタンを緩める着こなしを、シャツの前立てにあえてシワを入れたシャツとニットのネクタイで表現。チノパンを制服のように着回していた装いにインスパイアされ、遠くからみるとコットン地に見えるハリ感のあるニットパンツを生み出した。
また、研究者である彼らが本を読み、ノートを取り、レポートを書くといった連続した動作をすることで衣服に刻まれるシワ、身体になじんだ輪郭をウィメンズ服に転用するという試みも見られた。プリーツスカートはひだの部分に箔プリントを重ね、プリーツを開く際に割くことで、不均衡なラインをデザイン。「リーバイス(Levi's)」の名作ジャケット「Type I」をモチーフに、和紙を織り込んだ糸で編み上げたニットジャケットも登場する。










1970年代のアカデミックな空気と1990年代の日常着の実用性を背景に、ベストやカーディガン、プリーツスカートなどをラインナップ。家族の装いから派生し、家そのものに散りばめられたモチーフも随所に引用。ペットの犬のモチーフや、庭に咲いていた花などを、ダイヤ柄に編み上げたキャミソールドレスのアクセントとしてデザイン。ニットのビスチェはアンティークのシャンデリアに着想し、クリアビーズやメタルパーツが垂れ下がるようにあしらっている。







「ズボラが楽しめるファッション」としてマルチウェイなアイテムも用意。ニットワンピースはボトム部分がキャミソール型になっており、レイヤードデザインのトップスとして着用できるほか、リバーシブルで着ることができる。ショート丈のジャケットは襟を折り返し、スタンドカラーシャツに変形する。
アクセサリーは長年のコラボレーターである「ソムニウム(SOMNIUM)」と製作。父親の仕事道具であるクリップをモチーフにしたピンやネックレス、ピアスなどが揃う。








最終更新日:
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
















