Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】オニツカタイガーが選んだイタリア人 アンドレアポンピリオとは?

―「オニツカタイガー」とアンドレア・ポンピリオ、2つの相性やコラボレーションのアプローチについてはどうでしたか?

 日本のスニーカーの歴史とイタリアのクリエイティビティが出会うようなコンビネーションだと思う。この2つの要素はとても相性が良くて、今回のコラボレーションでは最初のサンプルの時点で「パーフェクト!」というくらい素晴らしい出来だったんだ。「オニツカタイガー」の仕事はトップレベルだと実感したね。僕なりにイタリアンスタイルやフィニッシングを取り入れて、スポーツウェアなんだけれど洗練されたプレタポルテに仕上がったことに満足しているよ。

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Onitsuka Tiger × ANDREA POMPILIO


―ピッティ・ウオモで発表したメンズウェアの反響は?

 テクニカルでドレッシーなスタイルが好評だった。「クレバーなコレクションだ」と言ってくれる人もいて嬉しいね。

―今回のコラボレーションは自身のキャリアにどういかされていますか?

 スポーツウェアの観点でデザインすることは、とてもいい経験になっている。過去に手掛けたブランドのデザインではテクニカルなスキルを求められたけれど今回は全く違っていて、スポーツの側面を持ちながら繊細かつデイリーなシティウェアを目指した。専業に特化したブランドと取り組むのは興味深いし、これから僕自身のコレクションにも活きてくると思う。

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ピッティ・ウオモ 発表会場


―次のシーズンのアイディアについて教えてください。

 「オニツカタイガー」とのコラボレーションは、もっと広げていきたいと思っている。今回はそのアイディアを持って東京に来たんだ。たとえばウィメンズラインを出すかもしれないし、楽しみにしていて。


ウィメンズのデビューと今後

―今シーズンのもうひとつのデビューとして、自身のブランドで初めて発表したウィメンズラインが話題を集めました。

 ウィメンズウェアについては、実は前から要望を受けていたんだ。僕は女性について、その人が本来持っているフェミニティだけで十分魅力的だと思ってる。だからメンズウェアをベースに、フェミニティを引き出すようなウィメンズウェアを作った。今後はウィメンズ単独のショーも考えているよ。

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ANDREA POMPILIO 2013年秋冬ウィメンズのデビューコレクション

―2012年に初めてのポップアップストアを大阪に出店したり、「オニツカタイガー」との取り組みも本格化。日本との関わりが深くなってきました。

 日本はファンタスティックで、東京も京都も好きな街。東京は大きなショールームもあるし、広く発信していきたい。日本だけじゃなく、アジアの市場は今後もっと重要になっていくと考えているよ。


―今後チャレンジしたいことや目標は?

 人生何が起こるかわからないし、早いスピードでさまざまなことが進んでいるから、まずは目の前にあることに楽しんで取り組んでいきたい。常にチャレンジ精神で、走り回ることがモットーなんだ。タイガーみたいにね。

Onitsuka Tiger × ANDREA POMPILIO 2013年秋冬メンズコレクション
ANDREA POMPILIO 2013年秋冬 メンズ・ウィメンズコレクション

【アンドレア・ポンピリオ】プロフィール
Andrea-Pompilio-interveiw-2013-04-20130426_020s.jpg1973年、イタリア・ペザロ生まれ。父が建築家、母が画家、祖父がブティックを経営するという環境で育ち、8歳の時には既にデザイナーになることを決心。ペザロとミラノにてファッションを学んだ後に「Alessandro dell'Acqua」、「PRADA」、「Yves Saint Laurent」などのデザインに携わり、ミラノ、パリ、ニューヨークで経験を積んだ。
2011年秋冬シーズンに自身のコレクションを発表し、その普遍的な上質さと時代性のあるリラックスしたスタイルはすぐに注目された。さらに2011年6月、ピッティ・ウオモにおいて、2012年春夏コレクション新人デザイナーの最優秀賞を受賞。今後最も活躍が期待されるイタリア人デザイナーの一人。

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