「オーデマ ピゲ」のロイヤル オークをまとったimase
Image by: FASHIONSNAP
新世代アーティストのimaseが11月に誕生日を迎え、24歳となった。音楽を始めて7ヶ月でメジャーデビュー、そして全世界SNS総再生回数が100億回超えを達成するなど、すでに数々の偉業を成し遂げた彼が見据える未来図とは? 前衛的なクリエイティビティで常に時計界をリードしてきた「オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)」のアイコンウォッチ「ロイヤル オーク」をまとい、今と「これから」を見つめる。
オーデマ ピゲとは
世界3大時計ブランドの一つに数えられる、スイスのラグジュアリーウォッチブランド。今なお創業者一族によって経営される独立ブランドで、来年創業150周年を迎える。ブランドの代名詞は、ラグジュアリースポーツウォッチの元祖とも言われる「ロイヤル オーク」。八角形のベゼルやブレスレット一体型の薄型デザインなどがオーデマ ピゲの前衛性を象徴しており、発売から50年以上続くロングセラーとなっている。
等身大の自分
音楽界とつながりが強いオーデマ ピゲは、これまでにジョン・メイヤー(John Mayer)やマーク・ロンソン(Mark Ronson)とのコラボレーションを実現。ウォッチメイキングと音楽の間に創造的なシナジーを育んできた。また、ブランドの顧客にはエド・シーラン(Ed Sheeran)など数々のセレブリティが名を連ねる。“令和のシティポップ”とも評されるサウンドで国内外から注目されるimaseは「僕の周りのミュージシャンにも時計好きが多いです。マイクや楽器を持つときに手元がフォーカスされるので、時計がアクセントになってくれるんですよね」と、ミュージシャンならではの視点で語る。
今回の撮影で最初に着用したのは、「ロイヤル オーク オートマティック」。1972年の初代モデルと同じ、ステンレススティール製のケースに「ナイトブルー、クラウド50」と名付けられた色味のタペストリーダイヤルを組み合わせたデザインだ。「一見シンプルに見えるけれど、ナイトブルーのタペストリー文字盤やサテン仕上げの光沢感が素敵です。スポーティな印象もあるのでいろいろな服装に合いそうですし、僕のような20代でも違和感なく着けられて、おしゃれなアクセントになってくれますね」。
「いいものには普遍性がある。僕もそういうものを選びたい」
傷がつきにくいステンレススティール製はカジュアルなスタイルにも合わせやすく、日常生活に十分な防水性能もあるので、実用性も抜群。小ぶりな37mm径のケースは、Z世代のヒットメーカーとして注目されながらも気取らないナチュラルさを貫くimaseのスタイルにも寄り添う。「初代が発売されて以来、世の中にはさまざまな移り変わりがあったと思います。そんな中でもロイヤル オークは50年以上も愛され続けているんですね。普遍性があるものは長く使えますし、僕も何かを選ぶときはそういう部分を大事にしています」。
これからの自分
次に「未来の自分」をイメージして着用したのは、今年の新作である18Kイエローゴールドケースの「ロイヤル オーク クロノグラフ」。存在感のある41mmでクロノグラフ機構を備えた、よりラグジュアリー要素を高めたモデルとなっている。「すごい重厚感と高級感。この重さがいいですよね」と、スマホ世代のimaseも腕時計の魅力をあらためて実感した様子。文字盤はイエローゴールドとブラックのグラデーションになっており、華やかさがありながらも派手になり過ぎない。「ダイヤルもかっこよくて、大人っぽいスタイルにぴったりだなと思います」。卓越したスイスの職人技を集結させた同モデルはまさに一生もの。スーツスタイルにも嫌味なくなじみ、日々モチベーションを高めてくれそうだ。
「まだだれもやっていないことって何だろう? と、常に探っている」
ロイヤル オークのオリジナルモデルをデザインしたのは、“時計界のピカソ”とも呼ばれた時計デザイナーのジェラルド・ジェンタ(Gérald Genta)。スポーツウォッチのデザイン性や素材を取り入れながらも、職人の手作業による仕上げ装飾を施すことで「ラグジュアリースポーツウォッチ」という新たなジャンルを生み出した。その型破りなクリエイティビティは1972年の発売以来、今も継承され、様々なバリエーションへと広がりを見せている。時代の一歩先をいく大胆な発想とそれを具現化する技術は、常に新しさを追求するimaseのボーカルスタイルや作曲センスとも重なる。「まだ日本でだれもやっていないことって何だろう? と常に探っています、僕も」。
「変わらないまま成長したい。キラキラした大人になりたい」
昨年から東京での新生活が始まり、imaseのスケジュールは多忙を極める。だが「ライフスタイルはそんなに変わらないです」と本人はいたって自然体。今月、24歳の誕生日を迎えたばかりのimaseに、これからどんな大人になりたいかと尋ねると「僕は年上の先輩方とご一緒する機会が多いのですが、みんな遊び心と探究心を忘れず、ずっと好きなことに熱中しているんです。そういう大人ってキラキラしていてかっこいいなと思いますね」。成長を続けながらも、内に秘めた情熱と精神性は変わらない。オーデマ ピゲが誇る独立精神と革新のように、imaseはこれからも独自のサウンドで軽やかに時代をリードしていくのだろう。
Video by FASHIONSNAP
オーデマ ピゲ ジャパン:03-6830-0000
imase
岐阜出身の24歳。音楽活動開始わずか1年でTikTokで楽曲をバイラルさせ、2021年にメジャーデビュー。「NIGHT DANCER」は韓国配信サイト“Melon”でJ-POP初のTOP20入り。「第65回 輝く!日本レコード大賞」にて優秀作品賞を受賞し、韓国で開催されたMMA 2023、CCMA 2023に日本人アーティストとして初出演、初受賞を果たす。5月には待望の初アルバム「凡才」をリリース。2025年4月からは初の全国ホールツアーを開催。@imase11_9
1着目:カーディガン 7万9200円、パンツ 11万9900円/ともにコッキ、トップス 7700円/ビームス、シューズ 5万3900円/カンペール、ネックレス 48万480円/オール ブルース、2着目:ジャケット 14万3000円、ベスト 4万8400円、シャツ 2万4200円、パンツ 5万5000円、ニットタイ 1万7600円/ともにメゾン エ ヴォヤージュ、シューズ 77万円/ジェイエムウェストン × メゾン エ ヴォヤージュ
コッキデザイン事務所:03-6300-5822
ビームス 原宿:03-3470-3947
カンペールジャパン:03-5412-1844
エドストローム オフィス(オール ブルース):03-6427-5901
メゾン エ ヴォヤージュ 麻布台ヒルズ店:03-5797-8515
photography: SEIYAFUJII(W), styling: RIKU OSHIMA, hair&makeup: Daisuke Mukai | text&edit: Fuyuko Tsuji, casting: Takashi Sasai, production: Hideya Yokoi, project management: Kazuhiro Oyokawa(FASHIONSNAP)
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