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“自由”を掲げる仏発ナチュラルフレグランス「バスティーユ」 先導したい哲学と誰にも真似されない香り

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“自由”を掲げる仏発ナチュラルフレグランス「バスティーユ」 先導したい哲学と誰にも真似されない香り

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 1789年7月14日に起きた、フランス革命の始まりの日である「バスティーユ牢獄襲撃事件」。2020年、その名を冠し、香水業界に“革命の風“を起こそうとするフレグランスブランド「バスティーユ(Bastille)」が誕生した。ブランドの創業者は若き起業家のマリー・オルテンス(Marie-Hortense Varin)。そして彼女を支えるのは、ラグジュアリービューティやフレグランス業界でキャリアを積んだCEOのソフィー・メゾン氏(Sophie Maisant)とゼネラルマネージャーのパスカル・イアフィル氏(Pascal Hyafil)の2人。ブランドは「クリーンな配合」「全成分開示」とともに、“自由”を信念に掲げている。新作「キャトーズ・ジュイエ」のお披露目に合わせて来日したメゾン氏とイアフィル氏に、ブランドが“クリーン“で”自由“であることを選んだ理由や、新作に込めた思い、フレグランス業界で先導したいことについて聞いた。

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シャツを着た男女のポートレート

左から:ゼネラルマネージャー パスカル・イアフィル氏、CEO ソフィー・メゾン氏

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■ソフィー・メゾン:CEO
数々の大手ラグジュアリービューティブランドで香水のキャリアを積む。気候危機に直面し、“変化を起こす主体になりたい”と気付き起業家の冒険に乗り出す。その後香水業界で、環境への責任や節性、持続可能な開発の観点から業界に変革をもたらすことを目的に奔走する。
■パスカル・イアフィル:ゼネラルマネージャー
食品業界でキャリアをスタートした後、ラグジュアリービューティブランドの輸出部門に入社し、高級化粧品を手掛ける。東ヨーロッパやスカンジナビア、パナマなどさまざまな国の市場を管理し、セールスディレクターに就任。現在はパリに戻り自らバスティーユの事業を推進し、25年間の海外暮らしで得た知識を駆使しながら「自由」を信条にキャリアを彩っている。

香水業界に足りていない持続可能性と透明性

⎯⎯ バスティーユは「他の業界で当たり前になりつつある視点が香水業界には足りていない」という疑問からスタートしたと聞きました。その視点とはなんでしょうか?

ソフィー・メゾン氏(以下、ソフィー):「持続可能性」と「透明性」です。フランスのフレグランスの歴史は長く、その一部には人体に悪影響を及ぼすような成分や調合方法もあるのです。そして他社による香りのコピーを避けるため、知的財産保護という名目のもと、“暗黙の了解”として全成分開示を行わない慣習もあるんです。バスティーユは今なお続くその“闇の部分“を「取っ払わなければ」という思いから生まれました。私自身、香水業界にいた両親の影響で幼い頃から香水が好きなので、その考えに共鳴したんです。持続性と透明性を保つため、私たちは少しでも不明瞭な成分は使用せず、原料の95%に天然成分を用いていて、なおかつ全成分を開示しています。

⎯⎯ 全成分を開示して、香りをコピーされるリスクはないのでしょうか。

パスカル・イアフィル氏(以下、パスカル):リスクはありますが、他社には真似できないという自信があります。材料を全て明かしたとしても、何滴・どう配合したかまでは分かりませんから。凄腕のシェフに料理の材料を全て見せてもらって、同じものを自分で作ろうとしてもできないのと一緒です。だから、私たちのフレグランスは透明性とクリエイティビティを両立することができます。

 それに、リスクを取ってでも「フレグランスを使う人に安心してもらいたい」という思いが強いのです。おかげさまで、お客さまから少しずつ「クリーンな原材料を使用している」という信用も増えてきています。

バスティーユのフレグランスが並べられた店頭の様子

NOSE SHOP 麻布台にならぶバスティーユのフレグランス

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⎯⎯ フレグランス作りは香料会社との協業で行われると思うのですが、全成分の開示はどのように実現できるのでしょうか?

ソフィー:私たちは香りを作るとき、香料会社や所属する調香師と協業しますが、フレグランスごとに成分の処方を明記した表を作成してもらうんです。私たちはその表を開示すると同意を得た上で買い取り、公開するという流れです。

香りの幅を広げる「5%」

⎯⎯ バスティーユのフレグランスは95%が天然成分です。なぜ“100%”ではないのでしょうか。

ソフィー:合成成分を5%だけ入れることで、エレガントさがキープできて、香りの幅が広がるんです。ナチュラルなものだけだと、どうしても香りがまとまりきらないことがあります。私たちはアレルギーや発がん性に対する安全性が確認されている天然由来の合成成分を採用して、何をどれだけ取り入れるかを工夫しています。

 また、フランスの法律で「ナチュラルフレグランス」をうたうには原材料の95%以上に天然成分を用いる必要があるので、その基準を満たすためでもあります。

マンダリンのフレッシュさとマテの苦味、活気に満ちたジンジャーとジュニパーのきらめきがジントニックの芳香と混ざり合う。調香師はドミティ・ミシャロン=ベティエ(Domitille Michalon-Bertier)。「オーピスト(道なき道)」(15mL 税込8800円、50mL 同1万9800円)

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パスカル:ラインナップする全てのフレグランスの箱には、ナチュラルフレグランスを示す「EAU DE PARFUM NATURELLE」と印字されています。この“NATURELLE”は天然成分95%以上のフレグランスにしか印字できないので、私たちはその“95”を絶対に死守しています。

⎯⎯ 天然香料95%以上という制限による困難はありますか?

ソフィー:フレグランス作りでは、本物のフルーツの果汁を入れても香り自体を再現するのは難しく、何かと掛け合わせて表現することが多いんです。天然香料95%の基準がなければ、もっと自由に香料を選ぶことができて楽なんじゃないかと思うこともあります(笑)。ですが、そうすると私たちの信念とはずれてしまうので、香料選びや組み合わせを厳選しているんです。

 「オーピスト」はジューシーなフルーツの香りがとてもわかりやすいと思います。フルーツの美味しそうな香りを表現したいのでマンダリンを取り入れ、そのほかの香料と組み合わせていますが、やっぱり体に悪いものは絶対に選ばないようにしています。

⎯⎯ パッケージは外箱・ボトルともにシンプルですが、印刷なども工夫しているんでしょうか。

ソフィー:紙をベタベタ貼ったり、プラスチックにくるんだりなどはなるべくせず、環境に優しくシンプルに、ミニマルにしています。印刷はセリグラフィー(sérigraphie、シルクスクリーンともいう)で行い、インクにも気を使っています。

決め事は作らず、自由を大切に

⎯⎯ 香りを作る時のプロセスを教えてください。

パスカル:私たちは「自由」を大切にしているので、実はあまり決め事がありません。マーケティングや市場調査も行いますが、だからといって「流行っている香りを作ろう」ということもありません。基本的には多くの調香師を抱える香料会社、メゾン・ド・コンポジション(maison de composition)に香水のメインの香りやイメージ、モチーフなどを提案し、意見を掛け合わせながら制作しています。でも、今度は違うやり方で作るかもしれません。私たちは自由なので(笑)。

バスティーユのフレグランス

フランスの建国記念日、バスティーユ牢獄襲撃の日をモチーフにした新作フレグランス。調香師はマエヴ・マクカーティン(Meabh Mc Curtin)。「キャトーズ・ジュイエ(7月14日)」(15mL 税込8800円、50mL 同1万9800円)

ソフィー:例えば新作のキャトーズ・ジュイエは、作りたかったフレグランスのイメージを香料会社に伝えて、そこにいる調香師の何人かに提案してもらったものからイメージに近い香りを選び、意見を交わしながら作りました。

⎯⎯ キャトーズ・ジュイエ制作時のエピソードや込めた想いがあれば教えてください。

ソフィー:まず私たちのバスティーユというブランド名ですが、これはフランス革命の始まりの日となった「バスティーユ牢獄襲撃事件」と、フランス革命記念日の通称「Bastille Day」から取っていて、フランス人にとってバスティーユといえば革命記念日(パリ祭)の7月14日(キャトーズ・ジュイエ)なんです。この日は豪華なお正月のように、パレードや食事を楽しみながら、家族や国民と生きていることを祝う特別な日です。このフレグランスは、まとうことでその特別な気持ちを毎日楽しんでほしい、というコンセプトで作りました。

 このフレグランスの中には大事な香りを3つ詰め込んでいます。1つ目は華やかなカクテルの泡がパーっと上がってくるような、マンダリンやタンジェリンの柑橘系のフレッシュな香り。2つ目は記念日の時に各地で打ち上がる花火をイメージした、火薬のようにスモーキーな香り。3つ目は世界的に誰もが好きな香りを入れたかったので、上質なマダガスカル産バニラを入れました。私たちにとって、シンボルのようなフレグランスになったと思っています。

パスカル:前からこういったコンセプトのフレグランスを作りたいと思っていたんです。当初は限定で発売する予定だったのですが、そうするのがもったいないくらい良いフレグランスが出来上がったんです(笑)。なので、キャトーズ・ジュイエはブランドを象徴するフレグランスとして定番品で販売することにしました。

 今回はバスティーユにちなんでこのフレグランスができたのですが、次回は今までの他の香りと同じように、ストーリーを語るものになるのではないかなと思っています。ですが私たちはそれも自由なので、突然違うことをするかもしれません(笑)。

情報を“隠さない”香水業界へ

⎯⎯ バスティーユは現在何ヶ国で展開していますか?

ソフィー:30ヶ国です。ヨーロッパや北欧、カナダ、メキシコ、アメリカ…アジアは日本、韓国、タイなどで、今後は中国に進出する予定です。日本では、ノーズショップの麻布台店をはじめとした店舗と公式オンラインストアで取り扱われています。

⎯⎯ 人気の香りは国や地域で異なるのでしょうか。

パスカル:ヨーロッパやアメリカでは、アーモンドやバニラが甘く香る重ためのフレグランス「アン ドゥ トロワ ソレイユ(だるまさんがころんだ)」が人気ですが、ベストセラーのトップオブトップは「プレイン リューニュ(満月)」。抹茶やマテの香りは今世界中で人気で、それらを配合したプレイン リューニュはどの国でも1番か2番目に売れています。

バスティーユのフレグランス
バスティーユのフレグランス
バスティーユのフレグランス

アーモンドとバニラの甘さにインセンスのスモーキーさが子供時代の記憶を呼び覚ますやんちゃな香り。調香師はドミティ・ミシャロン=ベティエ。「アン ドゥ トロワ ソレイユ(だるまさんがころんだ)」(15mL 税込8800円、50mL 同1万9800円)

Image by Bastille

⎯⎯ 一番試行錯誤したフレグランスはどれでしょうか?

ソフィー:ミルキーでスパイシーな香りの「ドゥマン プロミ(明日への約束)」です。サンダルウッドやラベンダーが入っていて複雑な香りなので、最終的なバランスを調整するのに時間がかかりました。なかなかまとまらなかったので、どの成分を1滴入れるか入れないかというところでとても試行錯誤しました。

⎯⎯ バスティーユから見て、これからの香水業界に期待することはありますか?

ソフィー:業界全体で情報を隠さないで、全成分を開示できるようになっていってほしいです。人体に影響を与える成分は使用せず、「いい素材を使ってます」と堂々と言えるようになっていってほしい。今まで「香料」とだけラベルに印字されていたものの詳細を明記し、開示できる成分だけを使用した香水業界になっていけるよう、私たちが先導してそれを行っていこうと思います。

(聞き手:藤原野乃華)

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