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美容部員の仕事を徹底解説 やりがいや必要なスキルを「ボビイ ブラウン」西田奈津希が指南

Image by: FASHIONSNAP

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 FASHIONSNAPによる業界の職業図鑑。ビューティ業界にはどんな職業があるのか。名前は聞いたことがあっても、実際にはどんな仕事をしているのか。そんな疑問を解消すべく立ち上がった連載企画。業界の最前線で活躍する人を招き、リアルな職務内容や必要なスキルをファイリングしていく。ビューティ業界への理解を深めるとともに、将来この分野を志す人にとって、進路や就職活動を考える際の手がかりとなることも目指す。

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 第6弾は、美容部員編。「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」の伊勢丹新宿店でスタジオマネージャーを務める西田奈津希氏の協力を得て、この職業の魅力を探る。

美容部員ってどんな仕事?

 美容部員は、化粧品カウンターの店頭で接客・販売しながら、顧客一人ひとりに合った提案を行う仕事。肌質や悩み、ライフスタイルを踏まえてスキンケアやメイクのアドバイスを行い、実際にタッチアップを通じて商品の魅力を伝えている。

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美容部員の仕事はいわゆる接客業ですが、単に商品を販売するだけでなく、お客さまの肌に触れてメイクを施す点や肌悩みを引き出すカウンセリングなどが、一般的な接客とは違うところではないでしょうか。私自身は10年前に美容部員として働き始め、約5年前からは店長として、売り場づくりや売り上げ・在庫管理、新入社員のトレーニングなども行っています。

ちなみに、西田さんはなぜ美容部員になろうと思ったのですか?

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理由はとてもシンプルで、化粧品が好きだからです。化粧品やメイクに関わる仕事は数多くありますが、人と接することも好きだったため、お客さまと直接関わることができる美容部員という職業を志しました。

中でもボビイ ブラウンは、もともと商品や色味が1番好きなブランドでした。“隠すのではなく、その人の魅力を引き出す”というブランド理念にも共感して就職しました。

ボビイ ブラウン伊勢丹新宿店

美容部員になるには?

 美容部員になるために必須の資格はなく、多くの場合、実務に必要なメイク技術や接客スキルは入社後の研修を通じて身につけていく。

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美容の専門学校出身者もいますが、四年制大学や短大出身者など未経験の人も多く、年齢や性別を問わず働いています。メイクの技術はもちろん、ブランドごとの特徴や商品知識なども入社後のトレーニングで学ぶことができます。

近年は海外のお客さまも増えているため、英語や中国語などの語学力があると業務の幅が広がり、より一層活躍の場が広がると思います。

美容部員さんというと、少し厳くて怖いイメージを持たれることもあるかと思いますが、実際の職場の雰囲気はいかがですか?

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私も入社前は少し怖いイメージを持っていて、ドキドキしながら入社しました。実際働いてみると、ピリピリした雰囲気はなく、みんなで目標に向かって前向きに頑張っている、どちらかというと体育会系な職場だと感じました。

今のチームは平和で穏やかな雰囲気で、年齢層は20代前後から40代まで幅広く、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。ここ数年は男性の美容部員も増えてきて、以前よりさらに多様性のある環境になっていると感じています。

美容部員のある日のスケジュール

美容部員のやりがいは?

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やりがいは数多くありますが、特に対面でお客さまにメイクのタッチアップをさせていただけることに魅力を感じています。ご提案を通じてお客さまが笑顔になる瞬間や、これまでメイクに苦手意識をお持ちだった方が、次第に楽しんでくださるようになり、継続してご来店いただけるようになることに、大きなやりがいを感じています。

また、店長としてトレーニングやマネジメントも行っているので、新入社員がお客さまに喜ばれている姿を見ると自分のことのように嬉しいですね。

美容部員が大変だなと感じる時は?

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1日を通して立ったまま複数のお客さまにメイクを施すため、体力も重要な要素の一つです。

また、美容業界はトレンドが流動的で、新商品も次々と発売されるため、常に最新の情報をキャッチしながら、自分の知識や技術をアップデートしていく必要があると感じています。

西田さんはどのように最新情報をキャッチするようにしていますか?

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SNSのチェックはもちろん、若いスタッフから学ぶこともたくさんあります。あとは社内でのトレーニングで、新作アイテムにトレンドを掛け合わせたメイクを教えてもらうこともあります。

美容部員の収入はいくら?

 厚生労働省が令和7年に実施した賃金構造基本統計調査によると、美容部員の年収の全国平均は384万8000円(東京都の平均は443万6000円)。所属している会社や担当する仕事内容によって人それぞれ。

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店舗責任者やアーティストチームにおいては、各役割に応じた手当が支給されます。 また、担当できる業務の幅が広がることで、それに伴い手当も増額されていきます。私が美容部員になった10年前に比べ、近年は賃金が上がってきている印象です。

美容部員のキャリア発展性、転職などは?

 美容部員は、接客やメイク技術を磨きながら現場で経験を積み、アーティストや店長、店舗運営を担うマネジメント職などへステップアップする道がある。

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ブランド内でトップアーティストとして全国のイベントで活躍するなど、第一線でキャリアを築く道があります。また、現場での経験を積んでから、オフィスで店舗運営やマネジメントを担う立場へとキャリアアップするケースもあり、さまざまなステージで活躍できる環境です。

さらに、独立して自身のメイクサロンを立ち上げた先輩もいます。自分の強みや得意分野を活かしながら、多様なキャリアを描ける仕事だと感じています。

勤務中に身につけているポーチには、タッチアップで使用するブラシがたくさん

美容部員に向いている人や大切なこと

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化粧品が好きな人。トレンドにも関わる仕事であるため、向上心を持ち、学ぶ意欲の高い方に向いていると感じています。また、お客さまとコミュニケーションを取ることが重要なので、人と話すことが好きな人も適していると思います。

接客時のコミュニケーションにおいて、意識していることはありますか?

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言葉遣いには特に気を配っています。お客さまのお悩みを引き出さなければならない一方で、肌やメイクに関するお悩みはとてもセンシティブなもの。相手を傷つけないよう、オブラートな表現を心がけています。

美容部員を目指す人に向けて

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化粧品業界の中でも、美容部員はお客さまと直接コミュニケーションを取りながら、その場で反応や変化を感じることができる、特別なお仕事だと思っています。私自身、学生時代は学校帰りに百貨店の化粧品フロアを巡ることが日課だったほど、化粧品売り場は心が躍る憧れの場所。コスメや美容が好きな方はもちろん、人と接することが好きな方にも、ぜひ挑戦してみてほしいです。日々学び続ける大変さはありますが、その分自分自身も成長しながら、多くのお客さまに喜びを届けられる仕事だと思います。

美容部員の年間スケジュールの一例

最終更新日:

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