「ボッテガ・ヴェネタ」のクリエイティブな旅へ フォトエキシビションを楽しむ4つのこと

鈴木仁と巡る写真展からロケ地マップまで

Image by: Tomoaki Shimoyama

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「ボッテガ・ヴェネタ」のクリエイティブな旅へ フォトエキシビションを楽しむ4つのこと

鈴木仁と巡る写真展からロケ地マップまで

Image by: Tomoaki Shimoyama

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」SUMMER 24のフォトエキシビションが東京・表参道でスタートしました。フォトグラファーのアレック・ソス(Alec Soth)が日本人の記憶に刻まれている公園を舞台に撮り下ろしたキャンペーンヴィジュアルは公開当初大きな話題に。今回は、現在開催中のフォトエキシビションをより楽しむために知っておきたい4つのポイントをご紹介。桜が咲き始めるこの時期、ボッテガ・ヴェネタをより深く、身近に感じられるクリエイティブな旅に出かけよう。

#1 アレック・ソスを知る

WHO IS ALEC SOTH?
1969年生まれ、アメリカ出身のフォトグラファー。「旅の途中」を大型のフィルムカメラで切り取る作風で、2004年の「Sleeping by the Mississippi」でホイットニービエンナーレに選出され注目を浴びる。以降、個展や写真集など精力的に活動し、2022年には大規模巡回展「Gathered Leaves」を神奈川県立近代美術館 葉山で開催。国際的な写真家集団「マグナム・フォト」のメンバーの一人でもある。

「(ボッテガ・ヴェネタ クリエイティブ・ディレクター)マチュー・ブレイジーのクリエイションにふれるとき、私は2つの世界を同時に体感しています。ひとつはあらゆる感覚と深く結びついたフィジカルな世界。もうひとつは幻想の世界です。このキャンペーンでは遊び心を意識しました。公園は、マチューの独創性にあふれたイマジネーションのメタファーのように感じました。私の写真にも多様なセレンディピティ(予期せぬ発見)を取り入れたかったのです」ーアレック・ソス

 キャンペーン撮影のロケーションに選ばれたのは、タコやキノコ、ピジョンといったモチーフの遊具が設置された東京近郊の公園です。日本に住む人にとっては馴染み深い公園の風景×ハイファッションの掛け合わせがなんとも新鮮。1階とB1階の会場では、キャンペーンヴィジュアルだけでなく、アレック・ソスが日本で撮影した作品などがユニークな構成で展示されています。エキシビションは表参道ヒルズ裏のギャラリースペース「seeen」で4月14日まで開催しているので、この機会に是非足を運んでみて。

◾️TOKYO PLAYTIME / An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta
会期:3/29 (金)〜4/14(日)
会場:seeen
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12 1F/B1F
営業時間11:00 –20:00
入場無料(公式LINEアカウントより事前登録が必要)

#2 「写真が好き」俳優・鈴木仁の楽しみ方

 オープン前日の内覧会に訪れた多くのゲストの中に、メンズノンノ専属モデルで俳優の鈴木仁さんの姿がありました。自身で個展を開催するほど、写真が好きな鈴木さん。仕事の現場など日頃からカメラを持ち歩き、「今日もここに来る前にフィルムを現像に出してきたんです(笑)」と話すなど、鈴木さんにとって「写真」は日常的なものだそう。

 「躍動感を表現する写真家が多い中で、動きの中に静かに空間が止まっているかのような、瞬間を切り取るのがうまいな、と思います。そのどれもが、みんなが共感できるような美しい瞬間なんですよね」と鈴木さん。好きな写真家の一人で、これまでにも写真集などを見てきたというアレック・ソスの作品を前に、次々と言葉が溢れてきます。

 「今回のヴィジュアルの公園の使い方も面白いですよね。自分たちにとっては何気なく楽しく遊んでいた場所が、ファッションフォトという芸術に落とし込まれているのが新しい感覚ですし、自分たちの住んでいる街の見方が変わってくるという点で、新たな発見がありました。写真っていいな、と改めて思わせてくれる展覧会でした」と、写真好きならではの視点で感想を語ってくれました。会場では憧れのアレック・ソス本人にも対面し、サインと記念撮影も。

#3 家でも楽しめる、ノベルティとFANZINE

 エキシビションを見終わったら、会場から歩くこと5分ほどの大通りに面したボッテガ・ヴェネタ表参道フラッグシップへ。ここではキャンペーンにも登場する最新の2024年サマーコレクションを実際に手に取ることができます。ランウェイからインスパイアされた世界地図が球体のイントレチャート(革ひもを編み上げる技法)で表現された、地球儀のようなバッグ「マヴァ(MAVA)」(57万2000円)は表参道フラッグシップ限定の特別なアイテム。

 そしてフォトエキシビションの来場者でストアにも来店した方には特別なギフトも。縦型のショッパーに入っているのは、帯状の一枚の紙。指示通りに組み立てると、多角形のオブジェが完成する、お家でも楽しめるノベルティがもらえます。

 また、アレック・ソスが手掛けたキャンペーンヴィジュアルや、撮影の舞台裏、スケッチ、ステッカー、旅のノートなどを全4冊にまとめた見どころたっぷりのFANZINE(ファン雑誌)が発行。世界各国のボッテガ・ヴェネタのストアと一部の書店(国内では小宮山書店/ワタリウム美術館 オン・サンデーズ/代官山 蔦屋書店)で数量限定で配布されてます。ブランドならびにアレック・ソスのファンは是非持っていたい作品です。

#4 マップ片手にロケ地を巡る

 ボッテガ・ヴェネタのグローバルなキャンペーンヴィジュアルの舞台となった日本の公園。実際にどこで撮影が行われたのか、都内23区内を中心に、13ヶ所にも点在するロケ地のマップを大公開します。いずれの公園も、動物や魚などをモチーフにした遊具が目印。自分の住んでいるエリアの近くの公園をのぞいてみるもよし、マップを頼りにロケ地巡りをするもよし。童心に返ったかのような懐かしさとともに、春夏シーズンのボッテガ・ヴェネタのテーマ「オデッセイ(冒険、長旅)」の世界観に浸ってみては。

(↓撮影&イベントロケーション一覧は右上のアイコンをクリック。スマートフォンではGoogleマップに移動後に一覧が表示)

ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966

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