Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】世界に挑むクリスチャン ダダ、M&Aを経てパリコレに


■株式売却で変わること変わらないこと

―D'Leagueの傘下になることで変わることは?

 僕が株式会社クリスチャンダダの代表でいるという流れはこれまで通りですが、経営面やマーケティングをサポートしてくれる予定になっています。またこれまでは50型前後でしたが、2014年秋冬コレクションからメンズだけでも約100型近くのアイテムを発表する予定です。これから経営面のサポートとデザインに集中できる環境が整っていくことが何より大きいと思います。

―デザイナー業に集中するということでしょうか?

 日本では川久保玲さんの影響で、デザイナーと経営者を両立することが理想とされています。僕もずっとそう思っていましたし、デザイナーは経営者の考えを持っていなければいけない。ただ、経営者のまえに僕はデザイナーなんですよね。そういった心境の変化はパリコレを現地で観て、そうありたいと思うようになりました。こうした思いが自分の中で強くなったことも、今回の子会社化に踏み切った理由の1つです。

―国内メーカーのテキスタイルを使っていますが、今後は? 

 パリコレに出ても変わらないと思います。2014年秋冬コレクションでも取り入れていますが、日本には3Dジャガードや伝統技術など特殊な技術を持っている工場がたくさんありますからね。

―現在パターンは外注ですが、今後は自社製作する?

 それも考えていて、キャリアを積んだ職人気質の方か、若くて感性がある方を募集しようと思っています。企画も新しく4、5人雇いたいと考えていて、このインタビューを読んで頂いた方が応募して頂けると嬉しいですね。

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―店舗出店は?

 現在はアジアをメインに、OPENING CEREMONYなどを含めたニューヨークやロサンゼルス、カナダに商品を卸しています。今後の予定はまだ確定していませんが、欧米やアジアに直営店ブティックを出店していく計画もあります。これからそういった部分も戦略を練っていく段階です。

―商品の値上げは?

 まだはっきりと決めていませんが、多少は上がるかもしれないですね。パリに行くことで、クオリティも上げていかなければいけないですから。


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