インサイド

大人でも楽しめる、「NTN」のクロップドシャツ　デビューコレクションの展示会から目をつけていたクロップドプルオーバーシャツ。最近はノースリーブをめっきり着なくなりましたが、この一枚があれば気兼ねなくタンクトップの上に羽織って爽やかに過ごせそう。なかなか手を出しにくいクロップド丈ですが、このくらい軽やかで緩やかなシルエットなら綺麗目な大人のスタイリングにもピッタリはまりそうです。隠しボタンのおかげでカジュアルに見えすぎないディテールも◎。デザインとしても成立しているドローストリングは絞って違ったシルエットも楽しめたり、シンプルなデザインの中に機能的な要素もあるので、とりあえずワードローブに追加して色々な着方を楽しみたいです。（コレクション担当／広告セールス YI）コーデにインパクトを与えてくれる、ウジョーのドローピングコードシャツ　肌見せにはまだ早く、アウターは暑いなと感じるこの時期のマストアイテムといえばマルチに使えるシャツ。特に白シャツは汎用性の高いアイテムですが、使い回しやすい反面コーデが一辺倒になってしまうのが悩みの種でした。今年はそんな白シャツを主役アイテムにと思い、デザイン性の高いものを探していたら「ウジョー（UJOH）」のドローピングコードシャツを発見。前面に施されたテープのデザインがモード感を演出しながら、オーバーサイズのシルエットがデイリー使いや肌寒い時に羽織りアイテムとしても活躍しそうです。素材はコットン100％なので、オールシーズンで使えるのも◎。（広告セールス MT）人気のシャツアイテム  

お買いモノ

【今週のウィッシュリスト】NTNのクロップドシャツ＆ウジョーのコードシャツ

sacai出身者による注目の新星、NTNってどんなブランド？　NTNは、「サカイ（sacai）」メンズ部門の元チーフパタンナー兼ブランドマネージャーの髙橋伸明が立ち上げたユニセックスブランド。様々なカルチャーからインスピレーションを得た伝統的かつ機能的なプロダクトを展開しており、国内外の上質な素材を用いて、卓越したカッティング技術をベースに、時代や人に寄り添いながら変容していくワードローブを提案。ブランド名は、髙橋のイニシャル「NT」にNを付け加えることで、プロダクトの永続性を繰り返す記号として表現しています。　ブランドでは「完成形ではなく、より良いもの作りを目指してエンドレスに試行錯誤していく」としてコレクション名は「ベータ（BETA）」と表現。デビューとなる今シーズンの「BETA 000」は、"Here to There（ここからそこ）"と題して髙橋のライフスタイルやブランドのあり方を体現しており、山登りやアウトドア、そしてクラシックアイテムという髙橋の本人の"好きなもの"を融合し、自然から都市までシームレスに着られるワードローブで構成。アウトドアウェアの機能的なディテールや構造、素材をクラシカルなアイテムに落とし込んだラインナップとなっています。カラーパレットは淡いグリーンやピンク、ブラウン、グレーベージュなどの優しい色味が多く、土や森林、太陽などの自然から着想源を得ているそう。都市の中で見いだす人工的なカラーリングと共存させることで、コレクションテーマを表現しています。　そんなNTNのデビューコレクションの中から、シグネチャーアイテムを含めた全7型を編集部がピックアップ。各アイテムの特徴や、デザインに込められたこだわりについて解説していきます。#1：クロップド丈が新鮮、ベータジャケット　まずはじめにご紹介するのは、コレクションを制作する上で最初に作ったというベータジャケット（BETA JACKET）。クロップド丈と立体的なフォルムが新鮮なジャケットは、体が動きやすいようゆったりとしたシルエットで表現しており、展示会でも人気を集めたそう。前開きのファスナーは胸あたりから顎にかけて中心から横にカーブさせており、顔への接触を避けることで生活や運動時での着心地を向上。ドットボタンやポケットなどのディテールは、機能的でありながらも審美的にも優れたプロダクトになっており、ブランドならではのこだわりが感じられます。 　アウトドアウェアのような雰囲気が感じられますが、高級衣服で使われるファスナーや、メゾンでも使用されているヨーロッパの大手老舗メーカーの生地を採用するなど、タウンユースしやすいディテールを取り入れることでモードに昇華させているのもこだわりの1つ。今後もブランドのシグネチャーとして、継続して展開していくそうです。#2：ジャケットとセットアップで着用可能、ベータ 2タックショーツ　ベータ 2タックショーツ（BETA 2-TUCK SHORTS）は、前述のベータジャケットとのセットアップで着用可能。素材はジャケットと同様、撥水性に優れたコットンポリエステル素材で、張り感と光沢感がありつつコットンの自然な風合いがあり、体に馴染んでくれます。一見カジュアルな印象ですが、クラシカルな仕立てをスポーティな素材で表現することで絶妙なバランス感が印象的。タックを入れたことでシルエットがふんわりと広がり、軽快な印象を与えてくれます。センタープレスも入っているので、上品カジュアルなルックを実現。足元はブーツなどで重心を下げたスタイルがおすすめです。ウエストベルト先の三角形は「NTN」の「N」の文字を表現しており、さりげないディテールへのこだわりも。　#3：オリジナルのシーズンカラーで展開、 プルオーバースタンドカラーシャツ＆クロップドプルオーバーシャツ 　爽やかなライトグリーンが印象的なプルオーバースタンドカラーシャツ（PULLOVER STAND COLLAR SHIRT）は、腹部のポケットなどのアノラックのようなディテールがユニークな1着。ブルゾンでも取り入れられている立体的な機能構造をクラシカルなシャツに落とし込んでおり、ゆったりとしたシルエットに仕上げています。スタンドカラーの内側にはドローストリングが通されており、絞ることでシルエットの変化を楽しめます。フロントのボタンはドットボタンを採用したことで、モダンで洗練された雰囲気に。　クロップドプルオーバーシャツ（CROPPED PULLOVER SHIRT）は、前述のプルオーバーシャツの構造はそのままに、クロップド丈で提案したアイテム。優しげなピンクのカラーリングや、ルックのように潔く肌見せをしたヘルシーなスタイルは春夏の装いにぴったりです。いずれも素材は浜松の機屋のシャトル機で織られた80/1 コットンタイプライター生地を採用。手織りのような自然な風合い、張り感、独特なぬめり感が特徴です。#4：クラシックなシルエットを採用した、ベータシャツ　クラシカルなシルエットのベータシャツ（BETA SHIRT）は、ゆったりとしたシルエットで展開。脇裾マチと左胸のポケットには、ジャケットやパンツのディテールでも見られた三角形でブランド名の「N」を表現しており、さりげないこだわりが感じられます。淡いピンクのシャツが印象的なこちらのルックでは一見、1枚のシャツを着ているように見えますが、実はベータシャツに先ほどのクロップドプルオーバーシャツをレイヤード。同じカラーリングと素材ですが、スタイリング次第で雰囲気がガラリ変わり新鮮な印象を演出してくれます。ちなみに、ルックのスタイリングはデザイナー髙橋本人が担当。「スタイリングのイメージを組み立てながらコレクションを制作しています」と話しており、展示会でもその完成度の高さが評判を呼んだそう。#5：デザイナーの理想を詰め込んだ、ベータTシャツ＆ベータクロップドTシャツ　最後にご紹介するのは、広めの身幅やドロップショルダー、太めの首元のリブなど…デザイナー髙橋が「理想のTシャツのシルエットです」と太鼓判を押すベータTシャツ（BETA T-SHIRT）とベータクロップドTシャツ（BETA CROPPED T-SHIRT）。素材は髙橋が探し求めたという、国内のニッターで織られる上品な風合いで光沢感のあるヘビーウエイト天竺を採用。また、テーラードジャケットやアウトドアウェアに見られるパターンを取り入れ、肩線は後ろに回して、肩に当たらないようにすることで着心地を追求したほか、裾と袖口の始末は通常Tシャツでは使われない三つ折り始末で張りのある素材の特性を活かすなど、"布帛的なパターンメイキング"を意識したんだとか。さりげないブランドロゴの刺繍もワンポイントになっています。1枚でサマになる、上質なデイリーウェアとしてTシャツ好きには特におすすめしたいアイテムです。今後もブランドの定番品として展開していくそう。■今季デビューの注目ブランド「NTN」の最新コレクションはF/STOREで販売中！詳細はこちら

【番外編】今決めたい、最新・最鋭アイテム - NTN 2023SS -

　ショー会場となったのはパリ15区、セーヌ川沿いに建つ旧ルノーのガレージ。低い天井と打ち放しのコンクリート、シルバーのボックス型の椅子が、インダストリアルな雰囲気を漂わせる。招待客の中には、昨年「カルティエ（Cartier）」と取り組んだ限定ジュエリーコレクションのヴィジュアルに起用された宇多田ヒカルの姿もあった。壊して作る　サカイのエレガンス　ファーストルックは、チョークストライプのチェスターコートをドレスのようにスタイリング。右半身にゆとりをもたせ、ショルダーラインも右だけドロップさせたアシンメトリーのパターンで、左側には無地の素材を組み合わせていた。サカイのシューズといえば、これまでボリュームのあるウェッジソールが多かったが、今回はプラットフォームのタイトなストレッチブーツがメインとなった。 　オーセンティックなデザインにハサミを入れて既存の形を壊しながら、新しいシルエットを作る。「常識にとらわれずにチャレンジし続ける」という姿勢でサカイの考えるエレガンスや美しさを探求したという。ブラウスのボディ部分を切り取ってボウタイに仕立てたり、従来のパターンを縦や横に刻んで重ねることでフリルに見立てたり。パーツを寄せることによって生まれた余白には、シフォンなど異なるテクスチャーの素材を足した。垂れるステッチ糸　未完成の美　ドレスのスカート部分を飾るラッフルやスリット、そして大胆に斜めにカットしたアシンメトリーのシルエットが、モデルのウォーキングと連動して躍動感を与える。 　特徴的だったのは、ハンドバッグストラップのディテール。バッグを肩に掛けるようなデザインで裾を引き上げ、ドレープを生み出すと同時にポケットの存在を主張していた。 　ショーの終盤は、ステッチから垂れる無数の糸に注目。服作りの工程のひとつである仮縫いの状態をそのまま残したかのように、未完成の美を見出した。 Everything in its right place　バックステージで阿部が着用していたTシャツには「Everything in its right place」というセンテンスが背中にプリントされていた。これはレディオヘッドの楽曲タイトルであり、今回のコレクションの糸口となった概念だという。直訳すると「すべてがあるべき場所に」となるが、阿部にとっての「あるべき場所」に、しがらみやルールは存在しない。「これからもっと先に進むために、常識にとらわれず、立ち向かっていこうと思っています」と発した一言が、その強い信念を示していた。 

Fashion

「サカイ」が探求する破壊的エレガンス　2023年秋冬パリコレ

カーゴパンツもレディライクに　ポケットたっぷりのカーゴパンツが、今シーズンのキーアイテムに。「フェンディ（FENDI）」は、バゲットバッグのハードウェアをポケットに取り入れたカーゴパンツを発表。ライトグリーンやサーモンピンクといった華やかなカラーリングも、ワークウェアのイメージを刷新した。そして「ジバンシィ（GIVENCHY）」は、ドレスコードの「異文化交流」がテーマに。サテンやツイードなどを取り入れ、カーゴパンツをカジュアルかつドレッシーなアイテムへと昇華した。　一方で「コぺルニ（COPERNI）」のカーゴパンツは、絶妙なユーズド感がタフな女性像を演出。ガラスの破片をつないだタンクトップと共に、一見オーソドックスでありながら手の込んだディテールが光る。  スポーティな機能性も装飾の一つ　スポーティなルックも今シーズンの特徴だ。「エルメス（HERMÈS）」はテントの機能性やシルエットを取り入れ、「砂漠でのレイヴ」を表現したコレクションを発表。留め具やロープなど、随所にアウトドアの要素を感じさせる。軽量なテクニカル素材のレインコートと合わせたテラコッタカラーのパンツは、黒のテープでポケットを縁取った。　また、「ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」からは、レモンイエローのジャンプスーツが登場。多用されたジッパーポケットやフラップポケットが効果的なアクセントとなり、ヘルシーかつポジティブなY2Kムードを加速させる。 マニッシュに着こなすロングジレ　ポケット付きのロングジレもキーアイテムの一つ。「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」は小さな物を大きく、大きなものを小さく表現するなど、比率を再解釈したコレクションを発表。ボタンを大きく誇張したロングジレ風のドレスは、巨大なベルトが垂れ下がったユニークなデザイン。両手をポケットに入れたアティテュードに、“女性らしさ”の規範を揺るがす意図を感じさせる。　また、昨年11月にブランド終了を発表した「ラフ・シモンズ（RAF SIMONS）」は、ブランド定番のスリーブレスのジャケットやロングジレをラストコレクションでも提案。フィリップ・ヴァンデンベルク（Philippe Vandenberg）の作品を取り入れたインナーに合わせ、ドット柄のタイツで縦長シルエットを強調した。両手はもちろんポケットの中にイン。 ロングドレスにもポケットを　さらに、ドレスもカジュアルなアティテュードで着こなすのが今季流。「ヴァレンティノ（VALENTINO）」は「UNBOXING（箱を開ける）」をテーマに、様々な決まりや既存の概念からの解放を表現した。襟を抜いたシャツドレスは、ストッキングやパンプスまでも赤一色のスタイリング。両手をポケットに突っ込んだモデルの凛々しさが際立つ。また、「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」は、片側のみ長袖となったコートドレスを発表。黒×白のストライプに黒い生地を重ねたデザインで、片手をポケットに入れたスタイルに反骨精神を滲ませる。　フィリッポ・グラツィオーリ（Filippo Grazioli）が手掛ける新生「ミッソーニ（MISSONI）」は、ノットをポイントにしたボディコンシャスなドレスを発表。ドレスと同柄のパンツを着用し、片側の裾をめくってポケットに手を入れるセクシーかつ都会的な女性像を描いた。  外付けポケットをアクセントに　また、アクセサリーとしてポケットバッグをまとうスタイルにも注目したい。「ミュウミュウ（MIU MIU）」はプリーツスカートの上に、むら染めのデニムバッグをレイヤード。ブランドを象徴するマクロミニを思わせる進化系ラップスカートで、ウエストにボリュームを加えた。「自由」をテーマに掲げた「サカイ（sacai）」は全てのルックにポケットを施し、モデルたちが両手を入れてウォーキングすることで、“秘められた強い意志”を表現したという。白いシャツにレイヤードしたポケットベルトがモードな味付けになっている。　そして光と闇のテーマをモノトーンで表現した「アン ドゥムルメステール（ANN DEMEULEMEESTER）」は、2つのバックを左右にクロスさせてポケットのように着用。ワントーンで揃え、一体化したかのようなルックに仕上がった。  立体ポケットで視線を集める　さらに、ポケットを大きく目立たせたルックも今シーズンの鍵に。「ロエベ（LOEWE）」はマチ付きの大きなポケットをショートジャケットにあしらい、裾にボリュームを持たせた。そして「ルイ・ヴィトン」は、巨大なバックルとポケットをフィーチャーしたミニドレスが構築的なシルエットを演出。大きく膨らんだポケットが新たなプロポーションを作り上げ、モダンなルックに仕上がった。 　今年の春夏シーズンは、ポケットをアクセントにしたルックが豊作。既存の概念から解放された女性たちがポケットに手を入れて、堂々と街を歩く姿が見られそうだ。

2023年春夏の注目トレンドは「ポケット」　新たな女性像を演出

COMPLETEDWORKS　「コンプリーテッドワークス（COMPLETEDWORKS）」のピアスは、シルバー925に、14kゴールドを施したゴールドヴェルメイユのピアス。フープがいくつも重なったようなデザインは、程よく重厚感を与えてくれます。SSENSE で購入するJIL SANDER　「ジル サンダー（JIL SANDER）」からは、耳元を照らすフェイクパールの付いたフープピアスに注目。ネックレスではなく、ピアスでパールを取り入れるのもお洒落ですね。SSENSE で購入するA.P.C.　2つのデザインを組み合わせたような「アー・ペー・セー（A.P.C.）」のピアスは、見る角度によって印象が変わるのも楽しい。ブランドロゴが刻印されているところもポイントです。SSENSE で購入するNUMBERING　「ナンバリング（NUMBERING）」からは、中央にグリーンのキュービックジルコニアクリスタルを配し、そこを囲うように14kゴールドめっきを施したスクエア型のピアス。どこかクラシカルなムードが漂います。SSENSE で購入するVALENTINO GARAVANI　ハードな印象のスタッドと上品なパールといった、相反するテイストの妙が楽しめる「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のピアス。パールがやや大きめで華やかなので、服装がシンプルでもこれがあれば安心。SSENSE で購入するALIGHIERI　ロンドン発のジュエリーブランド「アリギエーリ（ALIGHIERI）」。24kゴールドのめっきを施したこちらは、ハンドメイドで作られているため世界にふたつとなく、自分だけのピアスとして楽しむことができます。SSENSE で購入するS_S.IL　韓国の小さなスタジオで誕生した「エスシル（S_S.IL）」のこちらは、キュートなハート型の14kゴールドピアスにフェイクパールを施した愛らしいデザインが魅力。SSENSE で購入するACNE STUDIOS　「アクネ ストゥディオズ」のピアスは、結び目の入ったノットデザインがホリデーシーズンのおめかしにぴったり。存在感のある大きさで、視線を集めること間違いなし。SSENSE で購入するLEMAIRE　煌びやかになりすぎない、ライトゴールドのピアスは「ルメール（LEMAIRE）」のもの。カーブを描く特徴のあるドロップ型が、ほんのり個性のある耳元を演出してくれます。SSENSE で購入するsacai　安全ピンのディテールを用いてフープピアスに仕上げたユニークなデザインが心をくすぐる「サカイ（sacai）」のピアス。サイズは直径8.5cmと大きいものの、フープ部分は細いので重たい印象になりすぎず、小粋なアクセントを与えてくれます。SSENSE で購入する

一年頑張ったご褒美にゲットしたいホリデーシーズン彩るゴールドピアス11選

【2022年ベストバイ】川谷絵音が今年買って良かったモノ

今日の1番さん：38歳、自営業の男性—店舗には何時に来たんですか？　当選メールに11時〜12時の入店枠だと記載があったので11時少し前に到着しました。当選者は、入場できる時間が1時間ごとに区切られていたようで、最も早い11時からの回に当たってラッキーでした。ー「Nike x sacai Zoom Cortez」の購入の決め手はなんでしたか？　元々ナイキのコルテッツは好きなスニーカーのひとつだったので、サカイとのコラボは毎回チェックしています。今回はソールにエアーが入ってるデザインとグレーの落ち着いたカラーリングが好みで、購入を決めました。毎回抽選の倍率が高いので当選して良かったですね。ー今日はナイキと「コム デ ギャルソン オム プリュス（COMME des GARÇONS HOMME PLUS）」のコラボスニーカー「CDG HP NIKE AIR MAX SUNDER SP」を着用していますね。スニーカーが好きなんですか？　私服でも履く機会が多いですし、コラボやレアモデルからインラインの定番アイテムまで幅広く持っています。多分合計50足くらいかな。ナイキのものが1番多いです。ースニーカーを購入する際「ここだけは譲れない」というこだわりポイントはありますか？　サイズ感と履き心地ですかね。僕はスニーカーをコレクションしているわけじゃなくて、あくまでも履くことを前提に買っているので。どんなにデザインが良くても履き心地が悪いと履かなくなってしまって意味がないですからね。その点、ナイキとサカイのコラボは、機能性もバッチリなので好きなコラボなんです。ーちなみに今日のコーディネートのポイントは？　ブルゾンからトップス、パンツ、靴下、リングまで全部サカイですね、やっぱりサカイを買いに行くなら着ないとと思って（笑）。ブルゾンが特にお気に入りで5、6年前くらいに購入したものなんですが未だによく着ています。このリングは最近買ったものですね。ふたつのリングがドッキングしたデザインで、サカイらしくて好きです。ーサカイがお好きなんですね。他に好きなブランドやよく買うブランドはありますか？　サカイ繋がりだと「カラー（kolor）」も好きですし、「オーエーエムシー（OAMC）」もよく買いますね。ーポップアップイベント「Hello sacai」の店舗内はどんな様子でしたか？　スニーカーが置いてあったのは地下1階で、上の階はまだ設営中という様子でしたね。地下1階に関してもスニーカーしか置いてなかったのでかなりシンプルな感じでした。ーこの後のご予定は？　自宅に戻って仕事をします。ーご協力ありがとうございました！

『今日の1番さん：Nike x sacai Zoom Cortez編』全身サカイの男性が購入を決めた理由は？

花が咲いたようなショー会場　スタート前のショー会場は色とりどりの照明でライトアップされ、フラワープリントから抽出した様々なカラーの椅子が並ぶ。会場にはサカイを着用したゲストが多く訪れていた。　サカイがテーマに掲げた「自由」とは、何にも縛られず、自らの意志と尊厳を持ち、喜びを生み出すアティチュード。そんなポジティブなムードをコレクションに込めたという。躍動感あふれるプリーツ　序盤のパートは、ブラックタキシードとホワイトシャツをサカイ流にアレンジ。ジャケットの裾や胸部から、ドッキングしたシャツのたっぷりとしたプリーツが見え隠れし、モノトーンのコントラストを華やかに演出する。　タイト＆フレアの新鮮なシルエットを描くパンツは、今シーズンのキーアイテム。ジャージー素材とプリーツを組み合わせ、歩くことで裾が広がり躍動感を生み出した。　トラックスーツ、トレンチコート、MA-1といった、サカイがこれまでも服作りのベースとしてきたオーセンティックなアイテムも、捻りを効かせながらプリーツとカッティングでアレンジしている。　大小の柄を組み合わせたフラワープリントは、プリーツが折り重なっている時は迷彩柄のように抽象的。モデルの動きによってプリーツが広がると、プリントの花々が開いていくようにも見える。内なる強い意志を示すポケット　ポイントとなっているのは、全てのルックに施されたポケットの存在。ポケットに両手を入れてウォーキングすることで、秘められた強い意志を表現したという。また、腕を曲げることによってたっぷりと広がる袖も印象的。ポジティブな歌詞の一節をプリントに　ラストパートはホワイトとシルバーで構成され、光が差すように清らかなランウェイとなった。　視線が集まったのは、トップスにプリントされたメッセージだ。　「I GOT A FEELING　I'M GON' BE ALRIGHT」　これは、ボディポジティブのアイコンでありパワフルなパフォーマンスが絶大な支持を得ているシンガー・ラッパーのLizzo（リゾ）による「About Damn Time（アバウト・ダム・タイム）」の一節。ショーではフィナーレのBGMとしてこの楽曲が流れた。その「大丈夫な気がする」という歌詞からも、今回のコレクションとリンクする楽観的でポジティブなムードを感じさせた。

「サカイ」2023年春夏コレクションは自由がテーマ　 Lizzoの歌詞をプリントに

バッグ　「マルニ（MARNI）」の定番であるPVCのトートバッグから、フラワープリントのデザインをセレクト。オレンジとブルーのコントラストが、陽気な夏のイメージにぴったり。フロントにポケットが付いているのが嬉しいポイントです。SSENSE で購入する　アウトドア製品で使用されている、耐久性に優れたダイニーマ®︎リップストップを採用した、「サカイ（sacai）」のトートバッグ。バスタオルや着替えなどもすっぽりと収まり、一泊などの小旅行用バッグとしても活躍してくれます。驚くべき軽さです。SSENSE で購入する　「アーダーエラー（ADER ERROR）」からは、ポシェットタイプのバッグをピックアップ。キャンバスにPVCコーティングを施しているので、スマートフォンなどを入れておくのに安心。インナーにカード入れが付いているから、フェスなどでお財布代わりに使用するのもおすすめです。SSENSE で購入するサンダル　リゾートシーンでラフに履きたい「シーバイクロエ （See By Chloé）」のサンダル。マルチカラーのロゴプリントをインソールに施し、ポップなデザインが気分を盛り上げてくれます。また、ソールの踵部分が少し高くなっているので、スタイルアップ効果も期待できます。SSENSE で購入する　鮮やかなグリーンが目を引く「メリッサ（Melissa）」のサンダル。脱ぎ履きがしやすいミュールタイプで、キッチュなデザインが今の気分にマッチ。安定感のある太めのヒールなので疲れにくく、レジャーシーンで大活躍間違いなしの一足です。SSENSE で購入する　今や定番のスライドサンダルも、「モスキーノ（MOSCHINO）」の手にかかれば旬顔に。パンプに施した型押しロゴと、ボリュームのあるソールで強烈なインパクトを放ちます。シンプルになりがちな、夏スタイルのアクセントに取り入れたいアイテムです。SSENSE で購入する　ミニマルかつユニークなシルエットのサンダルは、「アンブッシュ（AMBUSH®）」のもの。サイドにはブランドロゴがさりげなく入り、スタイルを問わないクリーンなデザインが特徴です。SSENSE で購入する

PVC素材だから水遊びも安心！アンダー5万円のバッグとサンダル

VERSACE JEANS COUTURE　ブルーのラバー加工ロゴをウエストバンドにあしらった「ヴェルサーチェ・ジーンズ・クチュール（VERSACE JEANS COUTURE）」のスカート。淡いパープルカラーを選べばグッと垢抜けたスタイルに仕立ててくれます。SSENSE で購入するTHOM BROWNE　「トム ブラウン（THOM BROWNE）」の数あるスカートの中から、ガーリーな淡いピンクカラーをセレクト。サイドのシグネチャーラインをあしらうことでスポーティなエッセンスをプラス。後ろ見頃が長めなので、ミニ丈ながら安心感があります。SSENSE で購入するCharles Jeffrey Loverboy　パンキッシュなテイストのスカートは、「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ（Charles Jeffrey Loverboy）」のもの。このクラシカルなシェイプのラップスカートに、絡み合うジェンダーモチーフをジャガード織りで施し、ウエストにメタルプレートをオンしてアバンギャルドな一着に。SSENSE で購入するsacai　フロントはアコーディオン、バックはボックスと異なるプリーツを施した「サカイ（sacai）」のスカートは、アースカラーも相まってミリタリームード満載。他をシンプルなアイテムにすることで、より個性が引き立つデザインです。SSENSE で購入するHELMUT LANG　「ヘルムート ラング（HELMUT LANG）」から、キルトスカートタイプをピックアップ。アクセントになるベルトはスナップボタンで留めるためしっかりとホールドしてくれ、丈は長めなので安心感があります。SSENSE で購入するPATOU　ハリ感のあるオーガニックコットン生地で作られた、立体的なプリーツが際立つ「パトゥ（PATOU）」のスカート。共布のベルトが付いたこの台形シルエットのスカートは着るだけでスタイルアップが叶います。Farfetch で購入するRED VALENTINO　細かなプリーツが連なった「レッド ヴァレンティノ（RED VALENTINO）」のスカートは、歩くたびにふわっと裾が広がるガーリーなアイテム。オーバーシルエットのトップスの裾から覗かせたり、写真のようにベルトでウエストマークをするのもおすすめです。Farfetch で購入する

ミニ丈ボトムの選択肢にプリーツスカートはいかが？

　ポップアップストアは建築家 藤本壮介によってデザインされた空間。コレクションのテーマである、"安心と裏切り"、"相反する価値観"を、自然と人工、 内部と外部、都市と森、現実と夢、自分と他者、伝統と未来といった対比で表現している。白が基調の室内の中央の空間にはガラスに囲われた植物が植えられ、透明な柱に6つのコレクションが浮かぶようにディスプレイされている。　コレクションは1924年に誕生したホワイト、イエロー、ピンクの3連のゴールドが絡み合ったカルティエのアイコンジュエリー「トリニティ」をサカイ阿部千登勢とカルティエのクリエイティブスタジオの対話によって再解釈。リング（2型）やネックレス、バングル、シングルイヤリング、シングルイヤリング／リングの全6型を展開する。　始まりは約4年前。阿部からのアプローチだった。「今回のプロジェクトは私たちからアプローチしました。基本的には私が『好き』とか『身につけたい』という気持ちが起点。純粋にカルティエが好きでお互いのビジョンが一致して生まれた取り組みです。トリニティだけでなく、カルティエのジュエリーは『永遠』。その皆が知っている『永遠』をデザインしたいと思ったんです」。　コレクション名に自身の名前が入っているのも「千登勢のためのトリニティをデザインしてみたら？」というカルティエのCEOシリル・ヴィニュロン氏からの提案で、よりパーソナルなきっかけから始まったプロジェクトだったからだという。 　コレクションのベースとなったトリニティは阿部にとってカルティエのファーストジュエリーだ。誕生からまもなく100年を迎えながらモダンであり続け、すでに完成されたデザインの中にサカイらしさを探った。大事にしたのは、服のデザイン同様"バランス"。そしてトリニティを構成する絶対的な要素である3色のゴールドリングの長さやプロポーションを調整することで、阿部のエッセンスが加えられた新たなトリニティが生まれた。　「トリニティだけどトリニティじゃない。そして色々な着け方ができるというのもサカイらしい提案だと思います」。リングは配置によって2本または3本、大きいサイズだと最大4本の指に着けることができ、マルチウェイで身に着けられるのもこれまでのトリニティにはなかった新たな視点だ。　宇多田ヒカルを起用したキャンペーンも話題に。今回のコレクションを表現する際に、"独立していてパワフルな影響力を持った女性"であり、自身がトリニティを愛用していることから起用が実現した。　「ジュエリーには色々な役割がありますが、身に着けることで気分が良くなったり、自信が持てたり...その人の人生、もしくはその瞬間だけでも寄り添えるものになれば」とコレクションに込めた思いを語る。　ここ数年ではグローバル規模のコラボレーションなど常に話題を集め、設立から20年を超えてもなお最も影響力のあるファッションブランドの一つとしてプレゼンスを増すサカイ。「ルーティンになりがちなことをルーティンにしない。スタッフが色々なことに興味を持ち、みんながワクワクできる会社でありたいと思っています。ただ、コラボレーションだけがブランドの成長に繋がるとは思っていなくて、その過程でどれだけ自分たちが楽しみつつもパワーに変えられるか。常に皆さんに驚きを与え続ける集団でありたいんです」。日本のファッションを牽引するフロントランナーとして前を見据える。　「CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE of sacai」ポップアップストア内ではアイテムの着用HOW TOムービーを見ながら実際の製品のタッチ＆トライができるほか、宇多田ヒカルが出演したキャンペーンムービーが公開されている。会期は7月25日まで。（LINE事前予約の当選者優先販売で、在庫は各店舗にて要問い合わせ）

"sacai阿部千登勢のためのトリニティ"、カルティエの限定ジュエリーができるまで

コンパクトシルエット　オフホワイトカラーで爽やかな印象の「3.1 フィリップ リム（3.1 Phillip Lim）」のシャツ。ストレッチが効いているので着心地が良く、ボタンがないタイプなので合わせるボトム次第でガーリーにも着こなせます。SSENSE で購入する　「ジャックムス（JACQUEMUS）」から、フレッシュなピンクカラーにホワイトラインのアクセントが効いたシャツをピックアップ。後ろ姿でドキッとさせる、カットアウトとリボンがポイントです。SSENSE で購入する　オーガニックコットンを使用した半袖ポロシャツは「サンローラン（SAINT LAURENT）」から。胸部分にはシグネチャーのYSLイニシャルロゴの刺繍を同系色の糸で施し、さりげないワンポイントが特徴です。SSENSE で購入する　「メイドゥンネイム（Maiden Name）」のポロシャツは、フロントジップ仕様。くすみのあるスカイブルーカラーに、鼈甲のようなジッパーのプラケットをあしらった、ヴィンテージライクなデザインが今の気分にマッチします。SSENSE で購入するオーバーシルエット　全体にジャカード編みのロゴ模様を施した「イザベル マラン エトワール（ISABEL MARANT ÉTOILE）」のリブ編みポロシャツ。ボタンをスナップボタンにすることでカジュアルになりすぎず、より洗練された印象に。SSENSE で購入する　オーバーシルエットにすることでモダンに昇華した「サカイ（sacai）」の半袖ポロシャツ。通気性のいいコットンピケ素材で作られており、背面のリボンとメッシュのパネル仕立てで後ろ姿も見せたくなる一着です。SSENSE で購入する　「アーチ ザ（ARCH THE）」のポロシャツは、ストレッチコットンキャンバス素材を用いいたミニマルなデザイン。身幅を少しスリムフィットにすることで重くなりすぎず、クリーンに着こなすことができます。SSENSE で購入する

夏に着たいポロシャツ、あなたはコンパクト派？それともオーバーシルエット派？

今日の1番さん：21歳 男性 大学生ー今日は何時に来られたんですか？　開店1時間前の9時頃です。来た時には既に10人くらい並んでいました。ー目当てのアイテムは？　これといって決めていなくて、「サカイ（sacai）」が好きなので何か良いものがあればと思い来ました。ーサカイで何か購入出来ましたか？　2022年春夏シーズンの長袖Tシャツを購入しました。40％オフで2万円くらいでしたね。シンプルですが程よくサカイらしいデザインが効いていて使いやすそうだなと。もう少し涼しくなってきたらたくさん着たいと思います。ー伊勢丹でよく買い物をするんですか？　サカイや「コム デ ギャルソン（COMME des GARÇONS）」によく行きます。ー今日着用しているシャツもギャルソン、スニーカーは「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」、トートバッグは「フレッドペリー（FRED PERRY）」のものですね。　まだ学生なのでセールを有効活用しています。なので伊勢丹のセールは欠かさずチェックしていて、今年の初売りセールにも行きました。ー今日は気温34度とすごい暑さでしたが何か対策はして来ましたか？　日傘を持って来ました。日焼けしたくないので（笑）ー今日この後のご予定は？　千葉にある大学まで急いで向かって、3限から授業を受けます。1、2限はセールのためにサボってしまったので（笑）ーご協力いただきありがとうございました！

『今日の1番さん：伊勢丹編』2022年夏セール初日　服好き大学生が授業をサボって購入したものは？

トム ブラウン（THOM BROWNE）　ブルーとレッドのカラーストローを織り込み、シグネチャーカラーでまとめた「トム ブラウン（THOM BROWNE）」のかごバッグ。ブルーとレッドの春らしいギンガムチェック柄のインナーバッグが付き、バッグの中身が見えにくいのが嬉しいポイントです。SSENSE で購入するヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）　ゴールドのロゴプレート「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」の大きめなバスケットバッグ。タンレザーのトップハンドルとショルダーベルトにはシグネチャーのローマンスタッズをあしらい、ブランドの魅力をぎゅっと詰めたデザインです。MATCHESFASHION で購入するクロエ（Chloé）　「クロエ（Chloé）」のアイコニックなバッグ「TESS」の新作は、手編みのラフィアバッグとグレインカーフスキンを掛け合わせたかごバッグ。これからの季節にぴったりな、ナチュラルなベージュに潔いホワイトの爽やかな配色です。SSENSE で購入する「アニヤ ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」　キュートなデザインに心奪われる「アニヤ ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」のラフィアバッグ。人気の「Eyes」モチーフを刺繍で施した、話のネタにもなる遊び心満載なデザインです。Farfetch で購入するマルニ（MARNI）　フロントにハンドペイントのロゴをあしらった「マルニ（MARNI）」のバッグ。ロープハンドルの先端をほぐして、フリンジのようにしたディティールのバッグは、持つだけでボーホーシックなスタイルに仕立ててくれます。Farfetch で購入するサカイ（sacai）　片面はナチュラル、もう片面はブラックとパネル仕立てにしたバッグは「サカイ（sacai）」のもの。ショッピングバッグのようなフォルムに、ロゴを刺繍で施したユニークなデザインです。MATCHESFASHION で購入するステラ・マッカートニー（STELLA McCARTNEY）　「ステラ・マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」のアイコンバッグ「ファラベラ」が春夏仕様にアップデート。鮮やかなオレンジとラフィアのナチュラルなカラーの配色が、春夏の陽気な日差しに映えるバッグです。MATCHESFASHION で購入する

今年はどれ持つ？春夏の定番「かごバッグ」の新作をチェック

■予想外のプロポーション　サカイは今シーズンもブランドのヴィジョンを再考し、技術やシルエットを再構築することで、「ハイブリッド」というオリジナリティを探究。スケールやプロポーションでコントラストを効かせ、予想外の組み合わせを打ち出した。　スーツはトラックスーツから着想を得て、スポーティーにアレンジ。メンズではスノーボードウェアから着想を得たテーラードが登場した。またウィメンズでは、ブランドのルーツのひとつであるランジェリーに着目し、立体的なブラのパターンをジャケットやドレスに用いている。　シアリングやダウンのジャケットなど、極端に短い丈のアウターがスタイリングのポイント。ウィメンズのスカートも、ミニとマキシ丈のコントラストでレイヤードに変化をつけた。ボリュームのあるスノーブーツがユニークなバランスに仕上げている。　スケールが異なるチェックやフラワーの柄を合わせたドレスやシャツ、異なるデザインをはぎ合わせて再構築したニットなど、オーセンティックなウェアをベースにしながらもサカイならではのひねりが際立っている。■ライダースは「ショット」、スニーカーは「ナイキ」とコラボ　サカイとショットのコラボは今回が初めて。ショットオリジナルのライダースジャケットをベースに、ウィメンズでは裾にボリュームのあるライニングをドッキング。メンズでは、取り外しできるライニングやコートを組み合わせることで、新しいプロポーションを生み出している。　Kaikai Kiki 所属アーティストMADSAKIとのコラボレーションでは、「Sheeple, Zombies
and Kool-Aid.」のワードをジャケットやフーディーといったアイテムに施した。　毎シーズン人気を集めているナイキとのコラボでは、ランニングシューズのコルテッツをベースに、エア入りのソールが特徴の新作スニーカーを発表。コレクションルックでは、ホワイトとブルーがベースの2色が登場した。■デロリアンに乗って疾走　コレクション映像は、直線道路で前を走るデロリアンを追いかけるモデルたちの姿からスタート。デロリアンは、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場したことで有名なスポーツカーで、劇中ではタイムマシンに改造された。映像の中盤では、走行中のデロリアンのルーフやボンネットの上にモデルが乗り、モデルの動きと合わせてガルウィングが上がるシーンも。独自のクリエイションで突き進むサカイによる、疾走感のある約2分半の映像となっている。

デロリアンで疾走する「サカイ」メンズ・ウィメンズ新作ムービー　NIKEやショットとのコラボも

チャンキーブーツ　昨年に引き続き大本命の「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」。今季注目が集まっているボッテガヴェネタのグリーンカラーをソールで押さえたブーツ。しっかりフィットするサイズ感とヒールでスタイルアップも叶う、今季のマストハブアイテム。Farfetchで購入する　「ジア・ボルギーニ（GIA BORGHINI）」からベージュのワンカラーで統一されたチャンキーブーツをピックアップ。モノトーンのウェアに合わせてコーディネートすることで今っぽさを出してくれます。2足目だからこそカラーで遊んでみては？Farfetchで購入する　一瞬で目を引くゴツめのソールとひざ下のベルトがポイントの「サカイ（sacai）」の厚底ブーツ。ワンアイテムで存在感抜群です。サイドジッパーで着脱がしやすいのも◎。エッジの効いたロングブーツをお探しの方にオススメです。SSENSEで購入するニーハイブーツ　ワードローブに一つは持っているニーハイブーツ、今季もまだまだトレンドの予感。低めのヒールでコンサバになりすぎず、洗練された印象を残せる「ケイト（KHAITE）」の逸品をチョイスしました。2足目は思い切ってホワイトをチョイスしておしゃれ上級者の仲間入り？Farfetchで購入する　肌にピタッと密着するニーハイブーツは「ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」。ミニ丈のウェアだけでなく、ロング丈のスカートやワンピースと合わせるのが今っぽい。素肌に馴染むナチュラルなムード漂うライトグレーをチョイスしました。Farfetchで購入する型押し　2000年代のムード漂う型押しのロングブーツは、ファッショニスタにも愛用者が多い「Paris Texas」。定番カラーにマンネリしたときに、秋冬ならではのボルドーカラーを取り入れてみませんか？Farfetchで購入するヌプシブーツ　キルティングモチーフのナイロンブーツが「ミュウミュウ（MIU MIU）」から登場。機能性とファッション性を兼ね備えたロングブーツ、デイリーにはもちろん、冬のバケーションに重宝します。年末年始の旅行に向けて、ポチッといかがですか？Farfetchで購入する　ファッショニスタのヌプシブーツ定番ブランド「ムーンブーツ（Moon Boot）」からカウ柄のアイテムをピックアップ。足元にボリューム感の出る存在感抜群のデザイン性が支持されています。アウトドアにはもちろん、秋冬ファッションの遊び心あるワンアイテムにおすすめです。Farfetchで購入する

＜タイプ別＞2足目に欲しい、ロングブーツブーツリスト

今日の1番さん：36歳　自営業—サカイ青山店の事前抽選は応募が1日のみでした。　受付が始まってすぐに応募しました。サカイとナイキのコラボスニーカーは好きで、毎回チェックしています。—カウズも好きですか？　そうですね。フィギュアは抽選に当たっていないので持っていないんですけど、「ユニクロ（UNIQLO）」の「UT」とのコラボアイテムなどのウェアはいくつか買いました。—今回のスニーカーはどこに魅力を感じましたか？　久しぶりに派手な配色だなと感じて気に入りました。青山店では2色購入可能だったので、両色買いました。本当は第2弾カラーの薄茶色の「リード」が一番良いなと思っているんですけどね。今回のカラーだと水色の「ネプチューンブルー」の方が気に入っています。—サカイの青山店限定でシューレースに付けるアクセサリーも販売されたと聞きました。　それも買いました。1つ1万3000円ぐらいでした。あとは、ノベルティでチロルチョコを貰いましたよ。—サカイとナイキのコラボスニーカーが好きとのことですが、何足持っていますか？　ヴェイパーワッフルは、今日履いている「ジャンポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）」とのコラボと、白黒青の「Royal Fuchsia」、黒白の「Black and White」、ブレーザーはミッドカットとローカット数足の計8足ぐらいですかね。「LDWaffle」は一足も買えていないです。—一番好きなモデルはどれですか？　履きやすいのでブレーザーのローカットです。—サカイとナイキのコラボスニーカーはどういったところが好きですか？　最初に発表されたときに、二重にしたデザインなどがセンセーショナルで良いなと思いました。でも、最近は発売しすぎだろ感がありますが......。ハイプなスニーカーは所有する喜びとか、ゲットした喜びも含めて魅力だと思うので。セカンドマーケットとかで定価以上でも欲しいと思う人がいるものを定価で買えた喜びというか。これは明日SNKRSなどでも発売されるので、その後の皆さんの反応は気になります。—サカイのウェアは購入したことがありますか？　ナイキとのコラボをきっかけに知って、それからウェアも買うようになりました。切り替えがある"THE サカイ"という感じのデニムのセットアップとか。デザインが斬新ですし、見ただけでサカイとわかるので好きです。—今、他に欲しいアイテムはありますか？　特にないんですが、「シュプリーム（Supreme）」と「ダブルタップス（WTAPS）」がコラボするという噂があるので少し気になっています。アイテムが発表されて良さそうだったら欲しいですね。—今日この後のご予定は？　仕事に戻ります。—ありがとうございました！

『今日の1番さん：ナイキ×サカイ×カウズ編』スニーカーからサカイを知った人にインタビュー

　フランスを代表するクチュールメゾン「ディオール」と、日本を代表するデザイナーズブランド「サカイ」。その意外な組み合わせは、それぞれのブランドを率いるデザイナー、キム・ジョーンズ（Kim Jones）と阿部千登勢による対話がきっかけになったという。2つの異なる美意識とアイデンティティが融合したカプセルコレクションが世界で最も早く発売となるのが、サカイのホームでもある東京だ。■"二元性"を取り入れた空間　「ディオール ＆ サカイ」ポップアップは神宮前5丁目、ディオール表参道の裏手に位置し、11月4日から11月14日までの11日間のために特別な空間を用意。コンクリートに木材や草花を組み合わせるなど、カプセルコレクションのコンセプト「二元性」をインテリアデザインにも取り入れている。　発売前から注目を集めているのは、両ブランドの象徴的な要素が組み合わされたボンバージャケットや、ポップアップ限定色も展開されている「サドル」バッグなど。今回のコレクションの第一印象を「ディオールとサカイの持つ魅力が合わさって、さらに素敵なコラボになっている」と話す横浜は、「男女で着られそう」と性別の隔てなく楽しめそうなデザインにも着目した。■日本との意外なつながり　争奪戦が繰り広げられそうなデニムは、全てメイドインジャパン。そしてチェーンやパールを組み合わせた特徴的なネックレスやブレスレットのデザインは、ディオール メンのジュエリー ディレクターであり「アンブッシュ®（AMBUSH®）」のクリエイティブ ディレクターとして東京を拠点に活躍しているYOONが手掛けている。キム・ジョーンズも過去に頻繁に訪れている地でもある日本とのつながりを感じさせる部分も、今回のコラボの特徴のひとつだろう。　「今年は仕事で挑戦することが多かったので、ファッションでも普段着ない色を着てみたり、色々なことに挑戦したい」と話す横浜は、異なる2着をドッキングしたようなデザインのロングコートや、美しい刺繍が施されたニットなどを次々と手に取って試着。ディオールならではのテーラードやクチュールの技術と、サカイならではのスポーツやミリタリーといった専門性のハイブリッドを、着心地とともに確かめた。■店内の一角に異色のブース　フロアの一角には、通常の店舗にはない異色のブースも。アーティストのパトリック・トレセ（Patrick Tresset）による作品「ポールという名のロボット」だ。カメラが人間の顔を捉え、ロボットアームがポートレートを描くインスタレーションを、来店客のみ体験することができるという。驚きの中に違和感をはらんだアート作品が、レアでユニークな今回のカプセルコレクションと共鳴する。

横浜流星が「ディオール ＆ サカイ」のハイブリッドな世界に染まる——世界先行ポップアップが東京に

【最速レビュー】「ディオール ＆ サカイ」コラボ発売直前　主要アイテムを徹底チェック

sacaiロゴのバスで夜の東京観光　前回の2021-22年秋冬コレクションの映像は、ヘリコプターで空から降り立ったモデルたちが無人の交差点を歩くことで非現実と現実の狭間を披露したが、今回は東京のシンボルでもある東京タワーが舞台。オレンジ色にライトアップされた東京タワーの元にサカイ仕様の"はとバス"が到着するとモデルたちが次々と降り、タワーの中や鉄骨の間を抜ける通路を闊歩。夜空が明けるまで東京のシンボルをsacaiが独占する。暗い展望台で乱反射するスパングルや、タワーの色とリンクするドレスの赤が余韻を残した。異なる視点、新たなプロポーション　バスガイドのように旗を持って先導するファーストルックは、今回のコレクションを象徴するスタイル。立体的な肩が特徴のブラウスに、ジャケットを腰部分から裏地を見せるように折り返したようなパーツをスカートとして融合したドレスで、衣服を異なる視点から捉えて新たなプロポーションを作り上げた。また、コートやジャケット、プリーツドレスに水平にハサミを入れる手法は、肌の露出の意外性や、垂れ下がるパーツに動きを与えている。  　異なる要素のドッキングや解体したパーツを再構築する手法は、複雑化しながらも上品な仕上がり。MA-1やランジェリー、レオパード柄といったこれまでにも取り入れてきたディテールやモチーフも、ストリートテイストを残しながら今のサカイのエレガントさを映し変容させた。  ドラマティックな服を主役にするアクセサリー　シューズは厚底のサンダルがメインとなり、ゴールドカラーの極太チェーンを施したデザインが目を引いた。バッグは小ぶりのタイプが多く、アクセサリーはロングチェーンを垂らしたイヤーカフとバングルのみで、ドラマティックな服を主役に見せている。 新たな時代を暗示する夜明け　このコロナ禍において、「ジャンポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）」のゲストデザイナーとしてオートクチュールコレクションを制作し、また「ディオール（DIOR）」のメンズでカプセルコレクションを手掛けるなど、阿部千登勢のクリエイションの幅が大きく広がっている。今回のコレクション映像は全6分18秒で構成されているが、3分の1は徐々に夜が明けて光に満ちていく空の下でコレクションが披露されている。様々な困難が降りかかった今年も最後の四半期に差し掛かり、暗澹たる夜の終わりが近づき新しい時代が訪れ始めていることを暗示させる今季のコレクションは、夜明けをただ待つのではなく自ら進もうというサカイの意志の力強さも感じさせた。

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