インサイド

ザ・ビートルズの名盤がタイトルに　会場となったのはパリ8区のサル・プレイエル。1927年に開業し数々のクラシックオーケストラの公演が行われてきた由緒あるコンサートホールだ。ランウェイとなった2階のステージはケンゾーを象徴する赤で覆われており、中央にはグランドピアノを設置。その周囲にも椅子が置かれ、舞台と客席を一体化させるユニークな会場デザインとなっている。　客入れ中のBGMとして聴こえてきたのは「RYDEEN」や「FIRECRACKER」といったYMOの楽曲で、ショーの9日前に逝去した高橋幸宏氏を追悼。同氏は特に70年代、ケンゾーを愛用していたそうだ。　「The White Album」と添えられたコレクションタイトルは、英国を代表するバンド、ザ・ビートルズの9枚目のセルフタイトルアルバム「The Beatles」の愛称に由来する。二枚組の同作は、白い素地にバンド名がエンボスされシリアル番号が振られただけのミニマルなアートワークのため、そう呼ばれるようになった。アルバムとして一貫性があるというよりは、様々な曲調を詰め込んだベスト盤的な作品であり、「今回のコレクションと重なるところがある」と、前日に行った取材でNigoは語っている。袴パンツやモッズスーツ、日本と英国からの引用　BGMが止み、ステージに姿を現したのは、クラシックのテクニックで洋楽アーティストの楽曲をカバーする日本のグループ「1966カルテット」。ザ・ビートルズの「Help」のメロディーが奏でられ始めると、ショーのオープニングとして登場したのは日本人モデルのUTA。作務衣のディテールを落とし込んだジャケットと袴のようなワイドパンツのセットアップに身を包み、頭にはイギリスらしいメルトンのベルハットを被っている。　今回のコレクションもNigo自身が所有する膨大な衣服アーカイヴから多く着想を得たといい、60年代のモッズ風3つボタンスーツやタータンチェック、アノラックパーカーやジャージなど、随所にイギリス文化からの引用が見られる。ハンティングジャケットや、Nigo就任以来初のコラボレーションである「ハンター（HUNTER）」のブーツはカントリームードを加速させ、また同氏が影響を受けてきたという故ヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）のパンク精神も感じられた。初登場のスニーカーにも注目だ。モダンに蘇る高田賢三のレガシー　創設者 高田賢三のレガシーへの敬意も忘れることはない。メゾンのアイコンとなったボケフラワーは、バンドThe Whoのターゲットグラフィックを模して登場し、アーカイブから引用した80年代のブロークンストライプ、イギリスの国花であるローズのプリントはコレクションを鮮やかに彩る。高田賢三が初めてパリで構えた店舗「ジャングルジャップ」のオープン年である1970という数字は、ワッペンとしてスタジャンやケープに配された。ティアードとフリルのスリップドレスも、80年代の高田作品へのオマージュだ。　前述の作務衣の他に、法被や剣道着、刺し子など、日本の伝統を引用しつつもモダンにアレンジ。日本製のデニムは、そのバリエーションの多さから力の入れようが伝わってくる。　最後に「All You Need Is Love」の楽曲が響きわたる中、計60ルック総出のフィナーレへ。モダンブリティッシュを柱としながら多様な年代とカルチャーがマッシュアップされた、まさにベスト盤のコレクションであった。音楽、ファッション、多彩なゲストが集うパーティー　ショーが終わると、1階のホワイエがアフターパーティの会場へと変貌。特設ステージではラッパー リル・ベイビー（Lil Baby）によるライブパフォーマンスが、ケンゾーキッズらが集う満杯の会場を沸かせた。　この日、特に印象を残したのはファッションと音楽の強い結びつきだ。Nigoの盟友であるファレル・ウィリアムス（Pharrell Williams）をはじめ、プッシャ・T（Pusha T）、トロイ・シヴァン（Troye Sivan）など、著名音楽プロデューサーから若手ミュージシャンまで豪華ゲストが集結。来場したロンドン出身のシンガー アーロ・パークス（Arlo Parks）は、ケンゾーの印象について「Nigoによるケンゾーはクリエイティビティの爆発。若々しい色使いや表現力で、ブランドに新しいエネルギーを吹き込んでいるね」とコメントした。　動画クリエイター・モデルとしてマルチに活躍するkemioは「特にニットやデニムが可愛くて好きです。今日のゲストを見れば一目瞭然ですが、世代を問わず周囲を巻き込んでいくNigoさんの力はすごいですね。みんなで一つのクリエイションを作り上げている感じがします」と話す。モデル・俳優の大平修蔵は「ロゴモチーフを自在に操りながら、ロゴがなくともケンゾーだとわかるシンプルで大胆なデザインが僕ら世代に刺さっているのだと思います」と、Z世代への影響力について触れた。　父の影響でクラシックやザ・ビートルズを聴いて育ったというモデル・DJの井上ヤマトは「ショーミュージックに興奮しました。Nigoワールドに吸い込まれていくような感覚でしたね」と高揚感に包まれたランウェイを振り返る。ショーモデルを務めたUTAは「ファーストルックで出ると伝えられたのはリハーサル直前！ 光栄でしたがリハーサルではうまく息もできないほどに緊張して。でも本番では良い緊張感に変わって、歩いていて気持ち良かったです」と、安堵の表情を見せた。　Nigoがアーティスティック・ディレクターとして参画してから2年目。時代や文化のミクスチャーが幅広い世代を惹きつけているようだ。ケンゾーの今とこれからを示すように、熱気に満ちた一夜となった。KENZO 公式サイトphoto: KENZO / Koji Hiranotext: Ko Ueokacomposition & edit: Chiemi Kominato (FASHIONSNAP)

Fashion

KENZO 2023年秋冬パリコレクション

Nigoによる「ケンゾー」　2年目の始まりはパリで盛大なショー＆パーティー

今年のジョー マローン ロンドンのクリスマスは？　ジョー マローン ロンドンはモダンでエレガント、かつ控えめな香りでジェンダーレスに使えて、ホリデーシーズンのプレゼントにもぴったり。クリームのボックスとブラックのグログランリボンのコントラストは、ひときわラグジュアリーなムードを醸し出してくれます。　そんなジョー マローン ロンドンのクリスマスを五感で体験しながら、大切な人へのプレゼントをじっくり選んで購入できるのが、今年のイベント「Snow Day」。去年は煌びやかなクリスマスツリーでホリデーを祝福したジョー マローン  ロンドンですが、今年はパウダースノーが降り積もる”ホワイトクリスマス”の世界を演出。今しか体験できない特別な会場で、思い出を残しながらギフトを選んでみては？ジョー マローン ロンドンのギフトで思いを伝えて”スノーウォール”を通り抜けると雪の世界に到着　来場者を迎えるのは、左右に高くそびえる”スノーウォール”。ひんやりとした雪の世界に浸れるような、雪が降る音や雪を踏む音とともに、揺らめくグラデーションのライティングによって五感を刺激します。ムービーを撮りながら歩きたくなるような特別な演出は会場に行ってのお楽しみ！心躍るクリスマスツリーがお出迎え！　スノーウォールを通り過ぎると、クリスマスギフトのデコレーションであふれた光景が目の前に。子どものころ、クリスマス当日の朝起きた時のワクワクした気持ちを思い出し、ハッピーなクリスマスモーメントを楽しんで。　スノーマンと一緒に写真を撮るのもOK！スマートフォンでQRコードを読み込めば、ジョー マローン ロンドンによるオリジナルのインスタグラムフィルターをゲット。家に帰っても思い出を振り返ることができます。クリスマス コレクションが一同に集結！香りの体験も　会場では、クリスマス コレクションだけではなく、ブランドの世界観と香りを楽しめるコーナーも。シトラス、フルーティー、ライトフローラル、フローラル、スパイシー、ウッディな香りまで幅広いラインナップを体験できます。　イベント会場はクリスマス コレクションが一同に揃う機会！購入を逃してしまった方はぜひ足を運んでみては？　今年のクリスマス限定の香り「ホワイト モス ＆ スノードロップ」を大平さんも体験！モス（苔）の香りにとても惹きつけられました。パウダリーなムードとカルダモンのスパイシーさもバランスが良くて、まさに冬にぴったりだと思います。僕は季節やスタイリングで香りを変えるのですが、ホワイト モス ＆ スノードロップは今日着ているタートルネックとか冬らしい装いの時に選びたくなる香りです。心躍るクリスマス コレクションセント ペアリング（香りの重ねづけ）で人気の香りも新鮮な印象に！　ジョー マローン ロンドンの香りは単独でももちろん、違う香りと組み合わせてセント ペアリングを楽しむことができます。感覚を研ぎ澄まして、クリスマス限定の香りとの重ねづけを見つけて自分だけのシグネチャーとなる香りの組み合わせを探してみては？　大平さんもセント ペアリングで自分好みの香りを探してみることに。クリスマス限定の香り「ホワイト モス ＆ スノードロップ」に合わせる香りをじっくり試した結果、「イングリッシュ ペアー ＆ フリージア」との組み合わせをチョイス。「イングリッシュ ペアー ＆ フリージア」の香りは以前試したことがあるのですが、洋ナシのみずみずしくて爽やかな甘さで単体でも好きな香りなんです。2つを重ねるとホワイト モス ＆ スノードロップのパウダリーな雰囲気とイングリッシュ ペアー ＆ フリージアのジューシーさが絶妙なバランスになりました。奥深さがあるのにフレッシュな感じもあって、ジェンダーレスに使いやすい香りになったと思います。ジョー マローン ロンドンのフレグランスはこうやってセント ペアリングで香りの新しい一面を発見できるのも面白いところですよね。重ねづけすることで特別な香りになって、よりパーソナルに香りを楽しめると思います。大平さんが選んだペアリングのコロンはこちらから会場限定！■1万5400円以上購入すると、イングリッシュ ペアー & フリージアのソープが入ったクリスマスオーナメントをプレゼント！■会場で商品を購入すると、人気の香りをまとったギフトタグをプレゼント ■来場者にはオリジナルのポーチ＆ミラーをプレゼントします ※いずれの特典もおひとり様1点限り※なくなり次第終了大切なギフトはパーソナライゼーションでより特別に　ジョー マローン ロンドンのラグジュアリーな香りを包む、洗練されたギフトラッピングを、この時期だけの特別な装いで。税込1万9800円以上の購入で、ギフトボックスにカリグラフィーデザインを入れることができる会場限定のパーソナライゼーションサービスを受けることができます。贈り物にはもちろん自分用にも◎スペシャルなギフトは思い出に残ること間違いなし！※会場限定のパーソナライゼーションサービスはおひとり様1点限り※カリグラフィーサービスは各日対応時間帯のみ今年は弟が3年ぶりに留学から帰国するので、お疲れさまという気持ちを込めてクリスマスのプレゼントを贈りたいです。高校生でちょっと背伸びしたくなる年頃の彼に、ジョー マローン ロンドンのフレグランスをあげようかなと思っています。香りは名前や見た目を覚えていなくても記憶として残るくらい、印象と深い関係があると思うんです。僕自身がフレグランスが好きで、プレゼントする人のことを思い浮かべながら雰囲気に似合う香りを探す瞬間も楽しいんですよね。カリグラフィーでメッセージを添えると、より「大切なあなたを思って選びました」という気持ちが伝わると思います。”フォトコールボックス”でクリスマスの思い出づくり！　クリスマス限定コレクションや人気アイテムを堪能したら、最後に思い出づくりに欠かせないフォトコーナーに立ち寄って。プリクラ機械のようなブース内は、自分でシャッターを切れるセルフ写真館風のコーナーになっています。撮影した写真は、ギフトボックスをイメージしたオリジナルデザインのフレーム付きで現像され、その場でもらえます。スマートフォンからデータでも保存できるので安心です。　大平さんもセルフ撮影に挑戦！■Snow Dayフォトコンテストを開催！ジョー マローン ロンドン製品が当たる！イベント会場で撮影して写真をInstagramにタグをつけてシェアすると、ジョー マローン ロンドン製品をプレゼント！3つのアワード「スノーマン賞」「クリスマス賞」「ジョー マローン ロンドン賞」から、ベストフォトが決まります。お楽しみに！・対象期間：12月14日（水）〜12月25日（日）・イベント会場で撮影した写真、またはフォトブースで撮影したオリジナルフォトが対象・フィード投稿のみ対象・公開設定になっているアカウントのみ対象・指定のタグはこちら・・・#スノーデーパーティ、#ジョーマローンロンドン■フォトコンテストは大阪＆福岡でも開催！ジョー マローン ロンドンの世界観を表現したクリスマスツリーは大阪と福岡にも登場。各会場で撮影した写真でもフォトコンテンストに参加できます。・グランフロント大阪 うめきた広場 サブスペース：12月14日（水）～12月25日（日）・天神きらめきスクエア：12月14日（水）～12月25日（日)

Beauty

今年もジョー マローン ロンドンのクリスマスイベントが開催！限定コレクションも豊富にラインナップ

アイコンコレクション「キャトル」とは？　ブシュロンのアイコンコレクションであるキャトルは、メゾンに継承される4つのコードをデザインに取り入れたモダンなジュエリー。クチュールにインパイアされたグログラン、独自に開発されたミラーセッティングによって輝くダイヤモンドのライン、パリ・ヴァンドーム広場の石畳を表現したクル ド パリ、変わらぬ愛を象徴するゴドロンの4種のコードを組み合わせたグラフィカルなデザインが特徴です。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドにカラーが加わり、身に着ける人の個性を引き立たせます。2004年の発表以来、幅広い層に支持される人気コレクションです。カラーもデザインも、豊富なバリエーションに心躍る　会場となる表参道ヒルズの吹き抜け大階段には、キャトルのフォルムをイメージしたトーテム型のショーケースが立ち並びます。リング、ブレスレット、イヤリング、ネックレスなど、豊富なラインナップは見応えたっぷり。また、ブラウン、ホワイト、ブルー、レッド、ブラックという5色のカラーバリエーションも展開され、単体はもちろん、ミックス＆マッチも楽しめます。 　　福士さんのお気に入りは、リップのカラーともリンクするレッドのネックレス。「シンプルなデザインなのに、個性的なところが好き。カラーで遊んで自分らしさを表現できるのはキャトルの魅力ですね」。大平さんは「いつか欲しいと思っていた憧れのジュエリー。キャトルを着けるとコーディネートのアクセントになるし、スタイルがきれいにまとまるんです」と、それぞれのキャトルへの思い入れも。プレイフルな空間！ スロットゲームも登場　会場のインタラクティブ コンテンツも、カラフルで遊び心あふれる内容に。カラー別に展示されたショーケースを回転させたり、スロットゲームで自分に合ったジュエリーを探したりと、ゲーム要素を取り入れた様々な仕掛けが楽しめるようになっています。スロットゲームの最後に表示されるQRコードをスマートフォンで読み込んでみて。　福士さんは「ジュエリーを色々な角度から見られるのがいいですね。光の反射によって美しく煌めくダイヤモンドや、立体的な彫刻のディテールが際立ちます」と、その輝きに見入っていました。大平さんは「ジュエリーをとても身近に感じることができるポップアップですね。キャトルはジェンダーレスなコレクションなので、友人と遊びに来たり、デートにもいいですね。好みのカラーやデザインを見つけられると思います」と笑顔で語ります。ジェンダーレスにミックス＆マッチを楽しんで　イヤーカフやリング、ネックレスなど、多彩なデザインがシンプルな装いにも個性と輝きをプラスします。「デザインに遊び心があって、いつ着けても気分が上がります。男性にも、もっとカジュアルにジュエリーを着けてほしいですね」と大平さん。ジェンダーレスなジュエリーであるキャトルは、大切な人とペアで身に着けたり、同じものを共有して楽しむことができます。　なお、表参道ヒルズ内にあるブシュロンブティックではキャトルをはじめとしたジュエリーから、ウォッチ、フレグランスまで、直営店ならではの幅広いアイテムをラインナップ。今回のポップアップを記念して、ブシュロンのアイコンでもある黒猫のオリジナルLINEスタンプを来店者にプレゼントしています。吹き抜け大階段でキャトルの魅力を体験した後は、1階のブティックに足を運ぶのもお忘れなく。 ※LINEスタンプは数量限定となります。

大平修蔵＆福士リナが表参道で開催中の「ブシュロン キャトル ポップアップ」を体験

　京都市営地下鉄、烏丸御池駅。2020年にリニューアルオープンした新風館を中心に活気溢れるこの地を、グレン・マーティンスは出店場所に選んだ。伝統と革新。新風館のコンセプトは、新たな道を歩み始めた今のディーゼルの姿と重なる。烏丸通りに面し、新風館に隣接するビルの1階で赤色の「DIESEL」ロゴが目を引く。　打ちっ放しのコンクリート。店内は壁に無機質な素材を使っているが、グレン・マーティンスによるコレクションで彩られ、ブランドカラーの赤色を使用したディスプレイによって未来への期待が感じられる。ディーゼルのDNAと伝統に敬意を表して最新の内装コンセプトを取り入れたという。「今までのディーゼルとは違うし、良い意味で京都っぽくもない。既成概念や固定観念を覆すような店舗で、入った瞬間に一新しているなと感じました。新生ディーゼルのスタイルを突き通しているのは素晴らしいことだと思います」-白濱亜嵐-　店舗中央にはコレクションやイメージ映像が流れる5760×2760cmの大型モニターを設置。ショーウインドウとモニターの両サイドには、キッチンやデスク、食器棚のモチーフを赤のペンキで塗ったようなディスプレイが用意されている。構築的かつアーティスティックなグレン・マーティンスの感性は、内装デザインにも落とし込まれた。　店頭に並んでいるのは、1970年代から着想したシャイニーな素材を使用し、ユニークなカッティングのジャケットやパンツをはじめ、ディーゼルを代表するデニムアイテム、艶のあるダウンジャケット、部分的に編地を変えたニットなど。ホリデーシーズンのプレゼント需要にも応える小物類では、新生ディーゼルを象徴する「D」ロゴが際立つバッグやウォレットをはじめ、新デザインのスニーカー「プロトタイプ（THE PROTOTYPE）」などを展開している。デニムに軸を置くディーゼルのヘリテージを再解釈し、リアルクローズに落とし込んだアイテムたちは、テーラード主体の「ワイ・プロジェクト」とは一線を画す。「エッジの効いたファッションアイテムが多く、洋服を纏った瞬間に進化を感じました。伝統でもあるデニムとレッドカラー、ここに光沢感のあるジャケットやパンツなど、自分の個性を存分にミックスできるアイテムはとても美しく印象的でした」-大平修蔵-Photo：SUGURU TANAKA（FASHIONSNAP）Video：SHUNSUKE NAKAMURAStylist：MORI HIROMIHair Make-up：NOBUSAWA HITOSHI

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