インサイド

1. ブドワールのムード　「ブドワール（Boudoir）」とは、女性の寝室または私室を指すフランス語。今シーズンはそんなプライベートな空間で女性がまとうような、シアー素材やランジェリーライクなアイテムがランウェイに数多く登場した「グッチ（GUCCI）」は深紅のキーカラー、アンコーラ・ロッソのランジェリー風ドレスにレザーアイテムでハードさをプラス。「フェンディ（FENDI）」はビジューやビーズが施されたオーガンザのスリップドレスで、軽やかなリズムを生み出した。「クロエ（Chloé）」はチュールやレースをたっぷりと使い、ドロワーズなどをロマンチックなデイウェアとして提案。「サンローラン（SAINT LAURENT）」はレースを多用し、スカートの裾からシュミーズをのぞかせるようなセンシュアルな装いを作り上げた。「バレンシアガ（BALENCIAGA）」はブラジャーを織り込んだボディタイツや、タイツとショーツが一体化したパンタシューズで、アンダーウェアの概念を覆している。単純なセックスアピールとしてではない、新たなランジェリーの取り入れ方に注目したい。2. ユーティリティ＆エレガンス　機能性を意味する「ユーティリティ」も、今シーズン欠かせない要素の一つ。ミリタリーやワークウェア、サファリルックなどに見られる実用的なディテールや素材を用いつつ、女性らしさを引き立てるルックが今シーズンの特徴。「ブドワール」の項目でも登場したシアー素材がカギとなり、「エルメス（HERMÈS）」はフラップポケットやジッパーを取り入れながらも、トップス、スカート共に軽やかな透け感が印象的。「ディオール（DIOR）」は1962年の「ディオール スポーツ」ラインをヒントに、パフォーマンスとエレガンスを融合させた。「マックイーン（McQueen）」はミリタリーの要素を取り入れつつも、ウエストを絞ったシルエットでコントラストを生み出した。「サカイ（sacai）」はアーミーグリーンのコートをシアー素材とミックスしてドレス風に。「ミュグレー（MUGLER）」は肩を強調したXLサイズのジャケットにウルトラミニのスカートと合わせるなど、無骨なイメージをシックに昇華したユーティリティウェアを提案した。3. 大胆なフリンジ使い 　裾で軽やかに揺れるフリンジといえば春夏シーズンでおなじみの装飾だが、今シーズンは目を引くアクセントとして大活躍。「ディオール」は、古代ギリシャ神話に登場する女戦士アマゾーン風の女性像をダイナミックに表現。たすき掛けにしたフリンジが力強さを演出した。「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」ではレザーフリンジのヘッドピースが登場し、ブランドが得意とするレザー加工のテクニックをアピール。「グッチ」のコートは、オリーブグリーンのフリンジがあしらわれ、まるでオーロラのようなグラデーションを作り出す。「ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」はメタリックに輝くフリンジをトップスにアレンジし、肌を軽やかに露出させた。「マックイーン」は頭から爪先まで全てをシルバーのスパングルやビジューで覆い尽くす、ゴージャスなドレススタイルを披露。アイルランドに伝わる妖精"バンシー"をミステリアスに表現した。4. 彫刻的シルエット　バルーンシルエットといった立体的な構造も、今シーズンの特徴。「ロエベ（LOEWE）」はクリノリン（1800年代に流行した、スカートを大きく広げるために着用する下着）に着目し、輪状のワイヤーで形作ったドレスを発表。まるで宙に浮かび上がるような軽さと独特のフォルムが斬新だ。「ステラ マッカートニー」は綿菓子のようなボリュームトップスをラフなデニムと合わせ、絶妙なバランスを生み出した。「ボッテガ・ヴェネタ」は生地を何重にも重ねたプリーツスカートとトップスのドレープがコントラストを描く。「バリー（BALLY）」はペプラムジャケットやスカート、カウベルのシェイプを模したコクーンスカートなどを提案。グッゲンハイム美術館でショーを開催した「アライア（ALAÏA）」は起毛素材で身体をスパイラルに包み込むコートを発表。いずれも彫刻や建築のような独特の形状で身体を包み、固定観念に捉われない服作りへのアプローチを示した。5. ストライプの主張　さわやかでプレッピーなストライプ柄は春夏の定番だが、今シーズンはストライプを主役にしたルックが数多く見られた。「シャネル（CHANEL）」はストライプのシャツワンピースにカーディガンをレイヤード。パステルブルーがどこかレトロな味わいで、カメリアのコサージュがアクセントをプラスする。「ソフトパワー」をテーマに掲げた「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」は、大きく膨らませたパフスリーブのストライプシャツがインパクト大。「プラダ（PRADA）」は白いボーダーを縫い付けたマリン風ニットにストライプサンダルを合わせ、直線使いが印象的なスタイリングとなっている。「ディオール」はワンショルダーのレオタードにカジュアルなグラディエーターサンダルを合わせ、アスリートのようなたたずまい。「サカイ」はガーリーなミニ丈のワンピースを発表。シアー素材を襟元にあしらい、意外性のあるルックへと仕立てた。

Alexander McQueen

PRADA

GUCCI

sacai

BOTTEGA VENETA

LOEWE

HERMÈS

BALLY

FENDI

Chloé

BALENCIAGA

STELLA McCARTNEY

DIOR

CHANEL

LOUIS VUITTON

SAINT LAURENT

MUGLER

ALAÏA

Fashion

2025年春夏シーズンの5大トレンド　ランジェリーや装飾性、機能美がカギに

サンローランと映画と音楽と　映画制作会社「サンローラン プロダクション」を設立するなど、映画への敬意を示してきたブランドが、山﨑をアンバサダーに抜擢したのも納得がいく。『今際の国のアリス』や『ゴールデンカムイ』で主演を務め、今後『陰陽師0』や『キングダム 大将軍の帰還』の公開が予定されているなど、いまや日本を代表する若手俳優のひとりだ。 　「どこを歩いていても、絵になる街ですね」と、パリの印象を語る山﨑。訪れるのは初めてで、「周りに高い建物がないからか、存在感がすごい」とエッフェル塔に感動し、日中はオルセー美術館、シャンゼリゼ通り、凱旋門などを巡ったという。　また、今年2月にオープンしたばかりの、書籍やアート、カルチャーにフォーカスしたショップ「サンローラン バビロン（SAINT LAURENT BABYLONE）」にも訪れた。そこではセルジュ・ゲンズブールにまつわる展示が開催されており、山﨑は彼の代表曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のレコードを購入。「過去に出演したドラマの中で使用された曲で、運命を感じましたね」。大歓声を背に美術館の中へ　ショーの時間が近づき、向かった先はパリ1区にある「ブルス・ド・コメルス ピノー・コレクション」。現代アートコレクターのフランソワ・ピノーが蒐集したアート作品に出合える美術館であり、建築家の安藤忠雄がリノベーションを手がけたことでも知られる場所。サンローランは2023年ウィンターメンズコレクションを同会場で発表しており、約一年ぶりに戻ってきた形だ。 　会場前で車を降りると、沿道に集まった観客の大歓声に包まれた。「Kento!」と名を呼ぶ多くの声に手を振って応えながら、荘厳な構えの建物の中へ。ランウェイとなった円形のホールは、見上げると美しい天井画に目を奪われる。床には毛足の長いカーペットが敷き詰められ、周囲をぐるりと黒いソファーが囲む。  　奥にはカラユリ、アネモネ、ランといった花々がモニュメンタルなアーチを描き、1972年にホテル「インターコンチネンタル」で行われた「イヴ・サンローラン」のランウェイを彷彿とさせる。ショーが幕を開けるまでの間、山﨑はSEVENTEENのジョンハンと再会を喜び合うなど、世界各国から集ったセレブリティらと交流のひとときを過ごした。 ムッシュ イヴ・サンローランの面影　サンローラン2024年ウィンターメンズコレクションは、若き日のイヴ・サンローランを彷彿とさせるダブルブレストのスーツで始まった。前回のコレクションと地続きにあるといい、1980年代のパワーシルエットを連想させる構築的なジャケットやビッグタイは、クラシックでありながら全く古さを感じさせない。　1960年代のアーカイヴを再解釈したラバー素材のピーコートなどを挟みながら、シルエットは徐々にソフトになっていく。イヴ・サンローランの功績にオマージュを捧げつつも、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロは、流れるようなフレアパンツ、サテンのトップス、シアーのシャツといった彼ならではのセンシュアリティを加えていく。 　ミニマルなカラーパレットは、淡いヌード、グリーン、スミレなど控えめに色付き始め、ジャケットのゴージラインは低くなり、生地の流動性は美しく増してくる。後半に登場するテーラリングは、クレープジョーゼットにサテンの裏地をつけたアンコンストラクテッド仕様で、ソフトなエレガンスに着地。計40のルックで現代のダンディズムを表現した。 「この美しい場所で、生のショーを見ることができて嬉しい。内装や音楽も、空間と合っていました。特に気になったのは、レザーのコートやグレーのスーツ。僕はヴィンテージも好きなのですが、過去のアーカイブへのリスペクトを込めながら、今の時代に沿うよう丁寧にデザインされているのが伝わりました。素敵なショーでした」サンローラン公式サイトPhoto: SAINT LAURENT, Koji Hirano (FASHIONSNAP)Text: Ko UeokaDirection & Edit & Movie：Chiemi Kominato (FASHIONSNAP)Realization: Mizuki Okuhata (FASHIONSNAP)

MEN'S WINTER 2024

山﨑賢人と夜のパリ　美しき「サンローラン」メンズコレクションの世界へ

“永遠の定番”とも言えるカサンドラ　創業者のイニシャル「YSL」を基にした、ブランドを代表するカサンドラロゴが躍る「カサンドラ マトラッセ」シリーズは、まさにサンローランのスピリットを象徴するもの。シェブロンキルティングにカサンドラロゴを合わせた、アイコニックなデザインが魅力だ。今年の3月には一粒万倍日が5回あり、特に15日は天赦日と一粒万倍日、天恩日が重なる開運日。そんなラッキーデーにレザーグッズを新調するなら、こんなクラシカルなアイテムをチョイスしたい。ぷっくりと愛らしいピロー型フォルム　他の人とかぶらないデザインを探しているなら、「カリプソ」シリーズより新たに登場したウォレットがおすすめ。やわらかなラムスキンレザーにブロンズ調のカサンドラロゴがあしらわれたデザインで、そのぷっくりとしたフォルムを触るたびに心癒されそう。ウォレットは両サイズともに、ジップ付きコイン入れとカードスロットを内側に配し、実用性も抜群。深みのあるルージュカラーは、大人のバレンタインデートにもぴったりだ。ダイヤモンドキルティングの美しさ　仕事にもプライベートにも活躍しそうなのは「モノグラム ミニ ノリータ」。2WAYタイプのチェーン＆レザーストラップが付属するショルダーバッグで、ストラップの長さも29cmから56cmへと調整が可能。小ぶりなサイズ感ながら、スマートフォンやカードケースなど日常の必需品をしっかり収納できるのも嬉しい。本体部分にあしらわれたダイヤモンドキルティングのオーバーステッチが、さりげなく上品さを添える。メンズへのギフトアイデアに　2月14日のバレンタインに向けて、男性へのギフトを探しているならこんなレザーグッズはいかが。ディアスキンレザーにSAINT LAURENT PARISのエンボス加工を施したウォレットとジップカードケースは、シンプルで飽きのこないデザイン。「カサンドラ キーリング」はフロントにメタルのカサンドラロゴが、バックにSAINT LAURENT PARISのシグネチャーがあしらわれており、エスプリの効いたディテールが光る。サンローラン 公式オンラインサイトPhotography: keiText & Edit: Fuyuko Tsuji (FASHIONSNAP)Creative Direction: Mina Jokoji (FASHIONSNAP)Realization: Mizuki Okuhata (FASHIONSNAP)

大切な人と贈り合う「サンローラン」のエレガンス　革小物で日常をアップデート

THE ROW　無駄なディテールを削ぎ落とした、洗練されたデザインが美しい「ザ・ロウ（THE ROW）」のバッグ。しっかりとマチがあるため、見た目以上の収納力があります。オンオフ問わず幅広いスタイリングとコーディネートしやすいのも嬉しい。GUCCI　「グッチ（GUCCI）」のこちらのバッグは、大きすぎず小さすぎず、アイパッドが入る程よいサイズ感。グレインレザーを使用したしなやかな表情と、ゴールドのGGロゴに上品さが宿ります。長さの異なるトップハンドルが付いており、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても楽しめます。ANYA HINDMARCH　ベージュキャンバスを使用した軽やかな印象ながら、レザートリムのデザインがきちんと感を演出してくれる「アニヤ・ハインドマーチ（ANYA HINDMARCH）」のバッグ。収納力はもちろん、ジッパーポケットが付いているため、小物を整理しやすいのもポイント。SAINT LAURENT　高級感のあるスムースレザーを使用した「サンローラン（SAINT LAURENT）」のトートバッグ。内側にはストラップ付きのミニポーチが付いており、通勤時はパスケースとしても活躍してくれます。シンプルで使い勝手のいいデザイン。DEMELLIER　ベーシックな黒のバッグは持っているという人におすすめしたいのが、絶妙なオリーブグリーンが美しい「デメリエ（DEMELLIER）」のバッグです。グレインカーフスキン独特のシボ感が表情豊か。グリーンと馴染みのいいゴールドバーのマグネット式留め具がアクセントにひと役。HEREU　「ヘリュー（HEREU）」のバッグは、シンプルながら存在感のあるデザイン。コットンキャンバスを使用しているため、耐久性があるのも嬉しいポイント。内側にはストラップ付きのジッパーポーチも付属。これから春先にかけておすすめしたいバッグです。BY MALENE BIRGER　デンマーク発のファッションブランド「バイマレーネビルガー（BY MALENE BIRGER）」のバッグは、ピュアなオールホワイトが印象的。柔らかなグレインカーフレザーを使用しており、品のある佇まい。大きさはありつつ、ハンドルが細身なためスタイリッシュさも損ないません。

お買いモノ

新年に新調したいお仕事バッグ7選

DAY TIME:　澄んだ冬の空の下、ハンサムなチェスターコートを羽織って都会のストリートを歩く。通常のウォレットよりも一回り大きい「カサンドラ マトラッセ クラシックチェーンウォレット」は、爽やかなホワイトのカラーをチョイス。10個のカードスロットやジップポケットだけではなく、2つの大きなコンパートメントにリップや携帯電話など小物も収納することができ、機能性が抜群。身も心も軽やかに、新たな一歩を踏み出そう。チェーンウォレットを見るNIGHT TIME:　街に宝石のような光が灯る頃、装いもナイトモードにスイッチ。深いレッドカラーのドレープドレスに、シェブロンキルティングが施されたブラックレザーの「カサンドラ マトラッセ エンベロープチェーンウォレット」が艶めく。取り外し可能なゴールドチェーンがアクセサリーのように輝き、シンプルなスタイルを格上げ。コンパクトなサイズながらコンパートメントと6つのカードスロットを備え、タイムレスなデザイン。これ一つで、ディナーやパーティーといった特別なシーンも華やかに演出してくれる。チェーンウォレットを見るSAINT LAURENT チェーンウォレット & ウォレット サンローランのチェーンウォレットおよびウォレットは、上質なマテリアルと豊富なカラー展開が魅力。自分好みのデザインを探して。サンローラン 公式オンラインサイトDAY TIME: コート 75万9000円、シャツ 13万2000円、デニムパンツ 12万6500円、ピアス（参考商品）NIGHT TIME: ドレス 49万5000円、ブーツ 27万5000円、バングル 12万6500円、リング 4万9500円、／SAINT LAURENT BY ANTHONY VACCARELLO（SAINT LAURENT CLIENT SERVICE）すべて税込

with emma

サンローランのチェーンウォレットとともに街へ　DAY & NIGHT

アディダス（adidas）　鮮やかなブライトグリーンがポップな「アディダス（adidas）」のボンバージャケット。スポーツミックススタイルにトレンド感ある色を添える、リサイクルポリエステルとアニマルフリーレザーを使用したアイテムです。フロントはスナップボタン留めで、カーディガンのようにも着こなせます。Farfetch で購入するアルファ インダストリーズ（ALPHA INDUSTRIES）　王道のMA-1をお探しなら「アルファ インダストリーズ（ALPHA INDUSTRIES）」をチェック。ちらりと覗くだけで存在感を放つ、レスキューオレンジの裏地はリバーシブルで楽しめます。トレードマークの赤いリボンタグが揺れる、マイナーチェンジを繰り返しながら60年以上に渡り愛されるフライトジャケットです。Farfetch で購入するボス（BOSS）　ミニマムなデザインで扱いやすい、「ボス（BOSS）」のパデッドボンバージャケット。リブやジッパー、左腕のロゴパッチなど表面はシックなブラックで統一し、ミリタリーに寄りすぎない印象に仕上げています。洗濯機洗いも可能な軽い着心地のアウターは、レジャーシーンやワークアウトにもぴったり。Farfetch で購入するパトリツィア・ペペ（PATRIZIA PEPE）　古き良きフライトジャケットのディテールを取り入れた、「パトリツィア・ペペ（PATRIZIA PEPE）」のボンバージャケット。やわらかく起毛感のあるボディと、ふんわりとした毛足の長い襟が暖かくおしゃれに身体を包みます。スエード調のポリエステル生地なので日々のお手入れも簡単です。Farfetch で購入するディーゼル（DIESEL）　目が覚めるようなネオンカラーが眩しい、「ディーゼル（DIESEL）」のパデッドボンバージャケット。ブルー×グリーンのリバーシブル仕様で、どちらの面でも主役級の個性を主張できそうな予感。アームには立体感を作るギャザーを寄せ、バックには大きなイニシャルロゴを配置。色違いには落ち着きのあるモノトーンも展開しています。Farfetch で購入するアミ パリス（AMI Paris）　すっきりとしたフォルムに惹かれる、「アミ パリス（AMI Paris）」のボンバージャケット。短めに設定した着丈とコンパクトな身幅で、着ぶくれしないスマートな秋冬ルックを完成させます。ハリのあるコットンの表地から肌触りの良いシープスキンの襟まで、全てブラックに染めたハンサムなムード漂うアウターです。Farfetch で購入するストーンアイランド（STONE ISLAND）　大きなパネルポケットが特徴的な、「ストーンアイランド（STONE ISLAND）」のパデッドボンバージャケット。薄く軽いリサイクルナイロンと断熱繊維の中綿で構築した、保温性の高いアイテムです。外側は撥水加工、内側は防風性と防雨性を高める樹脂加工を施しています。左袖にはシグネチャーのバッチをオン。Farfetch で購入するサカイ（sacai）　メタリックなグレーが近未来的な「サカイ（sacai）」のパデッドボンバージャケット。丸みを帯びたボリューミーなシルエットとハイシャインナイロンが、仕立て映えの良さを醸します。オーバーサイズのトップスを合わせても窮屈さを感じない、フィット感の調節が可能なスナップボタンをサイドシーム部分に装備しています。Farfetch で購入するプラダ（PRADA）　ジェントルな気品溢れる「プラダ（PRADA）」のRe-Nylonジャケット。サステナブルな再生ナイロンの艶を惹き立てるコーデュロイのシャツ襟と、エナメルメタルのトライアングルロゴを飾ったシンプルなデザインで、ブランドのポリシーと魅力を存分に堪能できます。3シーズンでさらりと羽織れる、線の細いタイトなアウターです。Farfetch で購入するサンローラン（SAINT LAURENT）　最後にご紹介するのは、ブランドの逸品として名を残す「サンローラン（SAINT LAURENT）」のテディジャケット。2本のホワイトラインが走るアームの切り替えとスポーティなリブディテールが、一目でこれだと分かるアイコニックなポイントになっています。自分のスタイルに溶け込む不屈の名作を、この機会に手にしてみてはいかが？Farfetch で購入する

AMI PARIS

Stone Island

adidas

BOSS

ALPHA INDUSTRIES

手頃なプライスからハイエンドまで、今季欲しいボンバージャケット10選

ヴェルサーチェ（VERSACE）　ゴールドのアイコンが輝く、「ヴェルサーチェ（VERSACE）」のレザーブレスレット。細やかに編み込んだカーフレザーのコードと、動く度に揺れるメドゥーサがラグジュアリーな印象を放ちます。コインが光るチェーンでサイズ感の調節も可能です。Farfetch で購入するアレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）　二重のカーフレザーが存在感を醸す、「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」のブレスレット。媚びない力強さをプラスするスカルチャームとロゴ入りプレートのコントラストが美しい、アヴァンギャルドなデザインに一目惚れ。Farfetch で購入するヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）　パンクな雰囲気に魅了される、「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のロックスタッズブレスレット。シックなブラックから鮮やかなピンクやグリーンまで、組み合わせも面白い豊富なカラーバリエーションから、お気に入りをチョイス。Farfetch で購入するトリー バーチ（TORY BURCH）　メタリックなシルバートーンが眩しい、「トリー バーチ（TORY BURCH）」のラップアラウンドレザーブレスレット。ロゴモチーフを全面に散りばめた、どこをとってもブランドの魅力をアピールできる、抜かりの無い華やかなアイテムです。Farfetch で購入するサンローラン（SAINT LAURENT）　シンプルで華奢なYSLロゴと、端整なスムースレザーを採用した「サンローラン（SAINT LAURENT）」のブレスレット。身に着けるだけでハンサムなムードが漂うデザインで、ジャケットスタイルやドレスとも好相性。オンオフ兼用で楽しめます。Farfetch で購入するバーバリー（BURBERRY）　レタリングロゴをメインに添えた「バーバリー（BURBERRY）」のブレスレットは、なにか物足りない、そんなルックを救うワンポイントとして活躍しそうな予感。カジュアルに編み込んだレザーが、ミリタリーにもストリートテイストにもマッチします。Farfetch で購入するアンブッシュ®︎（AMBUSH®︎）　赤く染まったハート型のチャームが揺らめく、「アンブッシュ®︎（AMBUSH®︎）」のレザーブレスレット。パンクなパドロックディテールが個性を惹き立てる、ジュエリーのレイヤードがより一層楽しくなるドラマティックなアイテムです。Farfetch で購入するフェラガモ（FERRAGAMO）　エレガントな表情が決め手になる、「フェラガモ（FERRAGAMO）」のブラウンレザーブレスレット。気品溢れるゴールドのガンチーニから肌やニットが透ける、オンオフ問わず洗練されたスタイルを完成させる大人顔のジュエリーです。Farfetch で購入するプラダ（PRADA）　最後にご紹介するのは、スエードベルトを煌びやかなクリスタルで飾った「プラダ（PRADA）」のブレスレット。アイコニックなトライアングルロゴと装飾が視線を集める、秋冬シーズンに似合うゴージャスなアイテムです。色違いには可憐なピンクも展開。Farfetch で購入する

VERSACE

TORY BURCH

VALENTINO

TOM FORD

AMBUSH

BURBERRY

FERRAGAMO

ニットやジャケットに合わせたいレザーブレスレット＜ウィメンズ＞

LOEWE　エレガントなシルエットの「ロエベ（LOEWE）」のパセオバッグ。見た目に反して超軽量構造となっていたり、マチが広いので荷物もたくさん収納できたり、毎日携えたくなるはず。シャイニーナパカーフのしなやかで上品な表情もたまりません。SAINT LAURENT　エレガントな佇まいに思わずうっとりしてしまう「サンローラン（SAINT LAURENT）」のクロスボディバッグ。ブランドロゴ入りのゴールドの金具が、オフホワイトのボディを華やかに照らします。THE ROW　「ザ・ロウ」の新しい顔とも言える、クラシックでレディライクなソフィアバッグ。ほんのりカーブを描くシルエットが柔らかい印象を与えます。バーガンディがより季節感のあるスタイリングへ導いてくれます。TOTEME　立体感のある独特のフォルムに存在感がある「トーテム（TOTEME）」のクロスボディバッグ。ハンドバッグなら上品な印象に、クロスボディバッグなら普段のカジュアルなスタイルにもマッチします。Acne Studios　「アクネ・ストゥディオズ（Acne Studios）」で人気の「ムスビ」バッグ。日本の帯にインスピレーションを受けた、ツイストノットが程よくスタイルにアクセントをもたらします。ミニサイズながら、マチがあるので必需品も難なく収納できます。ISABEL MARANT　スウェード独特の表情が上品な「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のバッグ。トートバッグライクなフォルムで日常使いしやすく、オンオフ問わず持てるシックなデザイン。内側にはポケットも付いており、小物がバッグの中で迷子になる心配もなし。

Acne Studios

THE ROW

ISABEL MARANT

秋冬ファッションにマッチする人気ブランドの新作バッグ6選

今回のイヴ・サンローラン展について　「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」は、2017年パリにオープンした「イヴ・サンローラン美術館パリ」の全面協力のもとで開催される回顧展。同展の企画は2017年に立ち上がり、日本での回顧展は、イヴ・サンローラン没後以来初めての開催となります。会場では、ディオールや自身のブランドのファーストコレクション、日本初公開のドレスなど110体のルックを展示するほか、テキスタイル作品や、同氏が描いたグラフィック作品、写真、ジュエリー、舞台芸術などのアート作品262点を全12章構成で紹介することで、サンローランが自身のスタイルを確立するまでの過程を詳らかにしています。第0章：ある才能の誕生　同展の序章にあたる第0章では、イヴ・サンローランの幼少期から若き日の創作活動を写真や肖像画、ドローイングなどで辿ります。同氏が16歳の時に制作したペーパードールは紙でありながらも、服に用いられたのが刺繍なのか、プリントなのかまでを判別できるほど正確に作られていることがわかり、同氏が「紙のクチュールメゾン」を構成することで将来を夢見ていたことを伺わせます。また展示室には、クリスチャン・ディオールの死後、21歳の若さで「ディオール（DIOR）」のアーティスティックディレクターに就任した同氏が、初めて発表した1968年春夏コレクション「トラペーズ・ライン」が展示されています。第1章：1962年 初となるオートクチュールコレクション　パートナーであるピエール・ベルジュと共に立ち上げた自身の名前を冠した「イヴ・サンローラン」のデビューコレクションである1962年春夏コレクションから7体をランウェイに見立てた展示台で展示。同氏は、数週間で約100のデザインを作り上げ、一躍注目を集めました。その他、展示室には、貴重なコレクションボードなどが陳列されています。第2章：イヴ・サンローランのスタイル アイコニックな作品　高低差のある展示台に置かれているのは、同ブランドを象徴するアイコニックなアイテム。タキシード、ジャンプスーツ、トレンチコート、サファリ・ジャケット、ネイビー・ルック、タキシードスーツ、テイラード・スーツ、シースルー、クリエイティビティ、イヴニングドレスの9つのジャンルに分け、それぞれのアイテムを紹介します。同氏が生み出した作品の多くが、男性服から着想を得ており、女性服をモダンにアレンジしたものであること、実用的な面を残しつつも単純さと優雅さを融合していることが明快になるはずです。第3章 ：芸術性 刺繍とフェザー　第3章ではクチュリエとしてのイヴ・サンローランにフォーカス。ブランドにとって高度な技術、贅沢、卓越性、伝統を象徴し、1945年以来フランス国内で法的に保護されている「オートクチュール」に焦点を当てた、刺繍やテキスタイル、羽細工、ジュエリーなど、質の高い素材と複雑な工程を経て制作されたアイテム7点を展示します。黒い壁紙と照明が落とされた空間で照らし出されるオートクチュールが耀うラグジュアリーな空間になっています。第4章：想像上の旅　第4章では美術作品の収集や読書によって想像上で旅行に行っていたイヴ・サンローランが独自の視点で解釈した各国の民族衣装を展示します。編み込みがあるキルティングジャケットや、トーク帽、ファーブーツ、飾り紐のベルト、身体に巻きつけるケープ、ヘッドスカーフ、ターバンなど、時代や国を超越した同ブランドのクリエイションを一堂に見ることができます。第5章：服飾の歴史　第5章では、西洋における服飾の歴史を探究したイヴ・サンローランがどのようにその服飾史を衣服としてアウトプットしたかに着目。例えば、古典古代をテーマにした衣装はドレープ使いが特徴的で、プリーツが入った筒状のシルエットや肩の左右非対称なドレープはギリシアのローマ彫刻にみられるアンティークチュニックに着想を得ています。第6章：好奇心のキャビネット ジュエリー　イヴ・サンローランにとって付属品に留まるものではなかったジュエリーに焦点を当てる第6章では、ジュエリーを博物館のように展示しています。当時、同ブランドのジュエリーは貴金属や真珠、宝石は使われておらず、代わりに木、メタル、ラインストーン、ビーズ、羽、セラミックを組み合わせて制作されています。これらは素材の組み合わせと想像力において際限がないことを意味しているのだそう。第7章：舞台芸術ーグラフィックアート　第7章では、一般的にはあまり知られていない「舞台衣装作家」としてのイヴ・サンローランにフォーカス。同章はスケッチに焦点を当て、10代、20代と2度にわたって制作に携わったジャン・コクトーの演劇「双頭の鷲」の初期スケッチや、「ジジ・ジュテーム」「フェスティバル・ポピュレール・ド・バレエ」とのコラボレーションなどを紹介します。第8章：舞台芸術ーテキスタイル　第7章に引き続き、第8章でもイヴ・サンローランの舞台芸術に着目。同章では実際の衣装とドローイングを一挙に披露。同氏は演劇やバレエだけではなく、映画にも衣装デザイナーとして参加。特に、映画「昼顔」に提供したブラックワンピースは、映画公開後に若者を中心に大ブームとなりました。第9章：アーティストへのオマージュ　ピート・モンドリアン、パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、ジョルジュ・ブラック、フィンセント・ファン・ゴッホらの画家や、詩人であるジャン・コクトーへの敬意を表したコレクションを度々発表していたイヴ・サンローラン。第9章では、デザインの中で彼らの作品を引用（オマージュ）した作品を展示します。第10章：花嫁たち　イヴ・サンローランは、1962年から2001年までの間に80点のウェディング・ガウンをデザインしています。第10章では、その中から個性豊かな5点を展示します。一際目を引くのは1965年秋冬コレクションで発表されたウールの繭のようなドレス。彫刻のようなこのドレスは、ロシア人形であるマトリョーシカを参照しています。第11章：イヴ・サンローランと日本　ディオール時代から、日本製の絹織物に金糸刺繍をほどこしたアイテムを製作していたイヴ・サンローランと日本の関係性にフォーカスする第11章では、金屏風の前に4点のアイテムを展示します。同氏は、自分自身のデザインと日本の間にある繋がりについて「早くから私は日本を探し求めていた。そして、歴史がありながらもモダンなこの国にすぐに魅了され、それから幾度となく影響を受けてきたのである」とその関係性について言及しています。オリジナルアイテムの販売も　会場では、イヴ・サンローランのドローイングをデザインしたペーパーマグネット（1300円）や、キーチェーン（2400円）のほか、トートバッグ（ラージサイズ8800円、スモールサイズ5800円、すべて税込）などを販売します。

【全網羅】イヴ・サンローラン展が開幕、全12章を写真付きでまとめて紹介

LOEWE　快適でいて、上品さも損なわない「ロエベ（LOEWE）」のレザーサンダル。ベルト部分にはシグネチャーモチーフであるアナグラムがあしらわれています。エナメル加工が施されているため、程よく艶感がありエレガント。THE ROW　ネットを採用したアッパーがモダンな「ザ ロウ（THE ROW）」のサンダル。ミニマルなデザインの中に、小粋なアイデアが光る逸品です。デニムやワイドパンツの足元をスタイリッシュに彩ってくれます。TOTEME　2本のストラップのみで飾られた「トーテム（TOTEME）」のサンダル。無駄を削ぎ落としたクリーンなデザインが都会的な印象を演出してくれます。BIRKENSTOCK 1774　高品質な素材と極上のクラフトマンシップで表現されたエクスクルーシブなコレクション「ビルケンシュトック 1774（BIRKENSTOCK 1774）」のサンダル。スウェード素材を採用した、細身のストラップが上品なムードを醸します。ブランドが誇るラバーソールで快適さもお墨付き。HEREU　ハンドメイドで作られた、職人の技術が光る「へリュー（HEREU）」のオープントゥサンダル。フィッシャーマンサンダルからインスピレーションを受けたデザインで、カジュアルに合わせられる1足です。SAINT LAURENT　人気モデルをベースにフラットなデザインにアップデートした「サンローラン（SAINT LAURENT）」のトリビュートレザーサンダル。スクエアトゥが足元をシックに仕立ててくれます。MARNI　スポーティライクに履ける「マルニ（MARNI）」のフスベットサンダル。オフホワイトのレザーで肌馴染みがよく、頑丈なワイドストラップが安定感のある履き心地を叶えてくれます。

MARNI

BIRKENSTOCK

この夏履きたいのはどれ？人気ブランドの新作フラットサンダル

マルニ（MARNI）　数多くのラフィアバッグを展開している「マルニ（MARNI）」からあえて選びたいのは、ゆるく描かれたロゴが目を惹く「ノーバカンシーイン（No Vacancy Inn）」とのコラボバッグ。ラフに結んだロープのストラップと、元気なビタミンカラーがバカンス気分を盛り上げます。ヴァレンティノ（VALENTINO）　ゴールドのローマンスタッズが凛と輝く、「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のクラッチバッグ。ビーチにはもちろん、夏を楽しむドレスアップスタイルにも似合う、レザーとは異なる魅力をまとうグラマラスなラフィアバッグです。ジャックムス（JACQUEMUS）　爽やかなドレススタイルからデイリーまで、スタイリングをおしゃれにまとめてくれる「ジャックムス（JACQUEMUS）」のかごバッグ。アクセントになる直線的なシェイプと無垢なレザーの挿し色で、モダンなサマースタイルを満喫できそう。ジミー チュウ（JIMMY CHOO）　カジュアルなラフィアバッグも、ブラックに染まると一気にハンサムなムードに。「ジミー チュウ（JIMMY CHOO）」のバケットバッグは、光を反射するビーズが静かに煌めくラグジュアリーなアイテムです。持ち方を選べるショルダーストラップ付き。ハイジクライン（heidi klein）　夏の必需品がすっきりと収まるサイズ感と、手にしやすいプライスが嬉しい「ハイジクライン（heidi klein）」のラフィアバッグ。レトロなフォルムのボディには、フリンジが軽やかに揺れる優雅なチャームとゴールドのロゴプレートをオン。サンローラン（SAINT LAURENT）　ぽんぽんと荷物を投げ込める「サンローラン（SAINT LAURENT）」のパニエ。トップが広い伝統的なシルエットで、バランスの美しさも使い勝手も抜群。ハンドルやタグ、内側のポケットにはブラウンのレザーを採用し、かっこよさとしなやかさを両立。

JIMMY CHOO

JIL SANDER

JACQUEMUS

今すぐ欲しい、おしゃれなラフィアバッグ6選

WOMEN'Sヴェルサーチェ（VERSACE）　色味が深いレンズに引き込まれる、「ヴェルサーチェ（VERSACE）」のサングラス。くびれたブリッジのシェイプと、ジュエリーのように煌びやかなメドゥーサのコインモチーフが、無二の存在感を放ちます。SSENSE で購入するジバンシィ（GIVENCHY）　装飾を削ぎ落した、シンプルなシルエットに魅了される「ジバンシィ（GIVENCHY）」のサングラス。サイドにパッチしたミニマムなゴールドのロゴで、静かなブランドアピールを満喫して。調節可能なノーズパッド付き。SSENSE で購入するイザベル マラン（ISABEL MARANT）　いつものスタイルにおしゃれな変化をつけたいなら、「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のアビエイターサングラスがおすすめ。かっこよさを惹き立てるシルバーのロゴとヒンジで、より一層ジェントルに仕上げています。SSENSE で購入するバレンシアガ（BALENCIAGA）　個性を目元に集中させる、「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のサングラス。ストリートにもモードにも似合う、近未来的なキャットアイフレームとインパクトのあるロゴで、ブランドの魅力を十分に堪能できます。SSENSE で購入するMEN'Sマツダ（MATSUDA）　ヒンジの細やかな彫り込みに見惚れてしまう、「マツダ（MATSUDA）」のサングラス。淡いピンクのレンズと六角形のフレームが堅い印象をやわらげる、知的な造形美の中にユーモラスなひねりを効かせたアイテムです。SSENSE で購入するマルニ（MARNI）　「マルニ（MARNI）」からは、カジュアルにもドレスにも映えるプレーンなフォルムのサングラスをピックアップ。テンプルに走るコアワイヤーを露出したセンス溢れるアイウェアで、夏のおしゃれに差をつけて。SSENSE で購入するオリバーピープルズ（OLIVER PEOPLES）　最後にご紹介するのは、ブルーのミラーレンズが爽やかに光る「オリバーピープルズ（OLIVER PEOPLES）」のサングラス。計算されたクリアフレームは肌馴染みもよく、軽い付け心地。アウトドアやレジャーにもぴったりのアイテムです。SSENSE で購入する

GIVENCHY

表情をシックに引き締めるサングラス7選＜ウィメンズ・メンズ＞

サンローラン（SAINT LAURENT）　シックなアッパーとリネンのコントラストに惹かれる、「サンローラン（SAINT LAURENT）」のエスパドリーユ。サイドにはラフに、ヒールにはハンサムに刻んだロゴが、ブラックのボディに映えるリュクスなアイテムです。色違いにはホワイトも展開。Farfetch で購入するプラダ（PRADA）　美しく編まれたラフィアのアッパーから、爽やかに肌が透ける「プラダ（PRADA）」のエスパドリーユ。サマーシーンを謳歌できそうな一足には、気取らないトライアングルロゴがオン。一気に雰囲気が変わる、色違いのブラックも要チェック。Farfetch で購入するドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）　芸術的なフローラルペイントに見惚れてしまう、「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）」のエスパドリーユ。鮮やかな模様はインソールにも描かれ、隙の無さも特別感も満載。履いても脱いでも絵になる、アート作品さながらのアイテムです。Farfetch で購入するバーバリー（BURBERRY）　シグネチャーのチェックを足元で堪能できる、「バーバリー（BURBERRY）」のエスパドリーユ。落ち着きのあるダークトーンと、シャープな印象に仕上がる直線的なスクエアトゥで、トータルルックを引き締める小粋な立役者になりそう。Farfetch で購入するヴェルサーチェ（VERSACE）　主役級のインパクトを放つ、「ヴェルサーチェ（VERSACE）」のエスパドリーユ。煌びやかなバロッコプリントが目を惹く、シンプルなコーディネートに一点投入したいグラマラスな一足です。バカンスにはもちろん、夜のお出かけにもフィット。Farfetch で購入するコーチ（COACH）　控えめなプライスが嬉しい「コーチ（COACH）」のエスパドリーユは、エコロジカルなロゴキャンバスを採用したブランドのポリシーを感じるシューズ。モノグラム柄も、足元なら主張し過ぎずスマートに履きこなすことができそう。Farfetch で購入するトリー バーチ（TORY BURCH）　「トリー バーチ（TORY BURCH）」からは、アイコニックなモチーフが輝くエスパドリーユをチョイス。クリーンなクリーム色のレザーとラフィアソールが高貴なオーラをまとう、エレガントなサマースタイルを完成させるアイテムです。Farfetch で購入するイザベル マラン（ISABEL MARANT）　カジュアルなカラーデザインに心躍る、「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のエスパドリーユ。晴天のようなインディゴブルーと、抜け感のあるビッグなロゴがこれからのシーズンにぴったりマッチ。色違いには淡いピンクとベージュを用意。Farfetch で購入するミッソーニ（MISSONI）　最後にご紹介するのは、ナチュラルなムードに魅了される「ミッソーニ（MISSONI）」のエスパドリーユ。やさしいカラーにエッジィなジグザグ模様が編み込まれた、柔らかな履き心地に病みつきになりそうなハンドメイドシューズです。Farfetch で購入する

COACH

MISSONI

エフォートレスなルックを完成させるエスパドリーユ9選

SAINT LAURENT 　「サンローラン（SAINT LAURENT）」のこちらは、ブランドを象徴するゴールドのYSLロゴがアクセントに。鮮やかでフレッシュなイエローは持っているだけで気分が上がります。GUCCI　立体感のあるシェブロンキルティングレザーを採用した「グッチ（GUCCI）」のカードケース。アンティークゴールドのGGロゴとケースの赤のクラシカルな佇まいが楽しめます。ANYA HINDMARCH　ウサギをモチーフにした「アニヤ・ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」のカードケース。フラップに施されたキュートなウサギが取り出すたびに癒してくれる、大人の遊び心が感じられる一品です。BOTTEGA VENETA　「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」を象徴するイントレチャートレザーを使用したカードケース。バッグと揃えて持つのもおすすめです。上品で飽きの来ないデザイン。BALENCIAGA　光沢感のあるクロコダイルエンボスレザーを使用した「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のカードケース。アンティークゴールドのBロゴがアクセント。淡いピンクに大人の甘さが薫ります。Christian Louboutin　プレーンなレオパード柄の面と、レオパードにシルバーのコーンスタッズが施された面と2つの表情が楽しめる「クリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）」のカードケース。中央のスリップポケットの内側は赤になっており、存在感のあるデザイン。

Anya Hindmarch

Christian Louboutin

開運日に新調したい華やかなカードケース6選

太ももを露わにするショートパンツ 　今季のランウェイは膝上丈のショートパンツが豊作。「プラダ（PRADA）」は、ハイウエストがジェンダーレスなムードを引き立て、「エルメス（HERMÈS）」はコンパクトなシルエットがエフォートレスな印象に。ほかに「フェンディ（FENDI）」「ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）」「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」「アミ パリス（AMI PARIS）」「トム ブラウン（THOM BROWNE）」「ターク（TAAKK）」も、ジャケットとショートパンツの組み合わせを提案。ここまで短い丈が揃うのは異例とも言える。シューズとの絶妙なバランス感　足元はソックス＆ローファーや素足にサンダルなど様々だが、「ダブレット（doublet）」は「スイコック（SUICOKE）」とのコラボレーションによる5本指シューズをスタイリング。これまでスラックスで隠されてきた男性たちの脚を解放し、新鮮なバランス感を生み出した。スラックスを穿かない、という選択  　「ポール・スミス（Paul Smith）」のショーでは、モデルたちが脱いだスラックスを片手に、トランクス風のショートパンツでランウェイに登場。コロナ禍のリモート会議に「上半身ジャケット、下半身パジャマ」で参加した男性たちのような、どこかユーモラスなスタイリングが目を引く。デザイナーのポールは「テーラリングはとかくシリアスなものだと思われがちだが、私はいつも、それがいかに楽しいものであるかを人々に伝えたいと考えてきた」と語る。ハーフパンツもフォーマルな雰囲気で  　マスキュリニティの再定義を試みた「ヴァレンティノ（VALENTINO）」と、ファレル・ウィリアムスによる新生「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」は、ウェアラブルなハーフパンツをセットアップで提案。「ゼニア（ZEGNA）」はジャケットの袖も短めに、軽やかな夏の装いを作り上げた。いずれも膝丈のリラックス感のあるワイドシルエットだが、センタープレスの入ったデザインがフォーマルなイメージをキープ。“脱スラックス“に挑戦しやすいバランスとなっている。ジェンダーレスなスカートスーツ 　性差を超越する「トム ブラウン」では定番となっているが、今季は「ヴァレンティノ」もジャケットとスカートの合わせ技を提案。どちらもテーラリングに定評のあるブランドならではの、洗練されたアプローチとなっている。近年、ブラッド・ピットやオスカー・アイザックなど多くのセレブが着用するメンズスカートは、男性はこうあるべきという固定観念を打ち砕き、ファッションに自由な選択を与えている。上半身の肌見せもポイントに 　ジャケット×シャツという鉄板の組み合わせにも変化が生まれている。「サンローラン（SAINT LAURENT）」はビッグショルダーのジャケットに、大きく胸元の開いたブラウスをスタイリング。男らしさの固定概念を揺さぶる「ドリス ヴァン ノッテン」はゴールドチェーンのアクセサリーでデコルテを飾り、肉体の存在感を強調した。シャツもネクタイも省いた装いは、力強さと官能性の両方を併せ持つ。シアーなトップスをインナーに　「素肌にジャケット」のほか、軽やかに透けるインナーも今季を特徴づける潮流となっている。「エルメス」は「光と透明感」をキーワードに、シアーなシャツとタンクトップをレイヤード。ほかにも「トレーシングペーパー」と呼ばれる生地をシャツやジャケットに取り入れ、素肌が透けるルックを数多く発表した。「フェンディ」は同系色のメッシュ素材をインナーに取り入れ、「ドルチェ&ガッバーナ」と「ドリス ヴァン ノッテン」はシアーなトップスを覗かせ、涼しげな装いを完成させている。　室温の適正化とその温度に適した軽装などの取り組みを促す「クール・ビズ」が日本で提唱され始めたのは2005年だが、もはや「ノーネクタイ、ノージャケット」だけでは凌げない暑さとなっている。今回紹介したスーツスタイルのバリエーションは私たちを様々な規範から解放し、これからの未来を生き抜くための装いのヒントを与えてくれる。

Paul Smith

DOLCE&GABBANA

DRIES VAN NOTEN

doublet

THOM BROWNE

世界的猛暑に対抗するスーツスタイル　2024年春夏メンズのトレンドは"肌見せ"

MARNI　しっかりマチがあるので収納力も申し分なしの「マルニ（MARNI）」のバッグ。オレンジのトリム部分はレザーを使用しているため、ラフィアのラフさの中にも上品さが薫ります。内側にはポケットも付いており、可愛いうえに機能的。LOEWE　シンプルながら、思わず目を引く「ロエベ（LOEWE）」のラフィアバッグ。ブラックのブランドロゴ刺繍がアクセントに。ブラウンレザーのショルダーや持ち手部分が細身のシルエットなのでどこか上品で洗練された印象を与えてくれます。Maison Margiela　軽やかな雰囲気のラタンを使用した「メゾンマルジェラ（Maison Margiela）」のバッグ。両手が塞がらない、長さ調節可能なショルダータイプなのも嬉しいポイント。しなやかなレザーを組み合わせていることでほっこりせず、スタイリッシュにスタイリングできます。Valentino Garavani　「ヴァレンティノ・ガラヴァーニ（Valentino Garavani）」を象徴するようなローマンスタッズをあしらったバケットバッグ。ラフィアの素朴な表情にスタッズが輝きを添え、気品が漂います。SAINT LAURENT　「サンローラン（SAINT LAURENT）」からは、スタイリッシュなブラックのラフィアバッグをピックアップ。荷物がたっぷり収納できて、1泊程度の旅行ならばこれ1つでも十分です。ホワイトのブランドロゴが装いのポイントに。Jacquemus　籐とライトブルーのレザーを組み合わせ、軽快な印象に仕上げた「ジャックムス（Jacquemus）」のバッグ。なんと内側は全面レザーを使用した贅沢なデザイン。コロンとした小ぶりなサイズ感で、アクセサリー感覚でコーディネートが楽しめます。

Maison Margiela

シティにもリゾートにも活躍！ラフィア、ラタン、籐素材のバッグ6選

CELINE EYEWEAR　グリーンがどこかクラシカルな雰囲気を放つ「セリーヌ（CELINE）」アイウェアのサングラス。ブラックのグラデーションレンズは100%UVカット仕様。シンプルなデザインながら存在感のある1本です。FENDI EYEWEAR　スクエアライクなシルエットが印象的な、「フェンディ（FENDI）」を象徴するデザインです。目を引くサングラスですが、ブラウンやゴールドを使っているので肌馴染みが良いのも嬉しいポイントです。Chloé EYEWEAR　自然由来の素材バイオアセテートを使用した、環境にも優しい「クロエ（Chloé）」のサングラス。クリアブルーののフレームが涼しげな印象を与えてくれます。大ぶりのレンズとは反対に、テンプルは細身なので横顔もよりお洒落な雰囲気に。SAINT LAURENT EYEWEAR　「サンローラン（SAINT LAURENT）」のこちらは、無駄のないシンプルで洗練されたデザイン。肌馴染みの良いベージュのカラーレンズを採用。主張しすぎることなく、幅広いスタイルに合わせやすい万能な1本です。LOEWE EYEWEAR　スタイリッシュなキャットアイサングラスは「ロエベ（LOEWE）」のもの。太めのフレームですが、透け感があるので難なく取り入れられます。またテンプルに施された、筆記体のブランドロゴがさり気ないアクセントにひと役。Linda Farrow　大ぶりのラウンドフレームにスカラップエッジが施されたデザインが特徴的。1970年代のムードが漂う「リンダ・ファロー（Linda Farrow）」のサングラス。UVカットも遊び心も叶えてくれます。BOTTEGA VENETA EYEWEAR　キャットアイ、ブルーのクリアフレーム、シルバートーンメタルの組み合わせが最高にクールな「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」のサングラス。夏のデニムスタイルとも相性抜群です。JACQUES MARIE MAGE　「ジャック・マリー・マージュ（Jacques Marie Mage）」のこちらは日本製のハンドメイド。ぽってり厚みがあるキャットアイフレームが90年代風。さらにオリーブグリーンの絶妙なカラーが装いをクラシカルに彩ります。

CELINE

夏の相棒にしたいクリアフレームのサングラス

ジル サンダー（JIL SANDER）　マチュアなルックを完成させる、「ジル サンダー（JIL SANDER）」の縦長ハンドバッグ。滑らかな光沢感を放つクロコの型押しレザーと、さらりと肌に馴染むバンブーハンドルが決め手。A4サイズのファイルやノートPCの持ち運びに加え、マチも17cmと広いのでお弁当やタンブラーもすっきりと収まります。Farfetch で購入するトッズ（TOD'S）　バッグやシューズなど、働く女性に寄り添うアイテムが揃う「トッズ（TOD'S）」。輝くロゴが優雅なTタイムレスバッグは、大きな開口部とコンパートメントに必需品や仕事道具をぽんぽんと詰め込める、タフな一面も覗かせます。型崩れの心配が少ない計算されたシームディテールや、ストレートバーの底鋲も高ポイント。Farfetch で購入するサンローラン（SAINT LAURENT）　ラグジュアリーブランドながら肩ひじ張らない、シンプルなデザインが魅力的な「サンローラン（SAINT LAURENT）」のトートバッグ。柔らかくプレーンなコンパートメントは収納力とスムーズな出し入れを叶え、コンパクトなロゴと取り外し可能なポーチも嬉しい限り。カジュアルルックやプライベートにもマッチします。Farfetch で購入するジミー チュウ（JIMMY CHOO）　車や電車などでの移動が多いシーンには、膝の上にスムーズに乗る横型トートがフィット。底部分の引きずり傷や、出し入れのしにくさが気になるのなら横に長いデザインが吉。「ジミー チュウ（JIMMY CHOO）」のグレインレザーバッグは、表と裏で異なるロゴが飾られた、二面性を楽しめるアイテムです。取り外し可能なポーチ付き。Farfetch で購入するバイファー（BY FAR）　ころんとしたフォルムとドローストリングが愛らしい、「バイファー（BY FAR）」のレザービッグトート。たっぷりの容量が実現するマチの広さで、大切な仕事道具の持ち運びにも、旅行やレジャーのお供にも活躍する予感。荷物を水平に重ねて収納ができるバッグをお探しなら、是非チェックを。Farfetch で購入するレインズ（RAINS）　15インチ以上のノートPCや、B4/A3サイズのペーパー類を持ち運ぶなら「レインズ（RAINS）」のハンドバッグがおすすめ。フラットなボディには防水加工が施され、サイドにはコンプレッションストラップを装備し、収納部分を広くとることも可能。ガジェットや商材専用のサブバッグとしてもシックに決まります。Farfetch で購入する

TOD'S

LONGCHAMP

RAINS

やっぱり頼れるのは黒　ニーズに応えるキャリア向けブラックバッグ

1. ミュウミュウ（MIU MIU）　カーディガンやフーディ、ジャケットやコートなどのトップはきちんとしているのに、なぜかボトムはストッキングにアンダーウェアだけだったり、スカートの下からストッキングがのぞいていたり、きちんとしたはずのまとめ髪が乱れていたり。慌ててボトムを履き忘れて出かけてしまったかのような大胆なスタイルが新鮮でキュートだ。　本来なら「隠す」アンダーウェアを、アウターウェアの上に重ねるスタイリングで生まれる、素材や色のグラデーションが新しい。また、ありのままの美しい体を見せていこうという堂々とした姿勢が潔くヘルシー。ミウッチャ・プラダ（Miuccia Prada）のユーモアたっぷりの視点から生まれたデザインは、まるで私たちに「無理に頑張らなくていいのよ」と優しく語りかけているよう。　ケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッド、ヘイリー・ビーバーら最先端のオシャレに敏感なZ世代セレブの「ノーパンツ」スタイルを彷彿とさせるコレクションと、若手の女優やトランスジェンダーをキャスティングすることで、若い新しい世代を賞賛し歩み寄るミウッチャの柔軟なスタンスを感じる。2. ロエベ（LOEWE）　毎シーズン新しい試みを続けているクリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）は、過去のクチュールのクラシシズムと現在の新しい形との融合を「ファッションの亡霊のようなものだ」と捉え、ロエベの亡霊でインターネット上の目を欺こうというコレクションを発表した。　花柄ドレスやトレンチコートなどをぼかしてプリントした白いチュニックドレスやカーディガンに、シワをプリントしたトロンプルイユ的な加工やレザーへのモールディング加工。シンプルなTシャツやショーツをフェザーで作ったり、ナッパレザーで作ったシンプルなシャツドレスにショルダーバッグのストラップチェーンのようなものがついていたり。様々な曖昧な輪郭のだまし絵のようなテクニックを使い、オンライン上でそれらのエフェクトが不具合でそうなっているのか、それとも本当にそういうものなのか、本当のことは実際に手に取ってみないとわからないようになっている。　ソーシャルメディアやChatGPT、AIのめざましい普及によって、何がリアルで何がリアルでないかが非常に曖昧になってきている現代を嘲笑うかのようなジョナサンのチャレンジは、まだまだ続きそうだ。3. シモーン・ロシャ（Simone Rocha）　シモーン・ロシャの故郷アイルランドにて毎年8月1日に行われるケルトの収穫祭「ルーナサ（Lughnasa）」から着想を得たコレクション。刈り取った麦穂でつくられるコーンドリー（Corn dolly）を連想させる赤いリボンのディテールやラフィアで編まれたマクラメドレス、またチュールやレースの袖とパニエの部分にラフィアが詰め込まれた小鳥の巣のようなドレス、光り輝く小麦のようなゴールドのラメ素材のアイテムや刺繍など、さまざまな素材でこの伝統的な儀式を表現した。　前シーズンに発表されたブランド初のメンズコレクションを、今回も継続。ミリタリーやテーラリングがベースとなり、ロマンティックなレースやラメ、シースルーといったウィメンズと同様の素材使いのアイテムは、ジェンダーレスな仕様となっている。　シモーンらしいロマンティックで可愛らしい雰囲気も兼ね備えたコレクションは、若い世代だけではなく、むしろ大人の男女が着こなしたら甘すぎずにカッコ良く決まるのではないだろうか。これからも独自の道を進んでもらいたいブランドの一つだ。4. コーチ（COACH）　ニューヨークの歴史的建造物で1880年に建てられたパーク・アヴェニュー・アーモリーでショーを行ったコーチは、今シーズンもアメリカのブランドらしいスーパーマンやミッキーマウスなどの元気なキャラクターや、シアリングやデニムなどのアイテム満載のコレクションを発表した。　レザーの端切れをアップサイクルして仕立てたジャケットやコート、コーチの古いバッグをアッパーに取り入れたレザースニーカー、そしてヴィンテージパーツを再利用したアクセサリーなど、サステナブルなアプローチに取り組んだコレクションは好感が持てる。　また発色の美しいピンクやミントグリーン、マスタード、パープルといったシフォンのスリップドレスは、アーティストのマギー・パクストン（Maggie Paxton）とのコラボレーション。ログウッド、ベニバナ、マリーゴールドなどの植物で天然染めされている。　注目なのがハートや星、りんごやクローバーなどの形をした小さなハンドバッグ。ひとつひとつがとても愛らしいので、お気に入りの形が見つかるはず。5. モスキーノ（MOSCHINO）　ミラノで発表されたモスキーノのコレクションは、スペインの画家、サルバドール・ダリの『記憶の固執』（1931年）が着想源。コレクションのオープニングで見られたジャケットやスカートのヘムは、絵画の歪んだ時計のような曲線を描き、ボタンもバッグも溶けて歪んでいる。パンクなムードのヘッドピースは、シュルレアリスムな雰囲気ともマッチしている。　このところ、ファッションの流れとしてオーバーサイズのシェイプが続いており、個人的にはそろそろ食傷気味に感じていた。しかし2023年秋冬は、モスキーノをはじめ様々なブランドで90年代初頭を彷彿とさせるボディコンシャスなシルエットやクチュールドレスが登場。久しぶりに「90年代クチュールスタイルが今、新鮮でカッコいい」と思わせるシーズンだった。　コレクションの発表の後、モスキーノのクリエイティブディレクターを2013年から10年間務めてきたジェレミー・スコット（Jeremy Scott）が今シーズンで退任という残念なニュースが流れた。モスキーノの世界観を引き継きながら、これからの時代に合ったクリエーションが出来る後継者が見つかるのか、今後のモスキーノの行方がとても気になる。6. ジュンヤ ワタナベ（JUNYA WATANABE）　防護マスクやゴールドのチェーンで顔が覆われたモデルたちが登場したジュンヤ ワタナベ。デザイナーの渡辺淳弥はショー会場でも流れたレッド・ツェッペリンの『カシミール』（1975）の歌詞から、砂漠の旅に思いを馳せコレクションをデザインしたという。　ダークな戦闘服のようなディテールや雰囲気なのに、クチュールシルエットによってエレガントにも見えるドレスやジャケットなどの数々は、レザーやライダースやスポーツウェア、シアリング、ダウンなど様々な要素で構成されている。ハイブリッド服といえば日本人デザイナーが得意としている分野だが、ジュンヤワタナベのハイブリッドは常に精密で巧妙、そして絶妙なバランス感覚を持ち合わせている。ため息が出るほど格好良く美しい。　色々な出来事が目まぐるしく起こっているこの現代社会で、強い意志を持って生きる女性にぴったりの勝負服だ。7. サンローラン（Saint Laurent）　エレガントで強い意志を持った女性のための服といえば、80年代を彷彿とさせる肩を大きく誇張した今シーズンのサンローラン。クリエイティブディレクターのアントニー・バカレロ（Anthony Vaccarello）は映画『ワーキング・ガール』（1988年）のシガニー・ウィーバー、メラニー・グリフィスからインスピレーションを得たという。　パワーショルダーとスリット入りのタイトスカートで逆三角形のシルエットを描くスーツやコートの数々は、ブランドの創設者であるイヴ・サンローランも好んで使用していたメンズウェアの生地で作られている。シフォンやナッパレザー、チェックのウールなどで作られた長いスカーフやストールを肩にふんわりと巻いて、女性的な柔らかさを添えた。　1月に発表されたメンズコレクションでは、ウィメンズのディテールをメンズウェアに融合させることで「ジェンダーレス」な現代のメンズスタイルを実現させたアントニー。今季のウィメンズコレクションでは「エレガンス」ということについて深く考え、ムッシュ・サンローランのDNAを上手に引き継いでいる様子だ。8. バーバリー（BURBERRY）　約5年間チーフクリエイティブオフィサーを務めたリカルド・ティッシ（Riccardo Tisci）が退任し、ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）の前クリエイティブディレクターとして活躍した、英国人のダニエル・リー（Daniel Lee）が2022年10月に同職に就任。初めて手掛ける「新生バーバリー」コレクションが発表された。　英国を代表する老舗ブランドの伝統を守るべく、ダニエルはシグネチャーのチェックやギャバジンのトレンチコート、バーバリーのアイコニックモチーフ「馬上の騎士（EKD）」、そして華やかなイングリッシュローズやカモのモチーフを用いて、それらを再解釈。配色やシルエット、丈などの変化で遊び心がありながらも、実用性のあるアウターや着心地の良さそうなアウトドア感覚の若々しいアイテムを多く登場している。　モデル達が抱えていたのは、なんと湯たんぽ。こんなにカラフルで可愛らしい湯たんぽカバーがあったら即買いしたくなる。ダニエルはボッテガ・ヴェネタ時代にアクセサリーに定評があり、バーバリーでのファーストシーズンはフェイクファーがアクセントになった実用性のあるショルダーバッグや「b」の金具モチーフがついたチェックのバッグ、同じくチェックのスノーブーツ風やカラフルなレインブーツ風のブーツなどを提案。バーバリーでも次々と新しいバッグやシューズを生み出してくれそうな予感がする、そんなコレクションだった。9. ロク（rokh）　韓国 ソウル生まれで米テキサス育ちのロク・ファン（Rok Hwang）は、ロンドンの名門校セントラル・セント・マーチンズでファッションデザインを学んだ。2016年にブランドを立ち上げ、2018年のLVMHプライズで特別賞を受賞。ロクの2023年秋冬コレクションは、Y2Kの流れをくむ健康的な肌見せスタイルと、90年代前半のシルエットが融合していた。　ブラトップやビスチェなどのランジェリーの要素を取り入れつつ、でもエレガントな雰囲気が残るスタイルは思わず着たくなるデザイン。ボトムのウエストベルトの部分を、くるっと表にひっくり返したようなディテールも、遊び心があっておもしろい。　コレクションはニュートラルカラーでまとめられ、はだけたスタイリングや肌見せ、パイソン柄や透けたレース、複数の黒いベルトなどが、決して下品ではないところに好感が持てる。10. モリー・ゴダード（Molly Goddard）　ロンドン東部にあるスタジオで2023年秋冬コレクションを発表したモリー・ゴダードは、2014年にブランドを立ち上げ、2017年にはLVMHプライズのファイナリストに選ばれている。バレリーナのようなロマンティックなチュール素材のカラフルなボリュームのあるドレスがシグネチャーだが、今シーズンはチュールのスカートを取り入れつつ、ニットやウールのアイテムでよりカジュアルなスタイルを提案した。　ジャケットやコート、トップやドレスのストライプはグログランやベルベットのリボンを叩きつけて、新しいテクスチャーを生み出している。これまでのコレクションはチュールのボリュームが大きくて普段使いが難しいドレスも多かったが、今シーズンはよりウェアラブルで、日々のスタイルに活躍しそうなアイテムばかりだ。　スタッズが付いたメリージェーンは、プラットフォームもフラットもサンダルも、どれも履きやすそうで欲しくなる。

MIU MIU

Simone Rocha

rokh

MOSCHINO

Y/PROJECT

注目すべきブランド10 - 心も体も自分のために解放する2023年秋冬コレクション

プラダ（PRADA）　タフな素材と洗練されたデザインに惹かれる、「プラダ（PRADA）」のRe-Nylonバックパック。デイリーにも旅行にも使い勝手の良いサイズ感とポケット、取り外し可能なポーチが嬉しい、トレンドに合わせアップデートを続けるロングセラーシリーズです。■サイズ：W 41cm × H 30cm× D 14cm（約）Farfetch で購入するシーバイクロエ （See By Chloé）　シックなトーンで統一した、「シーバイクロエ （See By Chloé）」のバックパック。本体とハンドル、ロゴキーリングもジッパータブもふんわりと衝撃を吸収してくれそうなパデッドデザインで仕上げ、コンパートメントは整頓しやすいボックス型を採用。■サイズ：W 35cm × H 36cm× D 14cm（約）Farfetch で購入するサンローラン（SAINT LAURENT）　シーンを問わずハンサムに決まる「サンローラン（SAINT LAURENT）」のシティバックパック。プレーンなシルエットでコーディネートの邪魔をせず、小物の収納や出し入れがしやすいマチのあるパッチポケットでスマートな所作を叶えます。■サイズ：W 29cm × H 31cm× D 11cm（約）Farfetch で購入するレインズ（RAINS）　雨にも雪にも負けない、「レインズ（RAINS）」のクラシカルなウォータープルーフバックパック。すっきりとしたボディはノートPCやファイルの収納もしやすくビジネスにもぴったり。おしゃれで機能的な通勤バッグをお探しなら、一度チェックしてみては？■サイズ：W 28.5cm × H 43cm× D 9cm（約）Farfetch で購入するロンシャン（Longchamp）　アクティブな毎日を支える、「ロンシャン（Longchamp）」のミニマムなバックパック。装飾を省いた耐久性のあるリサイクルキャンバスボディが、実用性と都会的なムードを両立。トップのラベルロゴがスポーティなアクセントになっています。■サイズ：W 36cm × H 38cm× D 12cm（約）Farfetch で購入する1017 アリクス 9SM （1017 ALYX 9SM）　エッジィなバックルが静かに輝く、「1017 アリクス 9SM （1017 ALYX 9SM）」のバックパック。ハードな印象に偏り過ぎないデザインはオンオフ兼用で扱いやすく、マチが広いのでかさ張る仕事道具も、着替えやシューズなどの収納も可能です。■サイズ：W 30cm × H 41cm× D 15cm（約）Farfetch で購入する

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