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"かわいい"メイク〜佐々木心菜〜 韓国メイク着想でミルキーな表情をメイク

編集・木村耀

 時代とともに移り変わる「かわいい」の価値観。メイクにおいても、その表現は色や質感、パーツの見せ方によってさまざまに変化してきた。そんな中、今の気分で「かわいい」をつくるなら、注目したいのがチークの使い方。頬に色を添えるだけでなく、入れ方ひとつで表情や印象を変え、メイク全体のムードを左右するパーツだ。

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 唯一無二の存在感を放つ佐々木心菜が、チークの新たな可能性に着目した。血色感を添えるだけにとどまらないテクニックで、新しい"かわいい"を引き出すメイクにトライする。

"モルモルメイク"着想のミルキーなチーク

 豆乳やミルクを思わせるまろやかな白みカラーや低彩度の色みで、顔全体を柔らかくまとめる、韓国発のモルモルメイク。淡いトーンで統一することで生まれるふんわりとした雰囲気は、「かわいい」を表現するうえでもヒントになる。

 今回は、愛らしい表情を引き出すために欠かせないチークにそのエッセンスを反映し、「ミルキーチーク」として提案。ベージュピンクやコーラルピンクを頬全体に広げ、目の下にじゅわっとにじむような血色感をプラスした。

HOW TO

STEP1:ベージュピンクやコーラルピンクなど、肌なじみのよい淡い色みのチークを用意。ブラシで少量を取り、頬全体に広くなじませる。大きいブラシを使うことで、色を均一に広げやすくなる。
STEP2:頬の高い位置を中心に、目の下から半円を描くようにチークを広げる。顔全体の淡いトーンに溶け込ませながら、柔らかな血色感を仕込む。
STEP3:2より少し下、頬に同じチークを少量重ねる。広い範囲に広げた色の上から重ねることで、内側からじゅわっと色づいたような立体感を演出。境目を丁寧にぼかし、自然なグラデーションに仕上げる。
STEP4:リップはチークと色みを揃えた、豆乳のような白みを含むナチュラルピンクをセレクト。濃く発色させすぎず、唇本来の血色感を生かすことで、顔全体をまろやかなトーンでまとめる。
ワンポイント:チークを濃くする部分には、STEP1で使用したブラシよりも小さめのブラシを使うと目の下などの細かな部分にも色を重ねやすい。頬全体の淡い発色と目の下の血色感に強弱をつけることで、モルモルメイクらしい柔らかな統一感が生まれる。

ミルキーチークを作る おすすめアイテム

 ミルキーチークを美しく仕上げるアイテムをピックアップ。いつものメイクに新たなニュアンスを添えてみて。

◾️イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beauté)「YSL メイクミーブラッシュ パウダー<コレクター>」(限定2色、各9240円)
◾️スリー(THREE)「シマリング グロー デュオ R X02」(限定、4950円)
◾️オサジ(OSAJI)「ニュアンス チーク フリュイド」(全5色、各7g 3520円)
◾️ヘラ(HERA)「リフレクション リキッドブラッシュ」(全6色、各7.5g 4840円)

Interview:「夕焼けの空ってかわいい」 佐々木心菜の心がときめくもの

⎯⎯ 今回は「かわいい」をテーマにしたメイクをしていただきましたが、いかがでしたか?

 いつもはアイラインやまつげなど、自分が持っている特徴を自然に強調するようなメイクが多くて、ここまでしっかりとチークを発色させたのは新鮮でした。すごくかわいい仕上がりで、新しい自分を発見できた気がします!

⎯⎯ ポイントメイクもナチュラルな発色のものが好き?

 そうですね。私はリップを集めてしまうところがあるんです。ナチュラルでも色によって印象の変化が分かりやすいし、かわいいものが多いから。でも今日はチークのかわいさを改めて知ったので、これからはもっと注目したいです。

⎯⎯ 私生活ではどんなものをかわいいと思いますか?

 夕焼けを見た時に、空がピンクと紫が混ざったような色になるのがすごくかわいいなと思います。綺麗な色の空を見ると、つい写真を撮っちゃいますね。持ち物でもカラフルなものが多くて、ノートを買う時も白いものより、カラフルなものやラメが入ったキラキラしたものを選びます。昔からそういうものにはときめきました。

⎯⎯ 色へのこだわりは、ファッションにもつながっていそうですね。普段はどんな服を着ることが多いですか?

 普段はパンツスタイルで、かわいらしさがありつつもスタイリッシュなコーデを組むことが多いです。小さい頃から海外の映画に出てくる女の子に憧れていて、特に洋画の雰囲気が好きでした。服の好みは、アメリカの女の子から来ている気がします。

STAFF CREDIT

 これからの「かわいい」ヴィジュアルを担う若手クリエイターたちが集結。今回は普段ナチュラルメイク派だという佐々木心菜の新たな"かわいい"を引き出すヴィジュアルに仕上げた。

model:佐々木心菜(ささき・ここな)

 2006年1月30日生まれ、三重県出身。透明感のあるヴィジュアルと豊かな表現力でマルチに活躍。今後は俳優・モデルとしての活躍にも注目が集まる。Instagramは@kokonasasaki06

photography:ROM


 写真家・神戸健太郎に師事し、光の捉え方や繊細なライティングを生かしたヴィジュアル表現を追求する。光と影のコントラストや柔らかな陰影によって、被写体の肌や表情、その場の空気感まで丁寧に描き出す。人物の魅力を引き立てる、透明感と奥行きのある写真表現が特徴。Instagramは@rooob_photo

hair&make:ナツキ


 ヘアメイクアーティストとして、アイドルのミュージックビデオやライブなどのヘアメイクを手がけるほか、メンズファッションの現場でも幅広く活躍。アーティストの個性や楽曲の世界観を捉えたビジュアルづくりから、ファッションに寄り添ったスタイリングまで、多彩な表現を通して被写体の魅力を引き出す。Instagramは@aksw_ntk

編集・木村耀

Hikaru Kimura

FASHIONSNAP 編集記者

学生時代に外資系ファッションメディアでアシスタントを務めたのち、大学卒業後、ファッション誌で編集として従事。2025年12月からレコオーランド「FASHIONSNAP」でビューティエディターとして幅広い分野を取材・執筆。プライベートでは坂本裕二や今泉力哉などの脚本家が描く日本語表現が好きで、彼らの作品を何度も見返すオタク気質。趣味は作詞作曲。公私問わず言葉を綴っている。

最終更新日:

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