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ビューティフルサステナビリティにこだわる「ラ ブーシュ ルージュ」創業者の想い

ニコラス・ジェルリエ氏

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ビューティフルサステナビリティにこだわる「ラ ブーシュ ルージュ」創業者の想い

ニコラス・ジェルリエ氏

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 フランス発のコスメブランド「ラ ブーシュ ルージュ(la bouche rouge)」は、ロレアルなどで実績のあるニコラス・ジェルリエ (Nicolas Gerlier)氏がファウンダー兼クリエイティブ・ディレクターとして2017年に設立した。マイクロプラスチック不使用のリップスティックを開発するなどサステナブルなモノ作りが特徴だ。ニコラス氏に、サステナブルへの思いと日本市場について話を聞いた。

■ニコラス・ジェルリエ
ファウンダー兼クリエイティブ・ディレクター。ロレアルなどでキャリアを積み、2017年に「ラ ブーシュ ルージュ」を立ち上げ。3人の子どもの父親。

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ーブランドを立ち上げて5年が経ちました。そもそもラ ブーシュ ルージュをスタートさせた理由は?

 ブランドを動かすことは毎日さまざまな発見があり、楽しくて仕方がありません。それほど真摯に向き合っていますし、その想いや感情は変わらずに持ち続けています。それも家族とのバランスが合ってこそです。

 スタートのことを話しますと、約15年前から自身の今後について考えるようになり、その間に結婚をして現在3人の子どもがいます。3人目が生まれるタイミングで、今、自分にできることはなんだろう?と真剣に考え直すきっかけになりました。子どもが2人のときは、仕事も家庭もうまくやらないといけないという思いがあり、心身ともに一生懸命になっていました。 毎日ががむしゃらで全てにおいてオーバーしている状態…。3人目が生まれたときにそのことに気付いたのです。だからといって仕事をセーブするのではなく、家族と仕事のバランスは自分たちにしか分からないことで、どうしていかなければいけないか、ということに気付けたのはハッピーでしたね。

ーコロナ禍でも家族とのバランスは変化しましたか?

 コロナで社会がロックダウンしたときは、あらゆることが変わりました。当時はパリの中心地に住んでいましたが、コロナを機に郊外の庭付き一軒家に移り住みました。幸運なことに、それをすぐに実現できたのも、小さいながらも自分で会社を立ち上げていたから。家族と仕事のバランスを考えたことは、子どもたちの教育にも良いこと。これまで聞き逃してしまっていたかもしれない子どもたちの声も全て聞こえるようになったと思います。

ーブランドの最大の特徴はサステイナブルなモノ作りです。なぜそこまでこだわるのでしょう?

 製品は全て地球にダメージを与えない素材で作っています。例えばリップには、一般的に用いられているマイクロプラスチックや防腐剤、パラベン、パラフィン、動物性脂肪をいっさい含んでいません。レザーケースにリップ本体を詰め替えるリフィルができたのも、ラ ブーシュ ルージュが作り上げたシステムです。さらに、全てのアイテムの容器は100%アップサイクルアルミニウム、レザーケースもフランスに古くからある皮なめしメーカーの高クオリティーなアップサイクルレザーを使用しています。ステッチも手縫いで全てハンドメイドで作り上げているんですよ。こうした技術や中身のレシピは全て特許をとっています。ただし、「サステイナブル」と皆さん言っていますが、ラ ブーシュ ルージュでは“ビューティフルサステナビリティ”をモットーに、高クオリティーかつ美しく、それを楽しめる環境を大事にしてもの作りを行っています。

ーそうしたこだわりを持ったアイテムであることを消費者に伝えていくことも大切です。

 おっしゃる通り、いくらサステイナブルなモノ作りを行っていても消費者に伝わらないと意味がない…。ブランドでは3R(リデュース、リユース、リサイクル)を大事にしており、ゴミの分別については国単位で考えていかないといけないと思っています。近年、さまざまな国や地域で大火災や熱波、豪雨など災害が多発しています。それに対し、どのような行動を起こさないといけないのか。私はブランドを通じて地球環境に関するメッセージを伝えていきたいと思っています。

ー日本に上陸して2年です。日本市場をどのように捉えていますか。

 日本の顧客からは、ブランドの繊細さや質の高さに評価をいただいていると思います。そういった伝統的な良さを理解してもらえる点は、フランス人と一緒だとしみじみ感じていますね。「日本でモノ作りをする予定はあるか」ともよく問われますが、フランスで、また日本でしかできない良さがあります。ラ ブーシュ ルージュの、フランスだからこそできる技を、日本の方々に共感し楽しんでいただいている。今後もそういった良さを表現していきたいですね。

ー最後に、今後のブランド戦略は?

 コロナの期間を利用して、次につながるための土台作りを構築してきました。将来的には東京に直営店をオープンできたらと考えていますし、またブランドが掲げる「グッド フォー ユー グッド フォー プラネット(Good for you, Good for planet)」を原点に立ち返った、新しい製品も展開していきます。

(文:ライター中出若菜、聞き手:福崎明子)

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