内装工事前の店内に立つ「ロアートヴィンテージ」オーナーの十倍直昭
Image by: FASHIONSNAP
内装工事前の店内に立つ「ロアートヴィンテージ」オーナーの十倍直昭
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2018年2月5日
年が明けて2月。内装工事が始まる前に、キーヴィジュアルの制作に取り掛かります。キーヴィジュアルの目的は、イメージを具現化し一瞬で伝えること。今回は、カメラマン、カメラマンアシスタント、自社スタッフ4人の計7人が集まり、アンティーク家具店「SHARK ATTACK TOKYO」で撮影します。
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細かい作業も、オーナーの十倍さんが自ら進めていきます。
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十倍さんの役割は、セットの調整と写真の確認。カットのイメージをカメラマンに伝え現場を仕切る編集者のような動きが求められます。ここで迷ってしまうと現場が混乱するので、基本的に即断即決。カメラマンと事前に方向性をすり合わせるなど、本番前の準備が活きてきます。
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何度もやり直しながら日が暮れていきました。納得がいくまで作業は続きます。
2018年2月12日
ついに内装工事がスタート。1月に始まる予定でしたが、大幅に遅延してしまいました。理由は「1 - 工程表の合わせ、2 - 管理組合の承認」。
床を木板からモルタルに変更する工程では他の作業ができなくなってしまうなど、工事には細かい調整が伴うもの。複数の作業の同時進行が可能なら日程の短縮にもつながりますが、近年は建設増加によって、職人のスケジュールと工程表を合わせるのが一段と難しくなっているそうです。もう一方の理由については、工事を始める前に管理会社と管理組合の承認が必要だったこと。ワンオーナーの建物なら早いそうですが、複数のオーナー、特に住居部分がある場合は承認をとるのに時間がかかってしまいます。
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内装工事が始まるタイミングで告知もスタート。周辺にショップが少ないエリアということもあって、店頭告知はとても重要です。
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職人が黙々と作業しています。差し入れはとても大切で、人気なのは緑茶。空調ナシの夏はかなり大変な作業のため、スポーツドリンクなども喜ばれるそうです。
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電装関係も同時進行で進みます。
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2018年2月20日
工事が開始して1週間後。工事でもっとも大掛かりな床のモルタル化が始まります。
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壁もすでに塗られた状態で、清潔感が漂ってきました。
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2018年2月21日
前日に塗った部分に、再度モルタルを上塗りします。何度も重ねることで、厚みと質感が良くなるそうです。
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今回は組合承認で遅延したこともあって、いつも以上に準備期間がありました。そのため職人達が内部をしっかりチェックする時間ができ、大きな問題なく内装工事は順調。店舗の完成に向けて、着々と進みます。
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