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　デザイナーがイギリスにルーツを持ち、サッカーの要素を落とし込んだアイテムを展開するコグノーメンにとって、イギリス・マンチェスター発祥のアンブロは、大事なインスピレーション源の一つとされてきた。同コラボでは、コグノーメンでブランド初期から扱ってきた非正規のアンブロパロディロゴを正規ロゴとして使用したほか、様々なアンブロのアーカイヴをミックスした。　アイテムは、ウィンドブレーカー（2種、5万9400円）やトラックパンツ（2種、4万2900円）、ゲームシャツ（2種、3万7400円）、バラクラバマフラー（1種、3万3000円）などをラインナップ。サッカーヘッズのみならず多くのファッションラバーを刺激するコレクションに仕上げたという。また、ポップアップで商品を購入した人には、「異国のレストランに入った時に憧れの“あの人”を見かけ、サインをもらいにいく」という場面を想像し製作した「IMAGINARY SIGN HANDKERCHIEF」を配付する。

COGNOMEN

umbro

Fashion

コグノーメンがアンブロと初コラボ、非正規のパロディロゴをオフィシャル化

　別注アイテムは、コグノーメンが得意とするニットにフォーカス。リバーシブルで着用可能で、ベイビーズオールライトとコグノーメンがセレクトした2色の糸を編み込んだヘリンボーンニット「MOHAIR HERRINGBONE KNIT」（4万2900円）を発売する。　また、2022-23年秋冬コレクションで発表した「F××K」と「PEACE」をモチーフにしたグローブの別注カラーも用意。サックスブルーの「Fxxx MOHAIR GLOVES」（1万5400円）とチャコールグレーの「PEACE MOHAIR GLOVES」（1万6500円／いずれも税込）を展開する。

ベイビーズオールライト、「コグノーメン」に別注したリバーシブルニット発売

 　デザイナーの大江は、国内のデザイナーズブランドに約6年務めた後、2020年秋冬コレクションから「コグノーメン」をスタート。イギリスと日本のハーフという自身のルーツと、幼少期から夢中になって打ち込んだサッカーの要素を融合させたストリートウェアを展開している。　"感情が沸き立つ"という意味を指す「サージ（Surge）」をテーマに製作した2022年秋冬コレクションでは、「喜び（Peace）」と「怒り（F××K）」をストレートにデザインに落とし込んだグローブを発表。テーマを決めてから自然にアイデアが湧いたという今回のグローブについて大江は「その日の気持ちによって身に着けるサインを変えたり、それぞれ片手ずつ付けることで、混ざった感情を表現することができると思う」と説明している。　素材はモヘア55%、ナイロン30%、ウール15%で、糸を起毛してモヘヤの毛足を出すことで、ふっくらとした素材本来の良さを感じることができるのが特徴だ。カラーは”感情が沸き立つ”ような鮮やかな5色で展開し、スタイリングのワンポイントとしても映えるアイテムに仕上がっている。価格は「F××K MOHAIR GLOVES」が1万5400円、「PEACE MOHAIR GLOVES」が1万6500円。

コグノーメンが感情を手元から伝えるグローブを発表、モチーフは「F××K」と「PEACE」

　「FACE.A-J」は、「Fashion And Culture Exchange. Africa-Japan」の略で、アフリカファッション産業の発展と文化交流を活発化させることを目的にスタート。ブッキー・アデジョビ（Bukky Adejobi）と清子・ウンバコ（Seiko Mbako）の女性2人による「Awa'Tori」が立ち上げ、ユナイテッドアローズ上級顧問の栗野宏文がプロジェクトディレクターとして携わっている。2020年春夏シーズンの東京ファッションウィークで第1弾イベントを開催し、6組の若手デザイナーたちがコレクションを発表した。　第2弾には、地域のスケーターやアーティストと協力してアフリカにスケートパークを建設することを目指すワッフルズアンドクリームが参加。「コグノーメン（COGNOMEN）」のデザイナー大江マイケル仁がプロダクションサポートに携わり、ナイジェリアと日本の両国の文化を取り入れたコレクションを展開する。アイテムラインナップはTシャツ（8580円）やロングスリーブTシャツ（8800円）、フーディー（1万5400円）、パッカブル仕様のアノラック（3万1900円）、ショーツ（2万900円）、バケットハット（1万450円／すべて税込）で、ワッフルズアンドクリームのメンバーのFahdが来日したことを想像して描いたグラフィックや、大仏のイラストを落とし込んだ。　会場は雨天のためレイヤード ミヤシタパーク（RAYARD MIYASHITA PARK）の屋上からピザ スライス2に急遽変更。店内にミニランプを設置し、ワッフルズアンドクリームのアイテムを着用した10人の日本人スケーターがスケートボードを楽しんだ。また、会場には、ワッフルズアンドクリームとモデルたちのスケートボードムービーを組み合わせた動画や、グラフィックアーティストのm.j.kの作品が披露された。　なお、ピザ スライス2がある「エイチ ビューティ&ユース（H BEAUTY&YOUTH）」では18日までワッフルズアンドクリームのポップアップショップをオープン。インスタレーションに登場したアイテムなどを販売している。

H BEAUTY&YOUTH

西アフリカ初のスケートブランドが青山でインスタレーション、「FACE.A-J」の第2弾開催

27歳デザイナーが新ブランド「コグノーメン」立ち上げ、イギリスとサッカーの要素をストリートウェアに

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