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　小田急は、小田急センチュリービルを100％子会社であるホテル小田急に賃貸し、日本初のハイアットホテルとして「ハイアット リージェンシー 東京」を42年間運営してきた。シティホテルを取り巻く事業環境が近年大きく変化した上での構造改革や、経営課題である「利益水準の回復」「有利子負債のコントロール」「事業ポートフォリオの再構築」の一環として譲渡を決定したとしている。譲渡で得た資金は、新宿駅西口地区開発計画等の成長投資をはじめとする有利子負債の返済等に充当していくという。　信託先は、小田急第一生命ビルが第一生命保険等が出資する国内法人、小田急センチュリービルがKKRおよび関係会社が運用・投資アドバイザーを務めるファンドとその共同事業者が出資する特定目的会社。ホテル小田急の全株式は、KKRおよび共同事業者が出資する特定目的会社に譲渡される。

Business

小田急がハイアットリージェンシー東京を有する「小田急センチュリービル」を譲渡

　ハイアット ハウスは、短期でも長期でも滞在に必要なものが全て揃う、広々とした居住空間を求める利用者のために設計。世界に125軒以上展開しており、自宅のようなアメニティを揃えるほか、朝食の無料提供や厳選メニューを用意したバーエリア、仕事や交流、くつろぐ際に快適な共有スペースを屋内外に設置している。　ハイアット ハウス 東京 渋谷は、東急不動産が参加組合員として参画する「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」において、渋谷駅南西部の働・遊・住を兼ね備えた地域における中長期滞在型施設としてオープン。オフィスが集まる「働く街」や、最先端エンタテインメントを発信する「遊ぶ街」という二面性を持つ渋谷において、中長期滞在者や外国人ビジネスマンに「渋谷で住むように滞在する」という環境と体験を提供するという。　同施設は、渋谷サクラステージのサイド（B街区）のサクラタワー内1～3階と、6～16階に開業する。客室は全126室で、広さは約32～85平方メートル。室内にはキッチンや洗濯乾燥機、オーブンレンジを完備する。また館内には、屋上庭園に面したロビーや、滞在者同士の交流や新たな出会いの拠点となるラウンジ＆バー、屋内プール、レストラン、フィットネスルーム、マルチファンクションルームなどを設置する。

Lifestyle

中長期滞在型ホテル「ハイアット ハウス」が渋谷の新施設にオープン

　アンバウンド コレクション by Hyattは、ストーリー性のある世界各国のホテルをキュレーションしたブランドで、パリのルーブル美術館前やカリフォルニア、マイアミなどに展開。日本では2022年10月にトヨタ不動産とタッグを組んで「富士スピードウェイホテル」を初出店した。ホテル虎ノ門ヒルズは日本で2つ目となるホテルで、東京エリア初進出となる。　ホテル虎ノ門ヒルズは地上1階の一部のエリアをはじめ、地上11〜14階に入居。インテリアは、デンマークのインテリアデザイン事務所「スペース・コペンハーゲン（Space Copenhagen）」が日本で初めて手掛ける。自然素材を用いたシンプルな北欧の建築デザインが日本の伝統建築に共通することから、日本建築の美意識と実用性から着想した新しいラグジュアリーホテルの形を表現する。　館内には全205の客室を展開。スイートとして、1階にリビングやミーティングおよびダイニング、キッチン、2階にベッドルームや浴室を備える2フロア構造の客室を用意する。通常の宿泊に加えて、ミーティングや小規模のイベントをプライベートな空間で催すこともできるという。また、ホテル内にエアポートラウンジを想起させるラウンジを設置。早朝に到着する宿泊客に向けたシャワーブースやリラクゼーションルームのほか、ミーティングルームや東京タワーを一望できる天井高6mのワーキングスペースを備える。　ホテルで提供するフードやドリンクは、オランダ出身のスターシェフで起業家のセルジオ・ハーマン（Sergio Herman）が監修。長年にわたりミシュランの星に輝く有名シェフで、日本の常設のレストランを手掛けるのは今回が初となる。1階のレストランおよびカフェ＆バーでは、高級かつカジュアルでモダンなヨーロピアンテイストのメニューを提供する。

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」にハイアットの新たなホテル、2023年秋開業

　ハイアットが札幌に進出するのは初めて。委託契約は、同計画のコンセプトである「札幌の新たなビジネス・旅・賑わいの発信拠点の創造」と、ハイアットの「より上質な滞在体験を求める国内外のトラベラーの拠点となり、交流をも生み出す場となる」 というコンセプトが合致したことにより実現したという。延床面積は約6万916平方メートル。1階の一部および17階～26階がホテル部分となり、17階のロビーはホテルのロビーとして札幌一の高さとなる70メートルに位置する。ホテル内には全216室の客室のほかに、地元の食材を味わうことができるレストランや、宴会やイベントに利用できるマルチファンクションスペース、フィットネス施設などを備える。徒歩圏内にJR札幌駅と地下鉄大通駅、大通公園、札幌市時計台などの観光スポットがあり、地下からは北一条地下駐車場公共地下歩道を経由して、札幌駅前通地下広場「チ・カ・ホ」にもアクセスすることができる。

ハイアットが札幌初進出　「ハイアット セントリック」が2024年春に開業

　日本初進出となる「キャプション by Hyatt」は、ハイアットが2019年に発表した新ブランド。ライフスタイルホテルの個性と、セレクトサービスホテルの柔軟かつ効率的なスタイルを融合させた空間を提案する。主に都市部で開発されるホテルにはロビーはなく、代わりに「トークショップ（Talk Shop）」と呼ばれる飲食を提供するソーシャルスペースを中心に設置。旅行者と地元の人々の双方に焦点を当てたコンセプト「その場所にあるホテルからその場所そのものであるホテル」を掲げ、地元でのコミュニティーの創出を目指すという。　大阪で開業する「キャプション by Hyatt なんば 大阪」の客室数は167室。大阪カルチャーの中心地ともいえる難波界隈に位置し、黒門市場やなんばグランド花月が徒歩圏内だという。「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は客室を200室を用意する予定で、地下鉄5路線の駅が集積する兜町・茅場町界隈に開業。東京駅も徒歩圏内で、羽田・成田の両国際空港へのアクセスが良好なロケーションとなっている。

ハイアット、セレクトサービス型のライフスタイルホテル「キャプション by Hyatt」が日本初進出

日本初上陸の「ハイアット プレイス」が浦安に開業、都心近くで楽しむ"ステイケーション"提案

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