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　ビヨンセは、計41公演のワールドツアー「ルネッサンス」のデトロイト公演に衣装を着用して登場。衣装には、ルイ・ヴィトンの伝統的なダミエ・パターンにクリスタルをあしらった。また、ダンサー陣と「ルネッサンス」のパリ公演でダンサーとしてデビューしたビヨンセの長女 ブルー・アイビー（Blue Ivy）もカスタムルックを着用した。

LOUIS VUITTON

Fashion

「ルイ・ヴィトン」がビヨンセのワールドツアー衣装を制作、デザインはファレル・ウィリアムス

　デザイナーの森永邦彦は、3月にパリで2023年秋冬コレクションを発表した後、約2ヶ月をかけて海外と日本を行き来しながらビヨンセとツアーダンサーのローブを制作。ビヨンセのアルバム「ルネッサンス」で象徴的なモチーフとして取り入れられたステンドグラスのイメージを衣装に落とし込み、細かい三角形のポリゴンを繋ぎ合わせることでロボティクスなシルエットを表現した。　　衣装には、アンリアレイジがパリで発表した、UVライトを当てることで色が変化する特殊素材「フォトクロミック素材」を採用。ライブでは、純白のローブを着用したビヨンセを挟む形で二台のロボットアームにUVライトを持たせ、上半身から下半身にかけてスキャニングするようにUVライトを照射して服の色を変える演出で、会場を盛り上げた。

ANREALAGE

アンリアレイジがビヨンセのワールドツアー衣装をデザイン、ステンドグラスから着想を得て制作

　衣装は「彫刻的フォルム」「だまし絵」「幻想」の3つのテーマをもとに制作。衣装デザイナーのシオーナ・トゥリーニ（Shiona Turini）と共同で手掛けたシルバーのスワロフスキー・クリスタルを全体に施し、シルバークロームの3Dプリントブラを組み合わせたサテンテクニカルジャージーのボディスーツと、ロエベの2022年秋冬コレクションに登場したハンドモチーフのだまし絵をあしらったゴールドクリスタルのボディスーツを提供した。2着のボディスーツはそれぞれパリとバルセロナの工房で職人によるハンドメイドで仕上げたられた。

LOEWE

ロエベがビヨンセに衣装提供、スワロフスキーを施したボディスーツを制作

　アイビーパークは、イギリスのファッションブランド「トップショップ（TOPSHOP）」と提携して2016年4月に設立したが、トップショップの元オーナーであるフィリップ・グリーン（Philip Green）氏のセクシャルハラスメントおよび人種差別的行動が指摘されたことを機に、ビヨンセは2018年秋にトップショップからアイビーパークの運営会社の全株式を買い取った。その後の2019年にアディダスとパートナーシップを締結。アイビーパークを再始動したほか、「アディダス オリジナルス（adidas Originals）」とのコラボレーションモデルを発売するなど積極的な協業を行ってきた。　WSJは今年2月に、アイビーパークの2022年の売上高が約4000万ドルに落ち込み、前年実績の半分以下となったほか、アディダス社内で予想されていた2億5000万ドルを大きく下回ったと事業の不振を報じていた。アディダスのアイビーパーク事業は赤字だが、ビヨンセは年間約2000万ドル（約26億円）の報酬を得ているという。　同じくアディダスとビヨンセのパートナーシップ解消について報じたザ・ハリウッドリポーター（The Hollywood Reporter）誌によると、解消の背景について「アイビーパークとアディダスの間に大きなクリエイティビティの違いが生じた」とし、「ビヨンセは自分のブランドを取り戻し、自身の自由なクリエイションを維持することに意欲的である」と伝えている。

adidas

アディダスがビヨンセとのパートナーシップ解消か　「アイビーパーク」再始動から約4年

　同コレクションでは「体型やサイズを選ばない、斬新なスイムウェアとモダンなシルエットのサマーコレクション」と位置付け、ナチュラルでオーガニックな要素と未来的なディテールやシルエットを融合させたというアイテムを展開。スイムウェア素材を使用した5パネルワイドブリムハット、リバーシブルのIVPバケットハット、取り外し可能な外部ポーチポケットを備えたトートバッグやソックスなどを揃える。　このほか、フットウェアではカラーコントラストを意識した「スタンスミス（STAN SMITH）」、ポップなカラーリングが特徴的な「サベージ（Savage）」、エンジニアードニットを施し、機能性や肌触りも追及した「ウルトラブースト（ULTRABOOST）を用意する。

adidas Originals

ビヨンセと手掛けた「adidas x IVY PARK」、スイムウェア素材の新作が登場

　同コレクションでは、ポジティブなイメージを持つカラーである赤に焦点を当て、「愛」そして「自分自身への愛」をテーマに展開。アパレルでは、グラフィックプリントを使用したベロアドレスやトラックスーツ、ジャンプスーツなどをラインナップ。フットウェアでは、ラバーディップミッドソールが特徴的な「IVP Stan Smith」、 スーパースター（SUPERSTAR）からインスピレーションを得たミュールスタイルの「IVP PLIM」の2つの新作に加え、
サンダルタイプの「IVP SLIDE」、鮮やかなピンクに彩られた「IVP ULTRABOOST OG」の4型を揃える。　なおヴィジュアルには、渡辺直美やトロイ・シヴァン（Troye Sivan）、シュウ・ペイ（Shu Pei）など多様なキャストを起用した。

ビヨンセとのパートナーシップによる「adidas x IVY PARK」新作発売、愛をテーマに展開

　「ABOUT LOVE」は、ティファニーの新たなクリエイティブディレクションのもと制作された、現代の愛を称えるキャンペーン。時を超えた愛の美しさとその多様な側面を表現すると同時に、現代の愛のあり方について新たなビジョンを提示する。　キャンペーンでは、ジャン＝ミシェル・バスキア（Jean-Michel Basquiat）の作品「Equals Pi」（1982年）を背景にカーター夫妻を撮影。ティファニーが所有する同作品が公の場で披露されるのは今回が初めて。なお、夫妻が着用したドレスやタキシードは、映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが着用したブラックドレスのメーカーでもある「ジバンシィ（GIVENCHY）」が製作した。　「ABOUT LOVE」でビヨンセが着用しているイエローダイヤモンドは、19世紀に発見されたジェムストーンの中でも最も希少性の高い宝石の一つ。1877年に南アフリカで発見された原石を、その翌年に創業者チャールズ・ルイス・ティファニーが購入。ダイヤモンドの権威としてティファニーの地位を確固たるものとした、ブランドの歴史を語る上で欠かせないダイヤモンドだ。総重量128.54カラット・ファセット数82面の「ティファニー ダイヤモンド」がブランドキャンペーンで着用されるのはブランド史上初となる。　夫妻の起用について、ティファニー エグゼクティブヴァイスプレジデント プロダクツ&コミュニケーションズのアレクサンドル・アルノー（Alexandre Arnault）は「ビヨンセとジェイ・Zは、現代のラブストーリーの主役。まさに理想のカップルです。ティファニーは、愛、強さ、自己表現を象徴するブランドとして愛されてきました。こうした価値観を体現するカップルは、二人以外に考えられませんでした」とコメント。　今回公開されたキャンペーンヴィジュアルのほか、映画監督 エマニュエル・アジェイ（Emmanuel Adjei）による映像作品も9月に公開予定。映画「ティファニーで朝食を」の主題歌として広く知られる名曲「ムーン・リバー」をビヨンセがアレンジを加えて歌い、その様子をジェイ・Zがスーパー8 カメラで撮影しているという。

GIVENCHY

Tiffany ＆ Co.

「ティファニー」ビヨンセ＆ジェイ・Z夫妻を起用したキャンペーン発表　バスキアの作品も初公開

　アディダスは昨年4月にビヨンセとのパートナーシップ締結を発表し、「アイビーパーク（IVY PARK）」を再始動。今回のコレクションコンセプトには「THIS IS MY PARK」を掲げ、内面の美しさや強さ、エネルギー、自己肯定力などからインスパイアされ、ポジティブであり続ける素晴らしさを表現するという。カラーパレットにはコーラルやイエローティント、グリーンティント、ダークグリーンなどのヴィヴィッドな色で構成した。　ウェアではスポーツジムからタウンユースまで使えるバリエーションを揃え、ジェンダーレスなサイジングで展開。アクセサリーはベルトやソックス、ハット、ベルトバッグ、ダッフルバッグなどを用意する。　フットウェアはファーストコレクションでも販売した「IVP ULTRA BOOST」「IVP NITE JOGGER」「IVP SUPER SLEEK 72」の3型の新色、「IVP FORUM MID」と「IVP FORUM LO」を含む計6つのモデルを発売する予定だ。

ビヨンセとのパートナーシップによる「adidas x IVY PARK」新作が発売、ヴィヴィッドなカラーで構成

　アディダスは昨年4月にビヨンセとのパートナーシップ締結を発表し、「アイビーパーク（IVY PARK）」を再始動させた。今回のスーパースターはアイビーパーク名義からではなく、アディダス オリジナルスとビヨンセによるアニバーサリーモデルで、シャープなシルエットや二層に重ねてアレンジしたソールなど、ビヨンセのエレガンスと感性を落とし込んだデザインに仕上げられた。価格は税込2万7500円。　アディダスの公式アプリでは9月18日9時30分まで抽選販売への応募を受け付けている。この他「アンディフィーテッド（UNDEFEATED）」や「アトモス ピンク（atmos pink）」「ミタスニーカーズ（mita sneakers）」などの一部店舗や公式オンラインストアで取り扱う予定。

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