7月28日〜8月3日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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「ピエール・カルダン」を展開する小売店Modepark Rötherの共同創業者が急逝、享年61
- ファッション小売企業 Modepark Rötherの共同創業者ミヒャエル・レザー氏が、ドイツ現地時間7月25日に急逝したと海外メディアが報じた。61歳だった。
- 同氏は、弟のトーマス・レザー氏と共に親の会社を引き継ぐ形で1996年に同社を創業。現在はドイツとオーストリアに計51店舗を構え、「ピエール・カルダン」や「トミー ヒルフィガー」「ナイキ」「アディダス」「ビルケンシュトック」などのブランドを取り扱っている。
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プラダグループ24年上半期は売上2桁増、ミュウミュウは93%増の大幅伸長
- プラダグループが、2024年度上半期(2024年1月〜6月)の決算を発表した。売上高は25億4900万ユーロ(約4218億6341万円)で前年同期比17%増となり、「プラダ」の売上は同6%増、「ミュウミュウ」は同93%増と、高い成長率を記録した。
- 多くの地域で二桁の成長となり、特に日本では前年同期比で55%と大きく成長。中東は同20%、ヨーロッパは同18%、アジア太平洋地域は同12%の成長が見られたが、アメリカのみ同7%増の一桁増収となった。
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LVMHのベルナール・アルノー会長がリシュモンの少数株式を取得
- LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)のベルナール・アルノー会長兼CEOが、「カルティエ」などを傘下に置くリシュモングループの少数株式を取得したと海外メディアが報じた。
- 海外メディアによれば、アルノー氏は先月、「ごくわずかな出資だ」と述べる形で今回の投資の事実を認め、一族が所有する上場企業へのより幅広い投資ポートフォリオの一部として実行したと言及。また、今回の投資がリシュモンを脅かすものではないことを強調したという。
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バーニーズ ジャパン新社長発表 Penny Luo氏が就任
- バーニーズ ジャパンが、新たな代表取締役社長にPenny Luo氏が就任したことを発表した。6月に開催された取締役会において決議され、7月1日に着任。新社長の経歴についてはすべて非公表としている。
- バーニーズ ジャパンは、セブン&アイ・ホールディングスに買収され、2015年2月からは同社の完全子会社となっていたが、2023年5月にラオックスホールディングスが全株式を取得。その時点でのバーニーズ ジャパンの代表取締役社長は関口正美氏が務めていた。
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「パパはいつも寝てる」など男性差別的デザインが物議、バースデイ × 加賀美健のコラボアイテムが販売中止へ
- しまむらが展開するベビー・子ども用品専門店「バースデイ」が、アーティストの加賀美健とのコラボレーションアイテムの販売を中止することを発表した。
- バースデイと加賀美健は、2023年から継続的にコラボレーションを実施。今回のコラボでは、「ママがいい」「パパはいつも寝てる」とプリントされたTシャツや、「パパはいつも帰り遅い」の文字をあしらったアクセサリーを発売し、これらのデザインが父親へのステレオタイプによる性差別を助長しているとの指摘がSNSを中心に上がっていた。
- この反応を受け、バースデイは7月29日の発売からわずか1日で販売中止を決定。現在、公式オンラインストアから当該商品は削除されている。
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セレクトショップ「フレッド・シーガル」ロサンゼルス店舗が閉店
- アメリカ西海岸発のライフスタイル複合セレクトショップ「フレッド・シーガル」が、ロサンゼルスの2店舗を閉店したと、海外メディアが報じた。現在は公式ウェブサイトも閉鎖されている。
- フレッド・シーガルは1961年にライフスタイル提案型セレクトショップの先駆けとして、ロサンゼルスにオープン。その後はメルローズやサンタモニカ、ロサンゼルス空港、ラスベガスなどに出店し、多くのセレブリティが顧客となっていることで話題となった。
- 2015年には日本に上陸し、代官山店をオープン。人気を集め、横浜や神戸などにも出店したが、その後運営会社の変更などを経て、2017年に横浜店、2018年に神戸店、2019年に代官山店が閉店し、現在は日本での店舗は展開されていない。
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ビギ創業者 稲葉賀恵の「ヨシエ イナバ」がブランド終了、43年の活動に終止符
- ビギ創業者の一人である稲葉賀恵が手掛けるブランド「ヨシエ イナバ」が、2024年秋冬コレクションをもってブランドを終了すると発表した。店舗に関しても2025年2月までに順次閉店を予定している。
- 同ブランドは、デザイナーの稲葉が1981年にスタート。ブランドコンセプトは「美しさと心地よさにこだわり、トレンドを意識しながらもそれに流されない定番の服」。今年で85歳を迎える稲葉は、自身がブランドに込めてきた想いを貫き通したものづくりが難しくなったことから、創業者兼デザイナーとしてブランド43年の幕を下ろす決断をしたという。
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「アシックス スポーツスタイル」とコラボしたアップゼア、隈研吾、ダブレットのデザインの裏側に迫る
- 6月のパリファッションウィーク期間中、「アシックス」の「アシックス スポーツスタイル」は3日間限定のポップアップストアをオープン。会場では、オーストラリア・メルボルンのセレクトショップ「アップ ゼア」、建築家の隈研吾氏、「ダブレット」、デンマーク・コペンハーゲンのウィメンズブランド「セシリー バンセン」とのコラボレーションモデルをインスタレーション形式で展示・販売していた。
- 今回オープンを記念して、「アップ ゼア」の3人の共同創業者と、隈氏とのコラボを担当した「アシックス スポーツスタイル」統括部デザイン部デザインチームの竹井惇氏、「ダブレット」のデザイナー井野将之氏にインタビューを敢行。それぞれのデザインの裏側に迫った。
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