トップ特集・連載ファッション主要ニュースビギHDを三井物産が買収、シャネルのアーティスティック ディレクターが退任、アパレル大手8社の新卒のリアルを調査…(6/2〜6/8)【5分でわかる主要ニュース】
6月2日〜6月8日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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ジョン スメドレーなどを展開するビギHDを三井物産が買収、完全子会社化
- 三井物産が、「パパス」「マルティニーク」「モガ」「メンズビギ」など国内アパレルブランドを擁するビギホールディングス(以下、ビギHD)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。
- ビギHDは1970年に創業。三井物産とはアパレル製品OEMやブランドライセンスを通じて過去30年以上にわたる取引があり、2018年には、三井物産が33.4%、MSD企業投資が運営するMSD企業投資第一号投資事業有限責任組合(以下、MSDファンド)が66.6%の株式を取得。
- 今回の完全子会社化は、主要事業であるアパレル事業の更なる成長と、ファッション雑貨など周辺事業への拡張を図るために実施。MSDファンドが保有していたビギHDの株式66.6%を三井物産が取得し、持株比率を100%とした。
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ABGが「チャンピオン」の買収を発表、2024年下半期に最終確定
- 米ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループ(以下ABG)が、「チャンピオン」と同社の事業を買収するための協約を締結したと発表した。買収の最終的な確定は2024年下半期になる見通し。
- ABGは、ブランドビジネスの専門知識と多角的な消費者向けプラットフォームを活用することでチャンピオンのライセンスビジネスを推進していくとしている。
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ヴィルジニー・ヴィアールが「シャネル」のアーティスティック ディレクターを退任
- 「シャネル」のアーティスティック ディレクターを務めるヴィルジニー・ヴィアールが、同職を退任すると複数の海外メディアが報じた。後任については近日中に公表されるという。
- 同氏は、1962年フランス生まれ。絹織物の製造業者だった祖父母の影響を受けて演劇の衣装デザインを学んだ後、1987年にカール・ラガーフェルドの勧めを受けてオートクチュールの刺繍のインターンとしてシャネルに入社。1992年にカールとともにクロエに移って5年間クリエイティブに携わった後、シャネルのオートクチュール部門に戻り、2000年からプレタポルテに異動。現在は2019年に逝去したカールの後任として、プレタポルテとオートクチュールの全コレクションを引き継ぎ、クリエイションを指揮していた。
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VFコーポレーションが「ザ・ノース・フェイス」新社長を発表、DKNY元CEOを任命
- VFコーポレーションが、同社展開ブランドである「ザ・ノース・フェイス」の新社長にCaroline Brownを任命した。同氏は6月10日付で就任する。
- Carolineは、「ジョルジオ アルマーニ」でキャリアをスタート。10年以上にわたりマーケティング・コミュニケーションのリーダーとして活躍し、サーキュラーエコノミー分野に特化した投資会社 Closed Loop Partnersで常務取締役、ファッションブランド「ディーケー エヌワイ」および同ブランドを手掛けるダナ キャラン インターナショナルでCEOを務めた。
- 同氏は、2024年2月から5月までVFコーポレーションの社外取締役に従事。今回、ザ・ノース・フェイスの社長就任により、VFコーポレーションの社外取締役を辞任する形となった。
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国内アパレル関連大手24年5月度 好天で夏物好調、UAが2ヶ月連続2ケタ伸長
- 国内アパレル関連大手各社が2024年5月度の既存店売上高を発表した。ユナイテッドアローズやファーストリテイリングの国内ユニクロ事業、しまむら、アダストリアなど多くの企業では、大型連休をはじめ、月を通して天候に恵まれたことで夏物の販売が好調に推移し、前年同月比で増収となった。
- 一方で、好天が災いし、減収となった企業も見られた。
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無印良品初の大規模木造店舗が今秋オープンへ、省エネ性能評価最高ランクを取得
- 良品計画が、「無印良品」初の木造店舗として、佐賀県唐津市の「無印良品 唐津(仮称)」と大分県日田市「無印良品 日田(仮称)」を今秋オープンする。本体工事が完了し、あわせて両店舗が「ZEB」認証を取得したことを発表した。
- 「ZEB」は、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略で、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロかマイナスにすることを目指した建物を指す。4段階のZEBが定義されており、「無印良品 唐津」と「無印良品 日田」は、最高ランクの「ZEB」認証を取得。床面積2000平方メートルを超える大規模木造建築でありながら、最高ランクの「ZEB」認証を取得した物件は国内初だという。
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シーイン、二次流通サイト「SHEIN Exchange」の展開を欧州でスタート
- ファッションブランド「シーイン」が、ブランド専用の二次流通サイト「SHEIN Exchange」の展開を欧州で開始した。まずはフランスでローンチし、今後イギリスとドイツでも段階的に展開していくという。
- SHEIN Exchangeは、再販プラットフォームのリーディングカンパニーであるTreet社とのパートナーシップにより2022年10月にアメリカで展開を開始。既存のアプリ内からアクセスでき、ユーザーが購入済みの各アイテムの横に配置された「販売」のボタンを押すだけですぐに売り出すことができる仕組みで、米国内で420万人が利用しているという。
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OTBグループがメゾン マルジェラなど傘下3ブランドの全商品にデジタル真正性証明書を付与
- イタリアのOTBグループが、2024年秋冬コレクションから、傘下ブランド「メゾン マルジェラ」、「マルニ」、「ジル サンダー」の全商品にデジタル真正性証明書を付与することを発表した。
- 同グループは、グローバルラグジュアリーブロックチェーン「オーラ ブロックチェーン コンソーシアム」のメンバーとして、生産工程にブロックチェーン登録を完全統合。傘下ラグジュアリーブランドのすべての衣服やアクセサリーにNFCチップを挿入することで、高級ブランドのすべての製品についてのデジタル真正性証明書を顧客に提供するという。
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初任給で何買った? 大手8社の新卒にアンケート、ファッション業界の未来を担う24卒のリアルを調査
- コロナ禍の学生生活を経て、歴史的円安や物価高など大きな壁が立ちはだかる新社会人生活──シビアな社会情勢下でファッション業界に飛び込んだ新卒社員はいま何を思う? FASHIONSNAPでは、ファッション業界の今年度の新社会人291人にアンケート調査を実施。初任給の使用用途からファッション観、将来の目標まで、リアルな一面を深掘りした。
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