9月29日〜10月5日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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エディ・スリマンが「セリーヌ」退任へ、後任はフィービー期ディレクター
- LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)が、エディ・スリマンが「セリーヌ」のアーティスティックおよびクリエイティブ、イメージディレクターから退任することを発表した。後任には、フィービー・ファイロ時代のセリーヌでデザイン・ディレクターを10年間務めたマイケル・ライダーが就任する。
- エディ・スリマンは、2000年から2006年まで「ディオール オム」、2012年から2016年まで「サンローラン」のクリエイティブディレクターを務めた後、2018年にフィービー・ファイロの後任として、セリーヌのアーティスティックおよびクリエイティブ、イメージディレクターに就任。以来約7年間にわたって、ウィメンズに加えてメゾン初となるメンズ、クチュール、フレグランスを含むセリーヌの全てのコレクションを指揮してきた。
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LVMHがオフ-ホワイトを売却 取引条件は非公開
- LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)が、フランス時間9月30日に「オフ-ホワイト」を所有するオフ-ホワイトLLCをニューヨークを拠点とするブランド管理会社のブルースターアライアンスLLCに売却したことを発表した。取得額などの取引条件は非公開。
- オフ-ホワイトは、2012年にデビュー。2015年に創業したミラノを拠点とするニューガーズグループの傘下に入り、2019年には親会社であるニューガーズグループとともに「ファーフェッチ」に買収された。LVMHは、2021年にオフ-ホワイトLLCの株式の60%を取得。以降も、ニューガーズグループは運営パートナーとして携わってきた。
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パタゴニアが米本社職員41人のリストラを発表、大規模な組織再編を実施
- アメリカ・カリフォルニアの「パタゴニア」本社が、大規模な組織再編の一環として41人の人員削減を行う。同社CEOのライアン・ジェラート氏が10月1日、自身のLinkedinのアカウントで発表した。
- 人員削減では、本社の従業員の約1%にあたる41人を解雇。ライアン氏はリストラの理由について、「利益を上げているものの、業界の多くの企業が直面しているのと同じ経済的逆風の影響を受けやすい」と説明し、続けて「大規模な組織再編は短期的な成功に不可欠であり、今後50年間の基礎として重要である」と述べた。
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業績不振の「マルベリー」にフレイザーズグループが買収提案、約100億円で
- ファッションブランド「マルベリー」を展開するマルベリーグループ(以下、マルベリー)が9月30日、イギリスのスポーツ用品小売 フレイザーズグループから買収提案を受けたと発表した。マルベリーは翌日、フレイザーズからの提案を拒否すると公表している。
- マルベリーは近年、コストの上昇や英国マクロ経済状況の悪化などにより業績が低迷。2024年度の通期収益は前年の1億5910万ポンドから1億5280万ポンドに減少し、営業損益は前期の1700万ポンドの黒字から2910万ポンドの赤字に転落していた。
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プーマがシーインへの法的措置を検討、100点以上の製品を不正に販売
- 「プーマ」が、ブランドの承認無しに「シーイン」で商品が販売されていることを受け、シーインに対して法的措置を検討しているとドイツのビジネス誌「Wirtschaftswoche」が報じた。
- 同誌によると、ドイツをはじめ、デンマーク、フィンランド、クロアチア、アイルランド、ブルガリなどで使用できるシーインのヨーロッパ市場向けに地域化されたウェブサイト上では、プーマの製品が120点、アディダスの製品が700点掲載され、通常よりも安価に提供されていたという。
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アッシュ・ペー・フランスがブライトンジャパンの完全子会社に、全株取得
- ブライトンジャパンが、8月16日にアッシュ・ペー・フランスの全株式を取得し、完全子会社化した。これにより、ブライトンジャパンはアッシュ・ペー・フランスの事業再生を本格的に支援していくという。取得額は約10億円。
- アッシュ・ペー・フランスは、1985年の設立以来、欧州のインポートセレクトを中心に多岐にわたるファッション関連事業を展開してきた。しかし、近年の業績低迷を受け、2023年2月に東京地方裁判所へ会社更生法の適用を申請。現在は、業績回復および財務改善が進行しており、複数の候補の中からブライトンジャパンが支援スポンサーとして選定された。
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アダストリア、「グローバルワーク」の2030年に向けた事業戦略を発表 海外への積極進出や銀座に初旗艦店出店を計画
- アダストリアが、「グローバルワーク」のブランド30周年記念 事業戦略発表会を開催した。発表会には、木村治代表取締役社長と太田訓執行役員営業第3本部長兼グローバルワーク営業部長が登壇し、アダストリアグループおよびグローバルワークの現状と、2030年2月期に向けた目標と成長戦略について説明した。
- 同社の主力ブランドであるグローバルワークは、2024年2月期通期に過去最高となる売上高516億円を達成。今後は「ブランドメッセージの刷新」「コア商品戦略」「国内店舗の積極出店と増床」「海外戦略」の4つの戦略を軸に、2030年2月期に売上高1000億円の目標達成を目指す。その一環として、2025年春には東京・銀座に初の旗艦店を出店するほか、2025年中にフィリピンやタイへの進出を予定している。
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レガシーを継承、そして前進 新しさを追求した「ドリス」2025年春夏ウィメンズ
- 2025年春夏の「ドリス ヴァン ノッテン」ウィメンズコレクションは、今年6月のメンズコレクションで創設者ドリス・ヴァン・ノッテン自身が退任して以降、初めて発表されたコレクションとなった。ドリスが去った後、これまでの「ドリス」を支えてきたデザインチームが手掛けた初のコレクションをレポート。
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