Fashion スタイル・トレンド

ミラノコレクションで見つけた新作「靴&バッグ」20年春夏 vol.1

 ミラノで9月にウィメンズファッションウィークが開催され、2020年春夏シーズンに向けた新作コレクションが出揃いました。注目したいのは、レザーの本場でもあるイタリアブランドが本領を発揮する「靴」と「バッグ」。ランウェイでも存在感を放っていた新作アイテムを、現地で開かれた展示会で一足早くチェックしました。

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フルラ(FURLA)

FULRA

 まずは「フルラ」から。刷新されたロゴと共に、以前よりもぐっと大人っぽくなった新作コレクションが披露されました。

 形やカラーだけではなく、「F」の留め具がクラシカルな印象を与えています。これはフルラ本社のシンボルであるアーチからインスパイアされて誕生した、新モノグラムの「ARCH」ロゴ。トレンドのワンハンドルバッグやチェーンバッグのほか、シンプルなクロスショルダーバッグにも「ARCH」ロゴがあしらわれ、上品で洗練された雰囲気です。

 シューズは履き口がスクエアカットのミニマルでクリーンなデザインで、安定感のあるヒールが履きやすそう。

 「ARCH」ロゴが特徴の「FURLA 1927」コレクションは、発表と同時に店頭で取り扱いがスタートしていて、国内では銀座店や青山店、神戸店、オンラインなどで購入できるそうです。

 

セラピアン(SERAPIAN)

SERAPIAN

 1928年にステファノ・セラピアンによりミラノで創業したブランド「セラピアン」は、2017年にリシュモングループに加入。新作コレクションの展示会場となったメゾンのショールームは、20世紀初頭に建てられた歴史的な建築物ヴィラ・モーツァルト(Villa Mozart)にあります。外壁は蔦で覆われ、とても雰囲気のある邸宅です。

 ブランドのアイコンは「モザイコ(Mosaico)」と呼ばれる短冊状のレザーを編み上げて作られたバッグ。触ってみないと編み柄だと気づかないほど、歪みがなくフラットに仕上げられており、見事な職人技です。新作として小さいサイズのモデルがラインナップに加わったほか、モザイコをサイドにデザインするなどバリエーションが豊富に。

 そして今回、シーズン素材として初めてストロー素材を使用したバッグが登場しました。涼しげな印象ですが、クロコダイルレザーを組み合わせれば、よりエレガントに。セラピアンの中心価格帯は20万〜50万円。11月には阪急うめだに出店が決定していて、都内でもポップアップを開催するなど、今秋から日本国内で本格的な展開がスタートするとのことで注目です。

 

フェンディ(FENDI)

 陽気なイタリアの夏の日。そんなハッピーでポジティブなムードが漂うのが「フェンディ」の2020年春夏コレクションです。

 ショーの盛り上げに一役買った小物は、ウェアと同じく天然素材のラフィアやレザー、帆布などを、籠のようにざっくりと編んだディテールが特徴です。アイコンの「ピーカブー」もリラクシングなデザインで、普段とは違った表情に。60年代を彷彿とさせるレトロポップなフラワー柄もポイント。スクエアトートに取り付けられたビーズの小物入れは、ミニサイズながら留め具には「FF」ロゴが施されています。

▶︎FENDI 2020年春夏コレクションの全ルックを見る

 

ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)

 33歳の新鋭デザイナー ダニエル・リー(Daniel Lee)がクリエイティブディレクターに就任してから勢いを増す「ボッテガ ヴェネタ」(以下、ボッテガ)。今シーズン、各都市のファッションウィークのオフランウェイでもボッテガのバッグやシューズの支持率が高く、イタリアブランド勢の中でもめきめきと頭角を現しています。そんなボッテガの新作レザーグッズは、今シーズンも形・カラー・素材といったバリエーションの多さに驚かされます。

 先シーズン登場したメロンパンのようにぷっくりとしたフォルムが特徴のマトラッセシューズはアップデートし、さらに編み目の細かいシェイプに。ブランドのアイコンであるイントレチャートの手法でレザーが編まれ、ミドルパートがメタルになっているデザインもセンシュアル。

 ダニエル・リーは今回、コレクション全体を通してイントレチャートの再解釈に取り組んだといい、結び目や編むことで生まれるねじれなどを、様々なアイテムのディティールに取り入れています。バッグやシューズも同様に、フラットなタイプから立体的な編み、編み目の細かいものからざっくりとしたものまで、イントレチャートの多様な表現が見て取れます。

 また、持ち手がデフォルメされビッグサイズの斜めがけバッグに変身した「ザ・アルコ」や、天然素材の石や木のボックスバッグがユニーク。カラーラインナップも豊富で、チョコレートカラーやブラック、赤みがかったブラウン、オレンジなどが登場します。また、キーカラーの一つであるベージュについていた色名は「タピオカ」。ミルクティーの色に似ているからでしょうか?

 ▶︎BOTTEGA VENETA 2020年春夏の全ルックを見る

後編に続く▶︎▶︎

※掲載商品は現時点で販売および日本での展開未定。(一部除く)

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